週に何回もレッスンを受けているのに、子どもの英語が伸びている気がしない。レッスンが終わった瞬間に画面を閉じて、次のレッスンまで英語にはいっさい触れない。そんな「受けっぱなし」の状態に、心当たりのある方は少なくないはずです。
Kimini英会話が2026年6月に実施した有料会員実態調査(有効回答940件)を見ると、この状態はむしろ多数派に近いことがわかりました。そして、レッスンの前後に予習・復習を持ち込んでいる家庭とそうでない家庭では、満足度も「続けられている実感」も、はっきり差がついていました。
この記事では、940人の回答データをもとに「受けっぱなしのまま止まってしまう家庭」と「予習復習を始めて変わった家庭」の違いを整理します。親が横について教え込む話ではなく、子どもが自分で回せるようになるまでの現実的な手順としてまとめました。
この記事の3行まとめ(AI要約)
- 読む・書く・語彙・文法のいずれかを「特にやっていない」会員は53.7%(n=940)で、レッスン受けっぱなしはむしろ多数派に近い状態でした。
- レッスン外の4分野すべてで何かしている層は満足95.4%、3〜4分野が手つかずの層は88.0%と差があり、「何をやればいいかわからない」も8.5%対15.8%で開いています。
- 続いている家庭がしていたのは教えることではなく段取り作りで、予習動画5分・当日の教材をもう一度開く・録画で週1回振り返る、の3つに集約されました。
レッスンを受けっぱなしにしている家庭は、決して少数派ではない
調査では、リーディング・ライティング・語彙・文法の4つについて「今どのような方法で勉強していますか」と尋ねています。このうち1つ以上で「特にやっていない」を選んだ人は940人中505人、全体の53.7%でした。4つすべてで「特にやっていない」と答えた人も84人(8.9%)います。
つまり、半数以上の会員が「レッスンの時間は英語をやっているが、それ以外の面はほぼ手つかず」という状態にあります。うちだけが怠けている、という話ではありません。
レッスン外の学習(読む・書く・語彙・文法)で「特にやっていない」を選んだ数
0個(4つとも何かしている) 46.3%
1〜2個 34.1%
3〜4個(ほぼ受けっぱなし) 19.6%
| 「特にやっていない」の数 | 人数 | 割合 |
|---|---|---|
| 0個(4つとも何かしている) | 435人 | 46.3% |
| 1〜2個 | 321人 | 34.1% |
| 3〜4個(ほぼ受けっぱなし) | 184人 | 19.6% |
※満足度・NPSは「Kimini英会話 有料会員実態調査2026」(2026年6月実施・有効回答940件)に基づく自社調査の結果で、いずれも継続中の会員の自己申告によります。調査の対象・時期により結果は異なる場合があります。
もう一つ、受けっぱなしを裏づける数字があります。「1回あたりの学習時間はどれくらいですか」という設問で、25分程度と答えた人が679人(72.2%)。Kiminiのレッスン1回とほぼ同じ長さです。多くの家庭で、レッスンの25分がそのまま学習時間の全部になっている計算になります。
予習復習の有無で、すすめたい気持ちはここまで変わる
ここで使うのがNPS=顧客推奨度(友だちや知り合いにKimini英会話をすすめたいと思う気持ちを数値化した指標)です。レッスン外で「特にやっていない」が何個あるかでグループを分けると、スコアははっきり分かれました。
レッスン外の学習量で見るNPS(Kimini英会話をすすめたいと思う気持ちのスコア)の差
0個(4つとも何かしている) 59.8
1〜2個 43.0
3〜4個(ほぼ受けっぱなし) 39.7
| グループ | 人数 | NPS | 満足(非常に満足+やや満足) |
|---|---|---|---|
| 0個(4つとも何かしている) | 435 | 59.8 | 95.4% |
| 1〜2個 | 321 | 43.0 | 93.8% |
| 3〜4個(ほぼ受けっぱなし) | 184 | 39.7 | 88.0% |
満足度も、受けっぱなしに近づくほど下がります。95.4%から88.0%へ、7ポイント以上の差です。レッスンの質は同じはずなのに、レッスンの外側の使い方で受け取り方が変わっている、と読めます。
予習の動画を見てから授業を受けると理解しやすいようで、子どもが「これなら続ける」と言ってくれました。以前のサービスでは内容を理解できないままレッスンが終わってしまうことが多かったので、そこが一番の違いです。
※アンケート回答を再構成した一例です。(利用歴4〜6ヶ月・小学生の保護者)
「何をやればいいかわからない」が減るのは、教材を持ち帰った家庭
学習を続ける上での一番のハードルを尋ねた設問で、「何をやればいいかわからない」を選んだ人は全体で102人(10.9%)でした。ところがこの比率は、レッスン外の学習量で大きく変わります。
レッスン外の4分野すべてで何かしている層では8.5%。一方、3〜4個が「特にやっていない」層では15.8%と、約1.9倍です。迷いは、やる気の問題というより、手元に決まった素材があるかどうかの問題である可能性が高いということです。
実際、リーディング・ライティング・語彙・文法のうち3〜4分野でKiminiの教材を使っている人(392人)は、NPSが59.4、満足が96.2%。ひとつも使っていない人(265人)はNPSが41.5、満足が91.7%でした。子ども向けのコース選びについてはこちらの記事でも触れていますが、レッスンで扱った教材をそのまま家庭学習に転用できるかどうかが、実は大きな分かれ目になっています。
| Kimini教材を使っている分野数 | 人数 | NPS | 満足 | 「何をやればいいかわからない」 |
|---|---|---|---|---|
| 3〜4分野 | 392 | 59.4 | 96.2% | 7.7% |
| 1〜2分野 | 283 | 45.2 | 91.2% | 13.4% |
| 0分野 | 265 | 41.5 | 91.7% | 12.8% |
復習ドリルが知識の定着にすごく役立っています。手間がかかると思いますが、音声で答えや問題を読み上げてもらえる仕組みがあると、さらに一人で進めやすくなると思います。
※アンケート回答を再構成した一例です。(利用歴1〜2年・小学生の保護者)
続いている家庭ほど、レッスンの外に居場所を作っている
利用歴で切ると、もう少し時間の流れが見えてきます。レッスン外の4分野すべてで何かしている人の割合は、利用歴1〜3ヶ月では37.4%。それが2年以上では51.6%まで上がります。
利用歴別「レッスン外の4分野すべてで何かしている」人の割合
1〜3ヶ月(n=179) 37.4%
4〜6ヶ月(n=116) 47.4%
7ヶ月〜1年(n=140) 40.7%
1〜2年(n=262) 49.6%
2年以上(n=223) 51.6%
| 利用歴 | 人数 | 割合 |
|---|---|---|
| 1〜3ヶ月 | 179 | 37.4% |
| 4〜6ヶ月 | 116 | 47.4% |
| 7ヶ月〜1年 | 140 | 40.7% |
| 1〜2年 | 262 | 49.6% |
| 2年以上 | 223 | 51.6% |
※この数値は継続中の会員のみを対象とした調査に基づくため、途中でやめた方は含まれていません(生存バイアス)。長期継続者の数値が高く出やすい点にご留意ください。
7ヶ月〜1年でいったん下がっている点は見逃せません。この時期は、レッスンには慣れたけれど成果がまだ見えにくい、いわゆる中だるみの時期と重なります。聞き取れるのに話せない状態が続く理由と同じで、伸びが止まったように感じるタイミングほど、レッスン外の手が薄くなりやすいということかもしれません。
毎朝の学習習慣になりました。子どもが自分で合う講師を選んで進めているので、続けることを第一に本人に任せています。あとは復習まで自分できっちりできるようになってくれたら、と思っています。
※アンケート回答を再構成した一例です。(利用歴2年以上・小学生の保護者)
親が付きっきりにならない、予習復習の仕組み方

予習復習と聞くと、親が横について教える姿を思い浮かべるかもしれません。しかし回答を見ていくと、続いている家庭がやっているのは「教えること」ではなく「子どもが自分で開ける入口を用意すること」でした。データから読み取れる、負担の小さい順に3つ挙げます。
1. レッスン前に予習動画を見るだけの5分をつくる。レッスンの内容が事前にわかっているだけで、当日フリーズしにくくなります。親がやるのは「見た?」の一言だけで済みます。
2. レッスン後に、その日の教材をもう一度開く。新しい教材を探す必要はありません。使うのはレッスンで扱ったページです。Kiminiの教材を3〜4分野で使っている層のNPSが59.4だったのは、この「同じ素材を二度使う」形が定着している証拠と考えられます。
3. 週に一度、録画で振り返る。自由回答では、録画機能によって復習がしやすくなった、子どもが自室で受けていても様子がわかるようになった、という声が複数ありました。親が毎回レッスンに同席しなくても状況を把握できるという意味で、手放れとの相性がよい方法です。
録画機能ができてから、復習が非常にやりやすくなりました。何を言われたか記憶があいまいでも、あとで確認できるので次のレッスンにつながります。
※アンケート回答を再構成した一例です。(利用歴2年以上・ご本人受講)
会員が「こんなサポートがあったら嬉しい」と答えた項目でも、学習進捗の可視化(36.9%)、定期的な成果レポート(32.1%)、AIを使った復習機能(27.9%)が上位に並びました。教え直してほしいのではなく、続いていることが目に見える形になってほしい、というニーズです。予習復習を仕組みにする目的も、まさにここにあります。
これから始める方は、まずレッスン前後の5分だけを固定するところからで十分です。Kimini英会話の無料体験でできることを確認しながら、予習動画と復習教材が家庭の生活リズムに乗るかどうかを試してみてください。
※無料体験の内容・回数・条件は変更される場合があります。お申し込みにはクレジットカード登録が必要で、期間終了後は自動的に有料プランへ移行します。最新の内容・条件は公式サイトの申し込みページをご確認ください。
よくある質問

予習と復習、どちらから始めるべきですか?
復習からをおすすめします。復習はレッスンで扱った教材をもう一度開くだけなので、新しく用意するものがなく、子どもも内容を知っているため取りかかりのハードルが低いためです。慣れてきたら、レッスン前に予習動画を見る習慣を足していく流れが現実的です。
予習復習にどのくらいの時間をかければいいですか?
調査では1回あたりの学習時間を25分程度と答えた人が679人(72.2%)で最多でした。まずはレッスン前後に5分ずつを足す程度から始め、続くようであれば増やす形で十分です。長さより、毎回同じタイミングで行うことのほうが定着に効きます。
親が英語を話せなくても、予習復習を見てあげられますか?
できます。続いている家庭がしていたのは英語を教えることではなく、予習動画を見たかを確認する、レッスン後に教材を開くよう声をかける、といった段取りの部分でした。内容の理解はレッスンと教材に任せ、親はきっかけ作りに回るほうが長続きします。
子どもが復習を嫌がるときはどうすればいいですか?
量を減らして、同じ教材の同じページに戻るだけにしてみてください。調査では「何をやればいいかわからない」をハードルに挙げた人が、レッスン外で何もしていない層ほど多くなっていました(15.8%対8.5%)。嫌がる原因が中身の難しさではなく、何をするか決まっていないことにある場合は、範囲を固定するだけで反応が変わることがあります。
レッスンの回数を増やすのと、予習復習を足すのはどちらが先ですか?
データ上は、回数よりレッスン外の学習量のほうが満足度と連動していました。レッスン外の4分野すべてで何かしている層の満足は95.4%、3〜4分野が手つかずの層は88.0%です。まずは今の回数のまま、レッスン前後を整えることから試す価値があります。
※本記事のデータは「Kimini英会話 有料会員実態調査2026」(2026年6月実施・有効回答940件、継続中の会員が対象)に基づきます。体験談は、アンケートに寄せられた複数の保護者の声をもとに再構成した一例で、効果や感じ方には個人差があり、同様の結果を保証するものではありません。料金・キャンペーン・サービス内容は変更される場合があります。最新かつ正確な情報は公式サイトをご確認ください。
