「英検1級に小学4年生で合格!?」そんな驚きのニュースの裏には、実は特別な勉強法ではなく、“環境づくり”と“ゆるやかな継続”がありました。
英語が苦手だったママが、どのようにしてお子さんを最難関の級まで導いたのか?
本記事では、英語学習を家庭で支えるヒントや、Kimini英会話の活用ポイントも交えてご紹介します。
けいなママとは?
今回ご紹介するのは、なんと小学4年生で英検1級に合格したお子さんを育てた「けいなママ」。けいなママは現在、外国人講師と英語を学びたいお子様とのマッチングサービスも運営しています。
▷けいなママのオンラインチューター
https://www.online-tutor-kmom.com/
実はママ本人は英語が苦手だった
意外なことに、けいなママ自身は学生時代に英語で赤点を取ったこともあるほど、英語が得意ではなかったそうです。
「英語が話せる子=親もバイリンガル」と思われがちですが、けいなママの場合はむしろ逆。自分が英語で苦労したからこそ、子どもには自然に英語にふれられる環境を与えたいと考えたのです。
英語力は「語学センスよりも環境と継続力」によるところが大きく、特に発音や語彙力は早い時期に英語に日常的にふれることで格段に伸びます。
つまり、けいなママのように「生活そのものを英語モードにする」のは非常に効果的なアプローチです。
英語が自然にある暮らし:環境の力

英語で学ぶのが当たり前の環境を用意
けいなママが何よりも大事にしていたのは「自走できる学習環境」を整えること。
- テレビやYouTubeはすべて英語設定
- iPadも英語設定にし、英語で検索することが日常に
このような環境を徹底したことで、「英語を勉強する」ではなく「英語を使う」が日常になったそうです。
英語は“目的”より“手段”になったときに伸びます。たとえば動画を見たい、好きなゲームの情報を知りたいといった動機で英語を調べていると、自然に英単語や言い回しがインプットされていくようなイメージです。
親がやるべきことは「予約して知らせる」こと
けいなママが強調していたのは、「子どもに“勉強しなさい”と言うのではなく、レッスンを予約してあげて、それを伝えるだけでOK」という点。これは環境の用意の具体例です。
たとえば「明日の17時に授業入れておいたよ」と知らせるだけで、子どもは自然にスケジュールを意識し、自分の時間配分を考えるようになります。
こうした流れを続けることで、英語学習が生活の一部として根づいていくのです。
なぜ英検を受けたのか?素朴な疑問に回答
実は英検受験のきっかけは“偶然”だったそうです。けいなママが運営するサービスの中で、ある生徒から「1カ月だけ英検対策に切り替えてほしい」と依頼があり、同じクラスだった娘さんも英検という試験に触れることに。
なぜ1級まで取得しようと思ったの?
英検を受けるようになってから、けいなママが選んだのは「せっかくなら1級まで目指そう」という選択肢。とはいえ、ガツガツと詰め込むような学習ではなく、あくまで自然な流れの中で、コツコツと段階を踏んできたそうです。
英検1級は、英語圏の大学生レベルとも言われる難関資格。英語が得意な人から見ても「語彙」「読解」「時事問題の知識」など、試験対策として鍛えるべき力が多く、単なる“会話力”では太刀打ちできません。
けいなママも「英検1級に合格=英語が完璧」ではないことは理解したうえで、記録として残ること、そして将来の自信につながることを重視していたようです。
どうやってモチベーションを維持したの?
以下のような観点がモチベーション維持に繋がっていそうです。
- 常に英語に全振りしていたわけではなく、時には休んだり気分転換をしていた
- 「やる気が出ないときは無理をしない」が基本方針
特に印象的なのは、「やらせる」ではなく「自然とやりたくなる」ような仕掛けを意識していた点。無理に勉強させるのではなく、「英語がわかると面白い」「もっと知りたい」と子ども自身が感じるよう、環境だけを整えていたそうです。
このアプローチは、英語が得意な人にも共通しています。長く続けている人ほど「毎日同じテンションで取り組めるわけじゃない」「飽きることもある」と実感しており、その波を受け入れて、ゆるやかに続けることが鍵だとわかっているのです。
「マインドセット」で結果が変わる

けいなママが語った中で特に印象的だったのが、「日本人的な“間違い=悪”というマインドを捨てることが大事」という言葉です。
英語を話すとき、「間違えたら恥ずかしい」「完璧じゃないとダメ」と感じる子どもも多いですが、けいなママはちょっとした間違いに気を取られすぎず、むしろそのままにしていたそうです。
これは、英語が得意な人も意識している大事な視点です。言語は“使ってこそ身につく”のであり、完璧を目指すよりも「伝わること」「続けること」のほうがはるかに大切です。
放置、だけど「放任」ではない
一見すると放置しているように思えるスタイルですが、実際には「予約をしてあげる」「声をかけておく」「環境を整える」といった、親が最低限の“準備”をして、あとは子どもに任せるという形。
手をかけすぎず、でも放任でもない、ちょうどよい距離感が成功のカギと言えそうです。
「誰に教わるか」が未来を変える
英検1級を目指すにあたって、けいなママがこだわったのは「どんな先生につくか」でした。
難しいレベルの試験に挑むには、経験豊富で合格実績のある先生を選ぶことが重要。「とりあえず英会話ができる先生」ではなく、「英検1級に必要な英語力を理解している先生」に付いて試験の対策をしたことが、結果的につながったそうです。
けいなママにきくKimini英会話の良さとは?
そんなけいなママが高く評価していたのが、Kimini英会話のレッスン設計。特に良かった点として以下を挙げています。
- 今どこにいて、どこへ向かっているかが親にも見える
- 生徒のレベルに合わせた宿題が出され、進捗が把握しやすい
英語が得意な人でも、途中で「自分が今どこにいるか」がわからなくなることはよくあります。だからこそ、視覚的に学習の進行がわかる仕組みがあることは大きなメリットです。視覚的に進捗が分かることがモチベーション維持へとつながるとけいなママは話していました。
