新潟の英語教育について、どのような取り組みが行われているかご存じですか？
この記事では、小学生・中学生・高校生を対象にした新潟市の英語教育の方針や、地域独自の施策について詳しく解説します。
また、英語を学ぶための具体的な方法として、オンライン英会話や地域の英会話カフェ、さらに英語力を実践的に伸ばせるスピーチコンテストの情報なども掲載。
地域の特性を活かしながら、英語学習環境を整える新潟市の魅力的な取り組みについて、ぜひ最後までご覧ください。
新潟の英語教育は
新潟市では「話すこと」へ重点を置いています。
どのような英語改善プランが行われているのか、詳しく見ていきましょう。
「新潟市英語教育改善プラン」を知る
新潟市での英語教育を理解するためには、文部科学省が発表する「英語教育改善プラン」を知ることが重要です。
「英語教育改善プラン」とは？
詳しく見ていきましょう。
「話すこと」に重点を置いた教育スタイル
新潟県における英語教育は、「話すこと」に重きを置いているのが特徴です。
こちらは全国的にも同じ方向性に進んでいるのですが、新潟では特に「やり取り」や「発表」に力を入れています。
具体的には、授業中に英語を使っている割合を50%以上にする取り組みを通じて、英語に触れる時間をそもそも増やしているのです。
いわゆる英会話のスキルから、プレゼンテーションのようなそのままビジネスに活かせるようなスキルを身に着けられるのが新潟県での英語教育スタイルと言えるでしょう。
英検ESGを活用した英語力向上
新潟県では「話すこと」への重要視の他に、英語力の底上げ施策として「英検ESG」を活用しています。
英検ESGとは「日本英語検定協会」が取り扱っている、英語教育をサポートするためのソリューションです。
英会話というとどうしても「言語」なので、自分が今どの位置で、どのくらい頑張れば、どのレベルになれるのかが見えにくいのが難しい所です。
これらの課題を解決するために、「復習ワークシート」や「振り返りシート」を活かし、英語が着実に身についていることを実感できる用な仕組みを取り入れているのです。
教員採用の強化
新潟県では、英語が得意な教員の採用を強化しています。詳細は以下の通りです。
一定の英語力を有する教師を採用できるよう、TOEIC
やTOEFL iBT、実用英語技能検定等で一定の成績を
有する場合に、教員採用選考検査の一次検査で加点を
行う。
ビジネス英語のスキルがどのくらいあるのかの証明に使えるTOEICから、より専門性の高い英語力を試せるTOEFL。
また、「実用英語技能検定」というのはいわゆる英検のことなので、日本で主流な3つの英語能力試験を参考に、加点方式で採用に役立てているのです。
新潟で英語を学ぶには？
新潟市在住の方で英語を学びたいけれど、どこから始めればいいのか分からない方も多いでしょう。
新潟駅付近に英語が学べそうなスポットが集まっていそうなイメージですが、工夫次第でしっかりと学べる環境をどこでも整えることが可能です。
ここでは、新潟市で英語を学ぶための具体的な方法を紹介します。
オンライン英会話を利用する
新潟で英語を学ぶには、まずオンライン英会話の活用がおすすめです。
オンライン英会話では、自宅のインターネット環境を利用して、好きな時間に英語を学ぶことができます。スケジュールに合わせて効率よく学習を進められる点が魅力です。
また、録画された授業を視聴しながら学ぶ「eラーニング」も人気を集めています。
せっかくモチベーションが高いのに、周りに英語を学べそうな環境が見つからない方は、オンライン英会話の利用が非常に効果的です。
地域の英会話カフェに参加する
新潟市にはリーズナブルな価格で英会話を楽しめる「英会話カフェ」や「英会話クラブ」が存在します。
これらはいわゆる「登録」などが不要であり、スケジュール的な拘束があまりないのがメリットです。
英会話カフェ・英会話クラブ
どちらも英語を話せる場を提供している、おすすめの英会話勉強スポットですが、中でも「Niigata English Corner」は参加が無料なうえ、定期開催されているおすすめの英会話カフェです。
場所もスターバックス内となるため、知らない場所に行くのが不安な方も安心できます。
観光地で外国人と交流する
新潟市は観光スポットも多く、外国人観光客との交流を通じて実践的な英語を学ぶ良い機会があります。
以下におすすめの観光地をピックアップしました：
- 新潟駅：観光客がまず訪れるスポット。道に迷っている方に話しかけるチャンス。
- 白山神社：歴史的な神社であり、訪れる外国人に新潟の文化を紹介できる話題のスポット。
- ピアBandai：海鮮市場としても人気が高く、訪れる外国人観光客と英語で交流する場として最適です。
新潟は日本海に面している、観光スポットも非常に多い場所です。
駅付近のショッピングモールも含め、外国人が集まる場所は沢山あることから、散歩がてら探してみるのがおすすめと言えます。
新潟の英語に対する取り組み
新潟市では、英語スピーチコンテストや地域独自の取り組みを通じて、地域全体の英語力向上を目指しています。
以下に、新潟市での具体的な施策を2つご紹介します。
英語スピーチコンテストの実施
新潟県では高校生向けのスピーチコンテストが実施されています。
イベント名は「第10回新潟県高校生英語スピーチコンテスト」となり、5分という限られた時間の中で英語のスピーチを行う内容です。
毎年テーマが公開され、2024年度は「My dream in life」でした。
話すことへの重要性を学校で求められている中、自分から主体的に大会へ参加することで、より一層英語力を磨くことが出来るでしょう。
応募資格に当てはまる方は、ぜひ2025年度の参加を検討してみてください。
参考：「第10回新潟県高校生英語スピーチコンテスト」開催のお知らせ
新潟の国際交流イベント
新潟県では小学生と保護者が一緒に参加できる、国際交流イベントが開催されています。
「新潟市国際協力協会」が定期的に主催しており、例えば「初めて触れる外国語「英語で遊ぼう～動物編～」」の様な、英語に初めて触れるきっかけをくれるイベントが盛りだくさんです。
こちらのイベント参加費は300円ですが、他にも1000円以内で参加ができるイベントが開催されているので、ぜひ定期的に確認しておきましょう。
まとめ
新潟県では、「話すこと」に重点を置いた英語教育が進められています。
授業中の英語使用時間の増加や英検ESGの活用で学習の進捗を可視化、英語力の高い教員の採用強化を経て、生徒だけでなく教員のレベルアップまでを視野に入れているのです。
また、スピーチコンテストや英会話カフェ、観光地での実践的な学習機会など、幅広い学びの場が整備されています。
こちらの記事を参考に、新潟市での英語学習をより一層楽しんでください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
