「英語が出来るようになりたい!」
「だけど、英語の勉強が続かなくて、何回も挫折してて自信がない…」
そんな風にお思いではありませんか?
今これをパソコンで打ち込んでいる僕も、英語の勉強で何度も挫折して、その度に大きな無力感に襲われ、大変な思いをしました。
しかし、安心してください。
挫折は決して悲しいだけのイベントではありません。
挫折に対して適切な対処をすることで、むしろ英語学習を大きく前進させることもできます。
この記事では、英語学習で挫折した時の対処法と、効果的な再スタートの方法をお伝えします!
挫折をしても大丈夫!英語学習をもう一度始める再スタートの心構え
新しく身に着けたい技術や知識がある時、最も大きな障害になるのが「挫折」だと言えるでしょう。
英語を身に着ける時も例外ではありません。
「挫折」を味わうと、大きな無力感に襲われ、目標に対して達成するビジョンが見えなくなり、モチベーションが大きく失われてしまいます。
一度でも「挫折」を経験した方は痛いほどお分かりでしょう。
しかし、安心してください。
挫折から来る無力感、成功ビジョンが見えなくなる、モチベーションが大きく失われる現象には、効果的な対処法があります。
挫折から来るモチベーション低下に効果的な、以下の2ステップの対処法を見てみましょう。
失ったものではなく「得たもの」に焦点を当てる
挫折から再スタートを切るために、意識して「得たもの」に焦点を当ててみましょう。
「得たもの」を意識して把握することで、再スタートするモチベーションのエンジンになるからです。
「挫折」を経験すると、どうしても「失ったもの」に目が行ってしまいがちです。
目標を設定して、達成することを期待して時間と努力を注ぐわけですから、「挫折」を体験することで「期待」していた「成功・達成」が得られずに「ガッカリ」してしまいます。
ガッカリした状態になると、それまで注いできた時間や努力が、どうしても「無駄」だと感じやすくなるわけですね。
しかし、実際には、あなたが注いできた「時間」も「努力」も絶対に無駄ではありません。
例えば、想像してみてください。
あなたがキャリアアップのために、初めてTOEICを受験するとして、600点を目標に英語を勉強した結果、スコアが450点だったとしましょう。
あなたはこう思うかもしれません。
上述のように、「キャリアアップ」という明確な目標を持って努力を注いだ場合は特に、目的である「キャリアアップ」に繋がらなかったことに「ガッカリ」を大きく感じやすいわけですね。
しかし、冷静に考えてみましょう。
あなたは以下の点で、それまでのあなたとは別人と言えるレベルの進歩と断言できます。
- 初めてのTOEIC受験で
- TOEICの問題も試験形式も何もわからなかった状態から
- TOEICで600点を取ることに特化した英単語を学び
- TOEICで効果的に点を取れる中学英文法を身につけ
- 日本人が苦手としやすいリスニングにもTOEICのパート別に取り掛かったこと
この状態は既に、「挫折どころか、成果を挙げている」と言えないでしょうか?
確実に成果を挙げている状態で、またTOEIC600点を目指して勉強を始めたら、今度はもっと現実的に目標を達成出来るビジョンが見えてきやすいでしょう。
以上のように、「挫折」に対して、「得たものに意識して焦点を当てる」ことが大変効果的で、再スタートを切るために有効な手段であることがわかりますね。
再スタートの良い機会として考える
上述したように、「得たものに意識して焦点を当てる」ことを実践したら、次は挫折を「再スタートの良い機会」として考えてみましょう。
「得たものに意識して焦点を当てる」ことを実践した後だと、よりスムーズに「再スタートの良い機会」だと考えやすくなります。
あなたがもし英語学習で「挫折」を感じているなら、それは「※強くてニューゲームをするチャンス」だと言えるでしょう。
※「強くてニューゲーム」とは、一番強い敵ボスを倒した、強い主人公の状態で、ゲームを始めからやり直せるご褒美モードを言います。
前述の「得たものに意識して焦点を当てる」でお伝えした通り、挫折を経験した状態のあなたは、努力による勉強の成果が積み重なった状態だと言えます。
勉強の成果が積み重なった状態で、また目標に向かって勉強できたら、挫折する以前のあなたよりも簡単に、確実に、現実的に目標達成しやすいでしょう。
もっと具体的に言えば、これまで使っていた英単語帳や文法書は、始めたての「0から」の状態よりも、知っている単語や文法知識が半分でも入っていれば、残り半分の単語や文法に集中して取り組めますよね。
「もう身についている勉強をスキップできる」ことも、あなたがこれまで積み上げた勉強がしっかりと実績になっていることを表しています。
挫折からの再スタートは、「強くてニューゲームのチャンス」というわけですね。
もう挫折しないための英語学習再スタート方法!
挫折による無力感やモチベーションのガタ落ちから立ち直ったら、再スタートにあたって「もう挫折しない」方法でまた始めると良いでしょう。
再スタートを切った英語学習で、挫折を防ぐには「効果的に学習プランを立てる」のが効果的です。
効果的に学習プランを立てる
効果的に学習プランを立てられれば、英語学習が捗(はかど)るだけでなく、挫折も防ぐことができます。
ここでの「効果的な学習プラン」とは、「今、目の前の勉強が、確実に目標達成に繋がっていると実感できる学習プラン」を指します。
例えば、「東大合格!」と目標を立てたとしても、目の前の教科書の知識が、本当に東大で合格点を超えるのに役立つか実感できないと長くは続きません。
逆に、「この参考書を今月中に終える!」と目の前の目標を立てたとしても、目の前の勉強を達成した後の大きな目標がなければ「何のために頑張ってるんだろう…?」と虚(むな)しさを感じやすくなります。
ですから、「長期目標」で未来の自分に「期待」をよせて、「短期目標」で「目の前の勉強」に現実感を持たせて、長期目標と短期目標を「連結」させることがとても大切だと言えます。
ちょっと難しく感じるかもしれませんが、実際にやってみると意外にもシンプルです。
例えば、「TOEICで600点を取ってキャリアアップ!」が目標であれば、長期目標は「TOEIC600点」になりますよね。
TOEIC600点を取るためには、「単語力の強化、文法力の強化、リスニング力の強化の3つが必要」といった感じで、長期目標達成に必要な要素を細かく分けていきます。
すると、自動的に短期目標と達成期間が決まっていくわけです。
TOEICの受験が半年後なのであれば、単語帳に1ヶ月半、文法書に1ヶ月半、リスニング強化に1ヶ月半、残りの1ヶ月半で過去問演習…といった感じです。
さらに、単語帳を1ヶ月半で終えるために、1日につき何個の単語…といった感じで「目の前の勉強」の目標が定まってきます。
TOEIC600点到達という長期目標から細かく分かれたのが「単語帳」や「文法書」になるわけなので、「目の前の勉強が、確実に最終目標に繋がっている」という強い実感を持って取り組めるようになります。
結果、「目の前の勉強」と、「最終目標に対する強い期待感」がガッチリと結びつき、挫折を防げるわけです。
まとめ
この記事では、英語学習で挫折した時の適切な対処法と、効果的な再スタートの方法を以下の点からお伝えしました。
- 「挫折」した時こそ、「得たもの」に意識して焦点を当てる!あなたの勉強は決して無駄じゃない
- 挫折を味わったあなたは「強くてニューゲーム」状態。もっと確実に、現実的に目標を狙えるあなたになっている
- 効果的な学習プランが、あなたを挫折から守る
- 長期目標を細かく分ければ、「目の前の勉強」が目標達成の大きな期待感とガッチリ結びつく
- 結果、もう挫折しないあなたになっている
この記事でお伝えした内容が、あなたの英語学習をより充実した豊かなものにできれば幸いです。