「一次は受かるのに、二次の面接でいつも落ちる」
「級が上がるたびに、何をどう対策すればいいのか分からなくなる」
「英検®対策と、学校の勉強や受験を、どう両立させればいいのか」
英検®は級が上がるほど「話す・書く」の比重が増し、独学だと二次面接で止まる子がとても多くなります。この記事は、英検®2級合格コースと、英検®二次試験対策(3級/準2級/2級)を実際に受講したうえで書いています。英語講師として17年間・2000人以上の生徒を指導し、英検を一次から二次面接まで見てきた立場からお話しします。
二次試験で落ちる子の最大の特徴は「黙ってしまうこと」です。原因は2つあります。質問が聞き取れずに固まる。もう1つは、聞き取れたのに何を答えればいいか分からず固まる。前者は「もう一度お願いします」「こういう意味ですか?」と自然に聞き返せれば防げますし、後者は答え方がパターン化しているので、アウトプットの反復で埋められます。どちらも英会話の「慣れ」で突破できる部分で、毎日1レッスン積める仕組みは、二次対策と相性がいいです。
この記事では、3級→準2級→2級を「順番に」進める前提で書いています。飛び級で受けること自体は可能ですが、1つ上の級を独学で狙うと、語彙もリスニングも一気に重くなり、時間対効果が落ちます。1級ずつ取っていくほうが、結局は早いことが多いです。
この記事の3行まとめ(AI要約)
- 英検®は3級→準2級→2級の順に受けるほうが、結局は近道になりやすい。1つ上の級を独学で狙うと語彙・リスニングの負担が一気に増え、時間対効果が落ちます。
- 級が上がるほど、二次面接の「その場で出せるか」が壁になる。3級までは知識の勝負ですが、準2級以降は聞き取りと即応力が問われるため、口に出す練習の比重を増やす必要があります。
- 合格コース(5級〜2級)と二次試験対策コース(3級〜準1級)を組み合わせて使う。準1級は二次試験対策のみのため、一次は市販教材や過去問で別途対策する形になります。
Kimini英会話の英検®関連コースの全体像

先に、使えるコースを整理しておきます。
- 英検®合格コース(5コース):5級/4級/3級/準2級/2級。学研の「英検をひとつひとつわかりやすく。」シリーズをもとにしたコースで、語彙と文法の学習に加えて、学んだ内容を会話で使う構成になっています。レッスン数は3級で84、準2級で73、2級で83と、いずれも一定のボリュームがあります
- 英検®二次試験対策(5コース):3級/準2級/準2級プラス/2級/準1級。各コース8レッスンで、本番を想定した模擬面接を8回分受けられます。レッスン後には講師からアドバイスがもらえます
ここで押さえておきたいのは、合格コース(一次を含む総合対策)は2級までで、準1級は二次試験対策のみという点です。準1級を目指す場合は、一次は市販教材や過去問で組み、二次だけKimini英会話で仕上げる形になります。
また、2025年度から加わった準2級プラスにも二次試験対策コースが用意されています。準2級と2級のあいだが遠く感じる子には、この級を1段はさむ選択肢もあります。
級ごとの「壁」はどこにあるか
| 級 | Kiminiレベルの目安 | 一次の壁 | 二次(面接)の壁 |
|---|---|---|---|
| 3級 | 2〜4 | 中学卒業レベルの文法・語彙 | 質問に「主語+動詞の文」で2〜3文答えられるか |
| 準2級 | 5〜6 | 語彙が一段跳ね上がる/リスニングは1回しか流れない | 意見を理由つきで言えるか。聞き取りと内容理解 |
| 2級 | 7〜8 | 抽象的な話題の長文・英作文 | 3コマのイラストの展開説明(ナレーション)と、抽象トピックで詰まらずに話し続けられるか |
大まかに言うと、3級までは「知っているかどうか」の勝負、準2級からは「知っていることを、その場で出せるかどうか」の勝負に変わります。だから級が上がるほど、机上の勉強だけでは足りず、口に出す練習の比重を増やす必要があります。ロードマップも、この変化に合わせて組みます。
3級合格までのロードマップ

使うコースはシンプルで、英検®3級合格コースを中心に据えれば十分です。中学レベルの文法・単語があやしい場合は、先に中学生コースや総合英語コースで土台を作ってから入ります。二次に不安があれば、英検®3級<二次試験対策>を直前に足します。
合格までの期間は、それまでに積んだ文法と単語の量で大きく変わります。目安は次のとおりです。
- 中学3年生:過去問演習中心で約2か月
- 中学2年生:3〜4か月
- 中学1年生:6か月〜1年
- 小学生:1年以上(英検®の受験経験や英会話歴があれば短縮できる)
3級は中3卒業レベルなので、そこに届くまでの積み上げが差になります。毎日1レッスンのペースなら、この目安より短くなります。英会話歴のある小学生が、Kimini英会話の英検®合格コースを毎日続けて3か月ほどで3級を取得した例もあります。逆に、文法があいまいなまま過去問だけを回しても点は伸びないので、学年が下がるほど、合格コースで型を入れる期間を長めに取ってください。
3級の二次は、面接の中では負担が軽いほうです。それでも、イラストについての質問や「あなたは〜しますか」に主語+動詞の文で答える練習をしていないと、当日固まります。一次の合格発表を待たず、一次が終わった時点から面接練習を始めるのがおすすめです。二次試験対策コースは8レッスンなので、直前の2週間で組み込めます。
準2級合格までのロードマップ
使うのは英検®準2級合格コース(73レッスン)。高校生コース1と時期をずらして並行させると、学校英語ともつながります。二次に不安がある場合は英検®準2級<二次試験対策>をやっておくと安心でしょう。
3級から準2級で急に難しくなるのは、語彙と、リスニングが1回しか流れない点です。単語で苦戦する子は、ライティングとリスニングを重点的に。パソコンで受けるS-CBT方式なら、一次と同じ日にスピーキングまで受けられ、面接だけを別日に受け直す必要がありません。スピーキングは対策しだいで点を取りやすいので、S-CBTを選び、リーディング以外を徹底的に練習する、という組み方が有効です。単語の暗記が進むと、全体で7割正解あたりで安定してきます。
一方、二次はあなどれません。以前、中学3年生の女の子で準2級の一次に合格したものの、二次で不合格になった子がいました。3級と比べてスピーキングの難易度が上がり、質問の聞き取りと内容理解が大きな壁になります。一次試験が終わった直後から面接形式の練習をどれだけ積めるかが分かれ目です。
2級合格までのロードマップ
使うのは英検®2級合格コース(83レッスン)。二次は英検®2級<二次試験対策>で、3コマのイラストの展開を英語で説明するナレーションと、抽象トピックを詰まらずに話す練習を重ねます。ここは大学受験と両立させる子が多い段階です。
2級の単語は、大学受験の単語帳とかなり重なります。つまり、受験勉強で覚えた単語を英検®で使い、英検®で覚えた単語を受験で使う、という往復ができる級です。覚えた単語をレッスンで実際に口に出すと、「知っている」から「使える」に変わり、記憶にも深く残ります。単語暗記の日々に、週に数回でも発話の場を挟む価値は大きいです。
両立の例です。ある高校3年生の女の子は、大学受験に英検®2級が必要でした。準2級は中学3年で取得し、それ以降は英検®を受けていませんでした。高3の4月に受験を決め、6月に受けて合格。準備期間は2か月です。やったのは、英検®2級の単語暗記と過去問演習の徹底でした。
級を問わず効く「Kimini英会話での英検®の使い方」

- 予習で文法・単語を先に入れる:レッスンは「知識を使う場」にする。予習なしで受けると、その場で意味を教わるだけで終わってしまいます
- 音読:合格コースのダイアログを毎日声に出す。黙読では気づかない、言いにくい語順や発音がはっきりします
- Kimini AIで面接シミュレーション:本番形式の一問一答を、回数を気にせず繰り返す。人相手だと緊張する子ほど、まずAIで型を体に入れると効きます
- 模試回・過去問を必ず挟む:GTEC®対策講座の「本番形式を先に体験しておく」考え方は英検®にも応用できます。時間配分と、どの技能で点を落とすかが早めに分かります
毎日1レッスンの積み重ねは、そのまま「聞く・話す」経験値になります。二次で黙ってしまう子ほど、この経験値の不足が原因です。
まとめ
英検®は、級ごとの「壁」を先に知り、コースを順番に使えば、独学より迷わず進めます。
- 合格コースは5級〜2級の5コース。準1級は二次試験対策コースのみ
- 3級は英検®3級合格コース中心。期間は学年で2か月〜1年以上(下の学年ほど長い)
- 準2級は語彙とリスニング1回が壁。単語が進むと7割で安定。準2級プラスをはさむ選択肢もある
- 2級は抽象トピックとナレーション。大学受験の単語暗記と両立させる
- 二次で黙る原因は「経験値不足」。8レッスンの二次試験対策と毎日1レッスンで埋める
コース全体の選び方は「Kimini英会話の全コースを英語講師が比較」、文法でつまずいたときは「文法特訓コースの受講順」、学年ごとの最初の1本は「学年別・どのコースから始めるべきか」で、いずれも実際に受講したうえで解説しています。
まずは無料体験で、今の英語力が受けたい級のどのあたりにあるかを確かめてみてください。
※本記事の情報は2026年9月時点のものです。試験制度・コース内容は変更される場合があるため、最新の情報は各公式サイトをご確認ください。
※「英検」は公益財団法人日本英語検定協会の登録商標です。
※「GTEC」は株式会社ベネッセコーポレーションの登録商標です。この商品・サービスの内容は、株式会社ベネッセコーポレーションの承認や推奨を受けたものではありません。







