ビジネスでは、「確認してほしい」「返事がほしい」「そろそろ対応してほしい」と思う場面が必ずあります。ただし英語では、日本語の感覚で催促すると、想像以上に強く、あるいは冷たく伝わってしまうことも少なくありません。

大切なのは、相手への配慮を示しつつ、こちらの必要性もきちんと伝えること。

この記事では、英語ビジネスメール・メッセージ(Slack・Teams・Chatworkなどのビジネスチャットで使う短い英文)で使える控えめな依頼からやや強めの依頼まで、実務で本当に使えるフレーズをシーン別に紹介します。

この記事の3行まとめ(AI要約)

  • 英語で対応依頼や催促をするときは、相手への配慮を示しながら、必要性や期限を明確に伝えることが大切です。
  • Just following up on ~ や I would appreciate it if you could ~ など、柔らかく自然に催促できる定番表現を使うと、失礼な印象を避けられます。
  • 急ぎの場合でも、命令調ではなく「理由+依頼」の形で伝えることが、スムーズなビジネスコミュニケーションにつながります。

件名の例(まずはここが重要)

英語のビジネスメールの書き方とは?!ルールや注意点を解説!

対応依頼や催促では、件名で用件が一目で分かることが重要です。

Reminder – Outstanding Invoice #67890 (Due April 30)
(リマインダー:未払いの請求書 #67890〈4月30日期限〉)

Urgent: Request for Receipt Issuance
(緊急:領収書発行のご依頼)

※「Reminder」「Urgent」を使う場合は、本文で丁寧さを補うのがポイントです。

reminder=「something that makes you think about or remember」(Oxford Learners Dictionaries

urgent=「that needs to be dealt with or happen immediately」(Oxford Learners Dictionaries

対応依頼の基本フレーズ

対応をお願いする際は、いきなり用件を突きつけるのではなく、
「確認」「フォローアップ」という形で切り出すと、相手に与える印象がやわらぎます。

 Could you please review ~ ?

(~をご確認いただけますでしょうか)

Could you please review the attached documents?
添付書類をご確認いただけますでしょうか。

Just following up on ~

(~について確認のためご連絡します)

Just following up on my previous email regarding the proposal.
提案書について、先日のメールのフォローです。

I wanted to check if ~

(~かどうかを確認したく、ご連絡しました)

I wanted to check if you had a chance to review the draft.
草案をご確認いただけたか確認したく、ご連絡いたしました。

Could you please confirm ~ ?

(~をご確認いただけますでしょうか)

Could you please confirm that you received my email sent on Monday?
月曜日にお送りしたメールをご確認いただけますでしょうか。

I was wondering if you had received ~

(~は届いておりますでしょうか)

I was wondering if you had received the file I sent last week.
先週お送りしたファイルは届いておりますでしょうか。

Please let us know the current status ~

(現状をお知らせいただけますでしょうか)

Please let us know the current status regarding the request below.
下記の件について、現状をお知らせいただけますでしょうか。

 As the deadline is approaching, ~

(締め切りが近づいているため)

As the deadline is approaching, we would appreciate your update.
締め切りが近づいているため、進捗を共有いただけますと幸いです。

控えめに対応依頼する場合

英語で「ご助力お願いします」とシンプルに依頼

相手との関係性を重視したい場合や、初回のリマインドでは、控えめに柔らかく依頼する表現を使うのが安心です。

I would like to remind you that ~

(念のためご連絡いたしました)

I would like to remind you that I have not yet received your response.
まだご返信をいただいていないようですので、念のためご連絡いたしました。

This is just a friendly reminder that ~

(念のためのご連絡です)

This is just a friendly reminder that I’m waiting for your reply.
お返事をお待ちしている件についての、念のためのご連絡です。

I would be grateful if you could ~

(~していただけると幸いです)

I would be grateful if you could let us have your answer on this matter.
本件につき、ご回答をいただけますと幸いです。

We look forward to your response.

(~のお返事をお待ちしております)

We look forward to your response to our email sent on May 10.
5月10日にお送りしたメールへのご返信をお待ちしております。

I am still expecting your response.

(お返事を引き続きおまちしています)

I am still expecting your response regarding this issue.
本件について、引き続きお返事をお待ちしております。

強く対応依頼する場合

期限が迫っている場合でも、命令調は避けるのが基本です。強さは「状況説明」と「必要性」で表現します。

「早めに」

 Your early reply would be greatly appreciated.
お早めにご返信いただけますと幸いです。

「できるだけ早く」

I would appreciate it if you could ~ at your earliest convenience.
(できるだけ早く~いただけると幸いです)

I would appreciate it if you could respond at your earliest convenience.
できるだけ早くご返信いただけますと幸いです。

「早急に」

We kindly ask for your prompt response to this matter so that we can proceed as scheduled.
予定どおり進めるため、本件につきまして早急にご対応いただけますと幸いです。

「緊急に」

I would appreciate your immediate attention to this matter.
本件につき、迅速なご対応をお願いいたします。

I would be grateful if you could get back to us as soon as possible.
至急ご返信いただけますと幸いです。

ビジネスメッセージ(チャット)の場合は?

英語ビジネスメッセージ(チャット)のフレーズ

チャットでは、簡潔に・柔らかくが基本です。ただし、簡潔過ぎると冷たく見えるため、クッション表現を忘れずに。

【控えめな依頼】
Hi Alex, just following up on my previous message regarding the invoice.
Could you let me know the current status when you have a moment?


アレックスさん、請求書の件で以前お送りしたメッセージについて確認です。
お手すきの際に、現在の状況を教えていただけますでしょうか。

【急ぎの場合】

Hi Sarah, this is a quick reminder about the document we discussed.
As the deadline is approaching, I’d appreciate it if you could get back to me today.


サラさん、先日お話しした書類についてのリマインドです。
期限が近づいているため、本日中にご返信いただけると助かります。

まとめ

対応依頼や催促の英語表現は、「急いでほしい」という意思を、相手に失礼なく伝えるための技術です。ビジネスでは、期限や進行に影響が出る前に、適切なタイミングでリマインドすることが欠かせません。

ポイントは、直接的な命令ではなく、理由や状況を添えて急ぎを伝えること。
場面に応じた表現を選び、「対応依頼」の意思をきちんと伝えることが、スムーズなビジネスにつながります。。

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anna 英語教育コンテンツライター / English Education Content Writer
新聞記者としての取材・執筆経験を経て、英語教育分野を中心に活動するライター。英文学専攻および国際交流経験を活かし、英語学習や異文化理解に関する情報を発信している。