多くの人にとって、社会人留学は大きな挑戦。会社を休職したり、退職して挑むことになるからです。
だからこそ、実りのある後悔のない留学にしたいですよね。
そこで今回は、30代でカナダに社会人留学(Co-op留学)をした経験のある筆者が、社会人留学で後悔しないためにできる準備を6つ紹介します。
この記事を読み、充実した留学生活&帰国後のスムーズなキャリアアップ・キャリアチェンジにつなげてください!
この記事の3行まとめ(AI要約)
- 社会人留学で後悔しないためには、留学の目的とゴールを明確にすることが最も重要で、計画変更に備えたプランBも用意しておくと安心。
- 英語力や資金をできるだけ準備してから渡航することで、現地での学びや生活の質が大きく向上し、時間やお金のロスを防ぎやすくなる。
- 留学先や学校選び、帰国後のキャリア設計まで事前に考えておくことが、留学経験を将来につなげるポイントになる。
1. 留学の目的・ゴールをハッキリさせる(最重要)

一番重要なのは、留学の目的とゴールをハッキリさせることです。
「なんとなく」は後悔しやすい
「なんとなく」で留学するのがダメなわけではありません。
しかし、キャリアを中断し、貴重な時間とお金を使ってする留学に無計画で挑むのはリスキーです。
「もっと計画してから留学すればよかった」は、留学生がよく口にする後悔の言葉です。
なぜ留学したいのか、留学後に何を得たいのか
ポイントは、
- なぜ留学したいのか
- 留学後に何を得たいのか
を明確にすることです。
これさえハッキリしていれば、留学生活で挫けそうになっても、気持ちや計画を立て直すことができるでしょう。
プランBも考えておく
しっかり計画を立てても予想外のことが起こるのもまた、留学です。
私の経験では、
- 学費が途中で値上がりする
- 住んでいる場所を理不尽に追い出される
- プログラムが自分に合わないと気づく
など、当初の留学計画を揺るがすさまざまな問題が発生しました。
これは珍しいことではありません。だからこそオススメしたいのはプランB(本命の計画が頓挫した時の代替案)を考えておくことです。
複数の計画があるだけで、心に余裕が生まれますよ。
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2. 英語力を「上げてから」いく
次にできる準備は英語力を上げることです。
行ってから学ぶのでは遅い
英語を「学びに」行くんじゃないの?
と思うかもしれませんが、それでは遅いです。
語学学校に行くにしても、相手の言っていることがある程度わかる状態で行くのがオススメです。
英語をまったく話せなければ、生活するにも友達を作るにも時間がかかり、最初の数ヶ月はあっという間に過ぎていってしまうでしょう。
それが「時間を無駄にした」という後悔のもとになるのです。
実践の場として海外を「使う」
社会人留学は英語を1から学ぶ場ではなく、学んだ英語を使う実践の場だと捉えるのがオススメです。
そうすれば、留学序盤からホストファミリーや友人と会話を楽しめますし、仕事を見つけるのも容易になります。
日本にいるうちから英会話を習慣にしているだけでも、現地の生活はだいぶ楽になりますよ。
最低限、中学・高校の文法は復習を
ここまで読んだあなたは「どれくらい英語力を上げればいいの?」と思うかもしれません。
あればあるほどいいですが、最低限中学・高校の文法は復習しておくといいと思います。
最近は、中学や高校の文法を総復習できるテキストがたくさん売っています。
1冊用意して内容を思い出しつつ、それを英会話でアウトプットして体に覚え込ませるといいでしょう。
3. お金を貯めていく

次にできる社会人留学の準備は、お金を貯めることです。
思ったよりもお金がかかることが多い
留学は、見積もり以上にお金がかかることが多いです。
例えば、
- 急な病気で一時的に出費がかさむ
- 学費が値上がりする
- 交際費でお金を使い過ぎてしまう
などです。
こういった出費をあらかじめ予想しておき、見積もり+アルファの資金を用意しておくのが理想です。
資金はあればあるほどいい
資金はあればあるほどいいです。
必要になるのは、
- 飛行機チケット代
- 滞在費
- 現地交通費
- 現地食費
- 通信費
- 学費
- 保険
- ビザ申請費
- 交際費
- 雑費(生活用品代、美容代など)
などです。まずは各項目でいくらくらいかかるか見積もりをしてみましょう。
留学生のブログや現地留学エージェントが公開している留学費用を参考にしてみてください。
現地ですぐアルバイトできるとは限らない
ワーホリで働くから資金は最低限にする!
という人もいますが、オススメしません。
すぐ仕事が見つかるとは限らないからです。
仕事の応募方法も面接も、日本とは異なります。
最初の数ヶ月は無職でも生きられるようお金を準備しましょう。
4. 滞在国について学んでおく
社会人留学前に滞在国について学んでおくことも忘れずに。
想像していたのと違う海外生活?
私はカナダのバンクーバーに留学していましたが、「留学生や移民が多く“ネイティブ”に出会えない」と漏らしている人を度々目にしました。
そもそもカナダは移民大国です。特にバンクーバーは留学生や移民が多く押し寄せる都市なので、留学生や移民にたくさん会うのは当たり前です。
「カナダは〇〇人が多そう」などとイメージだけで留学先を決めると、ギャップに驚く可能性があります。
雰囲気や天気は体調に影響する可能性がある
それから、街の雰囲気や天気が体調やメンタルに与える影響は意外と大きいです。
日照時間や平均気温、降水量、湿度といった要素に敏感な人は、滞在予定国(都市)の気候を調べておくと後悔を減らせます。
ルールやマナーも確認しておく
また、滞在国や都市の基本的なルールやマナーも確認しておくと、スムーズに現地生活を送れます。
例えば、
- 交通ルール
- 食事マナー
- 挨拶に関する常識
- タブーな行為
などを軽くでもいいので調べておくと安心です。
5. 目標達成に最適な国・学校・プログラムを選ぶ

次にできる社会人留学の事前準備は、自分にとって最適な国・学校・プログラムを選ぶことです。
何が最適かは、最初に挙げた「自分の留学の目標」によります。
なんとなくで英語圏を選ばない
一言で「英語圏」といってもたくさんの国がありますし、歴史、国民性、治安、気候などもまったく異なります。
- 学校・プログラムの多さや質
- 日本人の少なさ
- 生活費の安さ
- 治安のよさ
- ビザの取りやすさ
など「自分にとって優先順位の高い」項目に照らして、最適な国を選びましょう。
学校選びで後悔する人は多い
私がたくさんの留学生と接する中で気づいたのは「学校選び」で後悔している人の多さです。
- 講師のやる気がない
- クラスに日本人しかいない
- 就職のサポートが手薄
などさまざまな不満を聞きました。
「ハズレ」の学校を選ばないためにできることは「公式サイト以外で口コミをチェック」することです。
学校のサイトでは、生徒からの口コミを載せていますが、いいことしか書かれていません。Googleマップ上で生徒にいい口コミを書いてもらうよう操作している学校もあります。
できれば実際に通ったことがある人をSNSなどで見つけて話を聞いてみるといいですね。個人ブログもオススメです(※ただし、筆者の主観が混ざっていることに注意)。
英語でリサーチするとより多くの情報が得られる
さらに詳しく留学先のリサーチをしたいなら、「日本語より英語で」調べましょう。
得られる情報の量が段違いです。
英語に自信がなくてもAIや翻訳アプリを使えばリサーチは難しくありません。
6. 帰国後のキャリアプランを考えておく

最後に挙げる準備は、帰国後のキャリアプランを考えておくことです。
多くの人は社会人留学後に復職・転職すると思います。
留学経験が評価されるとは限らない
一つ念頭に置いておきたいのは、留学経験が必ずしも評価されるとは限らないということです。
企業・面接官によっては「遊んできただけ」と偏見を持っていることもあります。
それを前提に、渡航前からある程度キャリアプランを考えておくことをオススメします。
何を学んで仕事にどう活かせるか論理的に説明できるように
もしも転職面接を受ける場合は、
- 留学で何を学んだか
- それはその会社でどう活かせるのか
を論理的に説明できるよう、準備をしておきましょう。
留学前の段階ではまだ完璧にはわからないと思いますが、なんとなくイメージはできるはずです。
職歴(実績)を残せておくとベスト
社会人留学では、実績が評価されます。
留学での成果を数値や現地での就業経験で示せればベストでしょう。
そのためにも、留学前から現地での仕事の探し方、探し始める時期などを明確にしておくと良いです。
まとめ
今回は、社会人留学を経験した筆者が、留学で後悔しないために事前に準備できることを6つ紹介しました。
- 留学の目的・ゴールをハッキリさせる
- 英語力を「上げてから」いく
- お金を貯めていく
- 滞在国について学んでおく
- 目標達成に最適な国・学校・プログラムを選ぶ
- 帰国後のキャリアプランを考えておく
社会人留学はしっかり準備することで、いくらでも充実させることができます。
どうか後悔のないように、日本にいる間にコツコツと準備を進めてください。
