英語力がアップして得られるものは語学力だけではありません。
英語ができるようになると、日本語ではアクセスできない情報源から知識を得たり、英語学習での成功体験が積み上がることによる自己肯定感の高まり、他にも人脈作りがスムーズになるなどのメリットがあります。
この記事では、英語力アップで得られるメリットを、語学力の他にもお伝えしていきます。
英語力アップがもたらす自信の向上
英語力がアップすることで得られるのは語学力だけではありません。
英語力がアップすることで「自信」につながり、精神的にも豊かになるでしょう。
自己肯定感の向上
英語力がアップすることで、自己肯定感の向上に繋がります。
英語力がアップすることによる自己肯定感の向上は、「自分は英語が出来るから偉いんだぞ!」といったネガティブな印象で伝わるものではありません。
むしろ、英語力アップで得られるのは、日々の努力の積み重ねによる「内面的な、にじみ出る自己肯定感」だと言えます。
成功体験の積み重ね
英語力は、日々の成功体験なしにはアップしません。
英語力は、努力を重ねるごとに段階的に伸びていくわけではなく、なかなか成果が形や数字となって出てこない期間が続き、ある日突然ドッと成果が現れるジャンルだと言えます。
つまり、英語力をアップさせたことのある人は、なかなか成果が現れない中でも、目標達成に向かってしっかり努力を続けられる人だと言えるわけですね。
英語力のような、努力の成果が目に見えにくい力をアップさせてきた人は、小さな成功体験を積み重ねた結果です。
成功体験は積み重なると、確固(かっこ)たる自信に繋がります。
「英語が出来るから自分は偉い」という自信ではなく、「自分が努力を注げば、ちゃんと成果を得られる」という内面的な、にじみ出てくる自信です。
英語が「成功体験の積み重ね」が必要とされるジャンルだからこそ、内面的なにじみ出る自己肯定感に繋(つな)がると言えるわけですね。
適切な負荷による自己評価アップ
英語を学んでいると、毎日に適度な負荷をかけられます。
ここでの「適度な負荷」とは、例えば何も意識していない時にはテレビや動画サイト、SNSなどを目的なく見てしまう時間を、適度に勉強などの自己投資に当てている状態を指して言っています。
もちろんこうした「適度な負荷」は英語学習に限らず、スポーツや筋トレなどでもOKなのですが、英語も一つ社会的に広く認められた自己投資と言えるでしょう。
人間は不思議と、努力をしている自覚があると、心に余裕が出来ます。
「努力をしている人は輝いて見える」とよく言われるのは、そうした心の余裕も一因だと言えるでしょう。
また、明確に「英語が出来るようになる」という目標に向かって努力し、成果を出している自分を顧(かえり)みれば、自然と自己評価も上がります。
英語力アップという目標を持って努力をすることで、結果として自己評価が自然と上がり、内面からにじみ出る自信に繋がるわけですね。
自己表現の幅が広がる
英語力がアップすることで自己表現の幅も広がります。自己表現の幅が増えることによって、あなたの周りを取り巻く友人や環境にも変化が現れ、自己肯定感の向上にも繋がります。
英語を使って話す相手ができる
英語力がアップすれば、英語を使って話す相手ができます。
英語を使って話す相手ができれば、交友関係の幅がグッと広がります。
今や、英語はアメリカ人やイギリス人などの、ネイティブスピーカーだけのものではありません。
私たち日本人を含む世界中の非英語圏の人々が、国際公用語として英語を学び、使うようになりました。
世界規模で見れば、日本語を話す人はかなり限られています。
実際、Wikipediaによると、インターネット上で書かれた記事の言語は、50%以上が英語で、日本語で書かれた記事は4.4%と記載されています。(2024年1月の調査)(出典:Wikipedia インターネットにおける言語の使用より)
英語の持つ影響力が伺(うかが)えますね。
国際公用語である英語を身に着けることは、それだけ多くの人とコミュニケーションが取れる期待値があります。
交友関係の幅が広がることは、異文化の人たちと繋がる喜びになるだけでなく、あなた自身の考えや価値観に大きなゆとりが与えられることにもなります。
ですから、英語力がアップすることは、交友関係が広がることによる喜びと、あなたの考えや価値観にゆとりに繋がり、あなたの内面的な自信に繋がるわけですね。
情報源が増える
英語力がアップすることで、あなたの価値観や考えを形作る情報源の幅がグッと増えます。
全世界の情報は、英語で書かれたものの割合が日本語に比べて大変多いからです。
インターネットの記事において、50%以上が英語で書かれていると前項でお伝えしましたね。
インターネットの記事の他にも、例えば各国の有力な論文は非英語圏でも英語で書かれるものもあります。書いた人の母国語よりも、英語の方が読める人が多いからですね。
他にも、各国でベストセラーになった本も英語で訳されることが多いですし、先述した有力な論文なども、原語から英語に訳されたものもあります。
逆に英語で書かれたものが日本語に翻訳されて輸入されることもありますが、全ての有力な記事や論文、ベストセラーの本が訳されるわけではありません。日本語を読める人は世界全体から見ると少ないですからね。
つまり、日本語だけわかる人が「有力な情報のうちの一部」だけにアクセスできるのに対して、英語がわかれば「有力な情報の大部分」にアクセスできるようになるわけです。
英語力がアップしてあなたの価値観や考えを形作る情報源の幅がグッと増えることで、より広く、より深い見識が得られるようになり、あなたの自信に繋がると言えるでしょう。
人脈の広がり
英語力がアップすることが、人脈の広がりにおいてもあなたの人生を豊かにすることを期待できます。
ビジネスチャンスの広がり
英語力がアップすると、ビジネスチャンスが広がります。
今や英語力は日本企業においても大きくアピールできるスキルとなりました。
また、海外にも工場や拠点を置いていたり、国外企業とやり取りがあるグローバル企業においては、英語が出来る人材は重宝されます。
英語力がアップすれば、それだけあなた自身の市場価値をアピールできるようになり、キャリアアップのチャンスが広がると言えます。
ビジネスチャンスが広がれば、ビジネスによってあなたを必要とする人も増え、あなた自身もキャリアアップのために多くの人に頼る機会も増えるでしょう。
英語力がアップすることによって、あなたの市場価値、ビジネスが大きくなり、あなたと関わる人が増えることで、人脈も広がるわけですね。
知識層へのアクセス
英語力がアップすることで、知識層にアクセスしやすくなります。
世界各国において、国際公用語として英語を使う必要に迫られる人は、優秀な人が多くなります。
母国語だけでなく「国際公用語」というフィルターにかけられた人々と会って話したり、仕事を共にすることは、世界各国の知識層との人脈が効果的に増えていくことになるでしょう。
英語力をアップさせ、国際公用語である英語を話す人々と会話や行動を共にすることによって、知識層との人脈が自然に出来やすくなるわけですね。
まとめ
この記事では、語学力の他にも以下のような英語力アップのメリットをお伝えしてきました。
- 英語力がアップすると、成功体験の積み重ねや、日々の適度な負荷によって、自己肯定感が高まりポジティブな自信に繋がる
- 日本語だけでは得られない異文化とのコミュニケーションや、情報源が増えることで、あなた自身の価値観が広く大きくなり、自信に繋がる
- 英語はビジネスで広く求められるスキルなので、英語力アップでビジネスチャンスが広がり、自然と人脈作りの環境が整う
- 各国の知識層が国際公用語の英語を使うので、知識層との人脈が自然と作りやすくなる
この記事でお伝えした内容が、あなたのモチベーションとなり、英語学習をより充実したものにできれば幸いです。