商品の魅力を英語でどう伝えればいいの?
どう説明すれば商品購入につながるのだろう?
英語に自信がなくても、お客様への商品説明はしっかりとしたいものです。
この記事では、お客様の要望を丁寧に汲み取ったセールストークの英語フレーズをご紹介します。
自然なセールスのポイントやコツも合わせてお伝えするので、突然の外国人のお客様との接客にも自信を持って対応できるはずです。
商品価値を伝える効果的な英語フレーズ
ただの商品説明ではなく、なぜお客様にこの商品がおすすめなのかをお伝えすることで、購入の納得感が増します。
ここでは、商品の特徴を簡潔かつ魅力的に伝える英語フレーズを3つご紹介します。
This is perfect for 〜(〜にぴったり)
肌質や肌悩みの改善に役立つことを伝えるフレーズです。例えば “for dry skin(乾燥肌にぴったり)” でなど、肌の状態に合わせたトークができます。
【会話例】
最近肌がくすんでいるんです。何かおすすめはありますか?
このセラムはビタミンCとナイアシンアミドが含まれており、肌に明るさを出すのにぴったりです。
This helps with 〜(〜に効果的)
肌の特定の悩みや問題に対する効果を強調するフレーズです。製品の具体的な効能を伝える際に使用します。
【会話例】
目の下のクマをどうにかしたいんです。
このコンシーラーはクマを隠すのに効果的です。クリーミーで長時間くずれにくいです。
This is made with ~(~から作られている)
製品の成分や原材料を紹介するフレーズです。天然成分や特別な原料をアピールする際に効果的です。
【会話例】
このクリームには何が入っていますか?できるだけナチュラルなものが好みです。
こちらは自然由来の成分から作られており、オーガニックのアロエとシアバターが配合されています。
お客様のニーズに寄り添う比較や提案フレーズ
同じ商品でも、使い心地や微妙な色の違いに迷うお客様は少なくありません。
そんなとき、商品の特徴をわかりやすく伝えることで、選びやすくなり購入の後押しができます。
ここでは、製品の比較や色味の提案に役立つフレーズをご紹介します。
質感の違いを説明する場合
2つのテクスチャーがある商品を紹介する場合には、以下のように説明しましょう。
この2つのクリームの違いはなんですか?
こちらはリッチタイプ、そしてこちらは軽めのタイプです。
そうなんですね。ベタつかないタイプが良いです。
では、軽い方をおすすめします。
比較して似合う色を提案する場合
2つの商品を比較してお伝えする時は、“better than~” を使って表現できます。
先ほどのピンクも良かったですが、もう少し落ち着いた色も見てみたいです。
では、この色味はいかがでしょうか?
It complements your skin tone better than the previous one.
先ほどの色より肌のトーンに合いますよ。
本当ですね。確かに肌なじみが良いです。
別の商品を提案する場合
お客様が試したアイテムに満足されていない様子なら、以下のようなフレーズで別の商品をご提案しましょう。
“more” を使うことで “more hydration(より保湿力を)” や “more shine(よりツヤ感を)” など、さまざまなニーズに合わせたご案内ができます。
このリキッドファンデーション、いかがですか?
軽くて付け心地はいいんですが、もう少しシミをカバーできるといいなと思います。
もっとカバー力をお求めなら、このファンデーションの方がお好みかもしれません。
お得な特典を英語で伝える表現
お得な情報や特典は、購入の決め手になることが多いものです。
ここでは特典やキャンペーン、限定品などを案内する際に使える英語表現をご紹介します。タイミングよく特典情報を伝えることで、購入を後押しすることができるでしょう。
お得なセット
今ならクレンザーと化粧水が20%オフになるセットをご用意しています。
このセットには現品サイズの製品と無料のポーチがついています。
限定品
こちらは今シーズンだけの限定品です。
このコラボレーションコレクションはすぐに売り切れる見込みです。
日本限定商品
これは日本限定の商品です。
残念ながら、この商品は日本の店舗でしか購入できません。
スムーズなクロージングの英語対応
ここでは購入を促すクロージングの表現と、お客様が迷われた場合のフォローアップのフレーズをご紹介します。
スムーズな会計と次回来店につながるような対応を心がけましょう。
購入を促すフレーズ
商品購入に前向きなお客様には、以下のようなお声かけをしてプッシュしてみましょう。
すごく気に入りました。
ぜひ今日から試してみませんか?
お包みしましょうか?
今日は特別な割引がございます。ご利用されますか?
迷われたお客様へのフォローアップ
商品を買うかどうか迷っているお客様には、サンプルのご案内や次回の来店につながるような声かけが効果的です。
う~ん、どうしようかな……。
まずサンプルをお試しになりますか?
またいつでもお気軽にお立ち寄りください。
お時間をいただきありがとうございます。お気が変わりましたらまたお越しください。
まとめ
英語でのセールストークは難しく感じるかもしれませんが、基本的なホスピタリティを表現する英語フレーズを覚えておけば十分に対応できます。
この記事で紹介したフレーズとコツを徐々に実践することで、外国人のお客様に自信を持って接客できるようになります。
とはいえ、忙しい業務の中で英語学習も……となると難しいですよね。
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