マカオでは英語はどのくらい通じるのでしょうか?本記事では、マカオの観光スポットやカジノで使える英語表現、マカオの場所やアクセス情報、さらに香港との言語の違いまでわかりやすく解説します。

この記事の3行まとめ(AI要約)

  • マカオは香港から西に約60kmの位置にあり、ポルトガル統治の歴史を持つ中国の特別行政区です。
  • マカオでは英語は補助的な言語にすぎず、基本的にあまり通じません。日常は広東語、公的な場では普通話が使われています。
  • 世界遺産やグルメに加え、コタイ地区の大型カジノリゾートが魅力で、チップの購入・換金やゲーム中に使える英語フレーズも覚えておくと安心です。

マカオはどこにある?

マカオはどこにある?

マカオは南シナ海に面し、香港から西に60㎞の位置にあります。中国本土に接するマカオ半島とタイパ島、コロアン島、そして2つの島をつなぐ人工埋め立て地のコタイ地区から成り、面積は東京23区よりやや小さく、約33平方キロメートルです。マカオはポルトガルに統治されて以降、1999年から中国の特別行政区となっています。

香港からマカオへはフェリーで1時間ほど、バスで40~50分ほどです。香港とマカオの間は香港–珠海–マカオ大橋(Hong Kong–Zhuhai–Macau Bridge, HZMB)という、世界最長の海上橋で結ばれています。

マカオの言語事情

マカオの人口の約95%は中国系で、多くの人が中国広東省で使われている広東語を母語としています。中国全土で使われている中国語(普通話)とは漢字を共有しているため文章はある程度理解できますが、普通話は学校教育で必修科目となっています。

言語事情は香港とよく似ており、日常会話では広東語を使用し、公的な場では普通話が使われます。香港はイギリスに、マカオはポルトガルに統治されていた歴史があるため、香港では英語が、マカオではポルトガル語が公式言語のひとつになっています。マカオでは英語は観光地やビジネスシーンで使われる補助的な言語にすぎないため、基本的に英語はあまり通じないと考えておきましょう。

マカオでおすすめの観光

マカオでおすすめの観光

マカオは中国文化とポルトガル文化が融合した独特の観光都市で、カジノだけでなく歴史やグルメも楽しめる都市です。

マカオ半島の世界遺産

中国の珠海と陸続きのマカオ半島はポルトガルに統治されていた歴史を持ち、1999年から中国の特別行政区となっています。ヨーロッパ風の街並みや教会が多く残っています。

聖ポール天主堂跡(Ruins of St. Paul’s)

16世紀に建立された大聖堂のファサード(建物正面の壁面)のみが残る遺跡です。火災で焼失した後も石造りの壁は壮麗で、マカオを象徴する観光名所となっています。歴史的建築と宗教文化の融合を象徴する建造物として評価されています。

セナド広場(Senado Square)

マカオ半島中心部にある石畳の広場で、ポルトガル統治時代の建築が並びます。噴水やタイル模様が美しく、歴史地区の文化・商業の中心として観光客に人気です。文化的景観として世界遺産に登録されました。

聖オーガスティン教会(St. Augustine’s Church)

16世紀に建てられた、バロック様式の装飾が特徴のカトリック教会です。マカオにおける宗教文化と中国文化の交流を示す重要な建築物で、地域の信仰と歴史を象徴しています。

仁慈堂(Mandarin’s House)

清朝末期の官僚の邸宅で、伝統的な中国庭園と建築様式を保持しています。約60の部屋と中庭があり、マカオにおける華人文化や家族制度、建築技術を知ることができる貴重な文化財です。

聖ドミニコ教会(St. Dominic’s Church)

1587年創建のカトリック教会で、バロック様式の外観と内部装飾が見どころです。マカオの宗教活動の中心であり、隣接する修道院や博物館とともに、マカオの宗教・文化史を伝える重要な世界遺産です。

グルメ

マカオでは、中国文化とポルトガル文化が融合した独特の食文化を楽しめます。代表的なグルメを紹介します。

エッグタルト(Portuguese Egg Tart)

サクサクのパイ生地に卵カスタードクリームを入れたマカオ名物です。冷めてもおいしいですが、焼きたては特に絶品です。

ポルトガル風チキン(Galinha à Portuguesa)

スパイスとトマトソースで煮込んだチキン料理で、ポルトガルにはない、マカオ料理の代表的メニューです。

アフリカンチキン(African Chicken)

ココナッツミルクとピリ辛ソースで煮込んだ鶏料理で、大航海時代に各地から持ち込まれた香辛料を使ってマカオで完成したと言われています。

カジノリゾート

マカオ半島の南部に位置するタイパ島とコロアン島は、人工地区であるコタイ地区でつながっています。コタイ地区には世界最大級のカジノリゾート「ヴェネチアン・マカオ」や「シティ・オブ・ドリームス」などがあります。約5km²のエリアに観光客向けの大型娯楽施設観光客向けの大型娯楽施設、ショッピングモールがひしめく大型リゾート・カジノ街となっています。

カジノで使う英語

カジノで使う英語

ここからは、カジノでよく使う英語フレーズをご紹介します。

1. チップを買う(テーブルゲーム)

チップとは、カジノで使うお金の代わりのコインです。カジノでゲームを始める前に、チップを購入します。

Aさん

I’d like to buy in for $100.

100ドル分チップをください。

Aさん

Can I get $50 in chips?

50ドル分チップもらえますか?

Aさん

Change, please.

チップを崩してください。

change

smaller units of money given in exchange for larger units of the same amount

お金を崩したときの小銭(釣り銭・両替された小額のお金)

CHANGE | Cambridge Dictionary

2. ゲーム中によく使う英語

ブラックジャック

ブラックジャックは、プレイヤーとディーラー(カジノ側)が 21に近い数字を作るカードゲームです。プレイヤー同士が勝負するのではなく、プレイヤーとディーラーと勝負します。ルールがシンプルで、カジノゲームの中でも還元率の高いゲームです。

ブラックジャックの基本の流れ

プレイヤーは最初に賭け金(ベット)を置く。

プレイヤーとディーラーに カードが2枚ずつ配られる。

プレイヤーはカードを増やすか止めるかを選ぶ。合計が 21に近い方が勝ち。

Aさん

Hit.

(カードを)もう1枚ください。

Aさん

Stand.

もうカードはいりません。

Aさん

Double down.

ダブルします。(掛け金を2倍にしてカードを1枚だけもらう)

Aさん

Split.

スプリットします。(同じ数字のカード2枚を 2つの手に分けてプレイする)

ルーレット

ルーレットは、回転するホイールにボールを投げ入れ、どの数字のポケットに入るかを当てるカジノゲームです。プレイヤーは数字や色などにお金を賭けます。大きく勝つチャンスがあります。

ルーレットの基本の流れ

プレイヤーがチップを置いて賭ける。

ディーラーがホイールを回す。

ボールをホイールに投げる。

ボールが止まった数字で勝敗が決まる。

Aさん

I’ll put $10 on red.

赤に10ドル。

Bさん

$20 on number 17.

17番に20ドル。

Aさん

No more bets.

(ディーラーが言う)もう賭けられません。

3. チップを換金する

カジノを出る前に、ゲームで獲得したチップを換金します。

Aさん

I’d like to cash out.

Where is the cashier?

換金したいのですが、キャッシャーはどこですか?

cash out

to accept money in exchange for something that represents value

価値を持つものと引き換えにお金を受け取ること

CASH OUT STH | Cambridge Dictionary

4. ディーラーにチップを渡す

カジノではディーラーにチップを渡すのが一般的です。必須ではありませんが、勝ったときやサービスが良いときに渡すのがマナーとされています。自分がゲームに勝ったとき、席を離れるとき、ドリンクを持ってきてもらったときなどのタイミングに渡すのがスマートです。

 

Aさん

This is for you.

これはあなたに。(ディーラーにチップを渡す)

まとめ

マカオは中国文化とポルトガル文化が融合した観光地で、世界遺産やグルメ、コタイ地区の巨大カジノリゾートが魅力です。英語は観光やビジネスで補助的に使われています。カジノに行くときは、よく使う英語表現を覚えて、スマートに楽しめるでしょう。

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domyoji 英語学習ライター / English Learning Writer
TOEIC925点を取得し、外資系企業で英語Webサイトやeラーニング教材の制作に携わった経験を持つライター。実務経験を活かし、英語学習やビジネス英語に関する情報を発信している。