200時間のレッスンを受けると、どのくらいの英語力になる?
どのレベルから英語を話せるようになるの?
英語学習を続けていると、このような疑問を持つことがあるでしょう。
学習を重ねても、英語力の変化を感じにくいのは確かです。
しかしオンライン英会話を続けた時間によって、身につく英語力の目安はわかります。
その目安をもとに目標時間を決めれば、ゴールまでのステップが明確になりますよね。
さらに、時間を目標にすると達成が見えるので、学習を続けるモチベーションを保つことにもなるのです。
この記事では、オンライン英会話を200時間することで得られる効果や上達の目安をご紹介します。
また、200時間のレッスンを継続するコツや、効率的に英語力を上げる学習法についても触れていきます。
200時間のオンライン英会話で実感する効果
オンライン英会話を200時間続けると実感できる効果は、以下のとおりです。
- 簡単なコミュニケーションができる
- 中級レベルの教材が使える
- 海外旅行が楽しめる
それぞれ見ていきましょう。
簡単なコミュニケーションができる
200時間の英会話レッスンを受けると、英語で話すことへの抵抗感はなくなり、落ちついて会話ができるようになります。
その日あった出来事を短い文で伝えたり、中学英語の単語やフレーズを使ったりする会話が少しずつできる状態です。
そして、質問や聞き返しのバリエーションも増えてくるので、どう表現するのかわからないときや、相手の言っていることが理解できない場合にも対応できます。
リスニングとスピーキングの力がついてきて、会話を楽しむ余裕が出てくるのがこのレベルでしょう。
中級レベルの教材が使える
初級の単語やフレーズがしっかり理解でき、中級レベルの教材を使ったレッスンが可能です。
深堀りした内容や、詳しく伝えるための単語やフレーズを学ぶ土台がある状態でしょう。
とはいえ中級レベルは幅が広いので、選ぶトピックによっては知らない表現が多いこともあります。
その場合でも、わからないことに対して質問できる対応力があるので、少しむずかしい内容にもチャレンジしやすいです。
海外旅行が楽しめる
200時間のレッスンを受けたなら、海外旅行での会話に困ることはないでしょう。
旅行中は飛行機、ホテル、レストランなど限られた場面での会話がメインです。
これらの場面では、定型文を覚えておけば十分会話ができます。
ただし、旅行する国によってアクセントや特有の言い回しがあることに注意が必要です。
旅行前に、現地ではどう伝えるのがスムーズか、どんな表現をするのかを事前に調べておけば問題ないでしょう。
200時間のオンライン英会話を継続するためのコツ
200時間のオンライン英会話は、25分のレッスンが480回です。
毎日1レッスン受けると、1年4か月かかる計算になります。
効果がわかっていても、忙しい毎日の中で英語学習を継続するのは大変ですよね。
ここからは、オンライン英会話を続けるための3つのコツをご紹介します。
目標を明確にする
オンライン英会話を通して、なりたい自分の姿をはっきりさせましょう。
もし「英語を話せるようになりたい」なら、話したい内容や場面を想像し、具体的に表すのが効果的です。
目標が明確になることで、どのように学習を勧めればいいのかが見えてきます。
また目標へ向かうために、現在地を知ることも大事です。
現在のレベルから、どうやってゴールに向かうのかがはっきりします。
今の英語レベルを講師に質問してみることもオススメです。
自分では気が付かなかった問題点や課題が見えることもあるでしょう。
レッスン時間を固定化する
あらかじめレッスンを受ける時間を決めることで、オンライン英会話を習慣化できます。
どんなに意思が強くても、「今日はやりたくないな」「疲れたからやめておこう」という気持ちになってしまうことはあります。
しかし継続するためには、習慣化は欠かせません。
そのためにもレッスン後すぐに予約するなどの工夫をして、継続できるよう仕組みを作りましょう。
お気に入り講師を見つける
自分の好きな話題だと、自然と会話が弾みませんか?
同じ話題で盛り上がれるお気に入りの講師を見つけることで、英会話が楽しくなります。
また、お気に入り講師と次に話す内容を考えたり、うまく伝えられなかった表現を確認したりと、自然に予習・復習ができます。
オンライン英会話が楽しく会話する場になれば、学習を継続しやすくなるでしょう。
200時間のオンライン英会話でより効果的に学ぶ方法
200時間の英会話レッスンは、もちろん英会話力を向上するために効果があります。
ですが、学習方法を工夫することで、さらにレッスンの効果を実感できるのです。
そこで、オンライン英会話で効率よく英語力を上げる3つの方法をお伝えします。
予習復習をする
予習と復習は、オンライン英会話で効果を感じるためには不可欠です。
予習でわからないところを調べておき、レッスンで講師に確認、受講後にわからなかった点を復習することで効率的に教材を使えるからです。
予習では、授業内容に目を通すだけではなく、声に出して読んでみましょう。
声に出してみると、読み方や発音や合っているかわからない単語が出てくることもあります。
そのような予習で出できた疑問点を、レッスンの中でクリアにしていきます。
復習は、講師からのフィードバックをノートに書き写す、何度か読んでみることが有効です。
人は覚えたことを1時間後には約50%、1日経つと約70%忘れてしまうという研究結果があります。
覚えたことを忘れてしまわないためにも、くり返し読んだり書いたりして自分の知識にしましょう。
よって予習と復習は、疑問点のあぶり出しや記憶の定着ができるため、英語力アップを効率的に上げることができます。
フリートークを活用する
教材のみではなく、フリートークを上手に活用しましょう。
自分の考えを言葉にすることで、学習がどれだけ身に付いたかがわかります。
フリートークで話してみるとうまく伝えられなかったり、単語が出てこなかったりと、新たな発見があります。
わからない単語や表現が出ても、その場で講師に質問ができるので安心です。
「25分間何を話せばいいかわからない」という方も多いかもしれません。
その時は、事前にテーマが用意されているディスカッション教材を使ってみましょう。
フリートークは英会話の瞬発力を鍛え、表現力をアップさせることにつながります。
教材を何度もくり返す
同じトピックを2〜3回くり返して学習するのは、多くの英語学習者がやっている方法です。
それは、何度も教材に触れることで、「知っている」から「使える」状態になれるからです。
見たらわかるもの、聞けばなんとなくわかるものは「知っている」だけの状態と言えます。
しかし何も見ない状況だと、うまく使えない場面はよくありますよね。
そのような単語やフレーズを、何度も声に出したり、例文を作ったりして自分の中に落とし込んでいくことが必要です。
そうすることで自分の知識となり、「使える」状態になって英語の幅がより広がっていきます。
まとめ
今回は、オンライン英会話を200時間受けると得られる効果や、継続のコツや上達方法についてご紹介しました。
英語学習は、目標を達成できたかどうかわかりにくいものです。
ですが、英語を学習する時間数を目安にすることで目標が明確になります。
時間をゴールにすることが英語学習を継続させるひとつの方法と捉え、学習へのモチベーションにつなげましょう。