「返信が遅くなってごめん」と言いたいとき、英語ではどのように伝えれば丁寧で自然なのでしょうか?特にビジネスメールでは、失礼にならないように気をつけたいところ。一方で、友人とのカジュアルなやりとりでは、かしこまりすぎると堅苦しくなってしまいますよね。
この記事では、「返信が遅くなり申し訳ありません」という表現を英語でどう伝えるか、ビジネス・日常の両面からわかりやすく解説します。例文もたっぷり紹介していますので、ぜひ参考にしてください!
「返信が遅くなり申し訳ありません」の基本英語表現

まずは、どんな場面でも使いやすい定番フレーズを紹介します。
I’m sorry for the late reply.
返信が遅くなってごめんなさい。
Sorry I didn’t get back to you sooner.
すぐに返信できず、すみません。
My apologies for not replying earlier.
返信が遅れて申し訳ありません。
これらは日常会話やカジュアルなメールでよく使われる表現です。特に “I’m sorry for the late reply.” はフォーマルすぎず、ビジネスでも問題なく使える便利な表現。より丁寧な印象を与えたいなら” My apologies for not replying earlier.” のように少し硬めな表現がおすすめです。
ビジネス英語での丁寧な言い方|メールでも使える表現
ビジネスメールでは、より丁寧でかしこまった表現が求められます。そのため、以下のような表現が適しています。
I apologize for the delayed response.
ご返信が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。
I sincerely apologize for not getting back to you sooner.
もっと早くご連絡できなかったことを、心よりお詫び申し上げます。
Please accept my apologies for the delay in my reply.
ご返信が遅れたことをお詫び申し上げます。どうかご容赦ください。
ビジネスなどフォーマルなやりとりでは、具体的な用件を添えるとより誠実な印象になります。また、“delay(遅れ)”や“apologize(謝罪する)”といったフォーマルな単語を使うことで、信頼感のある印象を与えることができます。
例:
I apologize for the delay in replying to your invoice inquiry.
請求に関するお問い合わせへの返信が遅くなり、申し訳ありません。
Please accept my apologies for the delayed response regarding your proposal.
ご提案に関するご返信が遅れましたこと、お詫び申し上げます。
伝えるのが遅くなり申し訳ありません|情報が遅れた場合の表現
メールの返信そのものではなく、予定変更や進捗状況などの「情報」を伝えるのが遅れてしまった場合には、次のような表現が良いでしょう。
I’m sorry for the delay in informing you.
ご連絡が遅れてしまい、申し訳ありません。
I should have told you earlier. My apologies.
もっと早くお伝えすべきでした。申し訳ありません。
Apologies for not sharing this with you sooner.
この件をもっと早くお伝えできず、申し訳ありません。
具体的な用件を添えると、より丁寧で誠実な印象になります。、「返信」ではなく「伝える」ことに焦点を当てるときは “inform” や “share” などの動詞を使いましょう。
I’m sorry for the delay in informing you about the schedule change.
スケジュール変更のご連絡が遅れてしまい、申し訳ありません。
これから返信が遅くなるかもしれないときの英語表現

事前に「返信が遅くなるかもしれません」と伝えておくのもマナーのひとつ。次のような表現を使えば、相手に不要な不安を与えることなく、あらかじめ配慮を示すことができます。
I may not be able to reply right away.
すぐに返信できないかもしれません。
Just a heads-up — my replies might be delayed this week.
ご参考までにお伝えしておくと、今週は返信が遅れるかもしれません。
I’ll be offline for a few days, so my response may be slow.
数日間オフラインになるため、返信が遅くなる可能性があります。
「返事は急ぎません」を英語で伝えるには?
相手に「急がなくて大丈夫ですよ」と伝えたいときは、次のような言い方が適しています。返事を急かさない姿勢を見せることで、相手への気遣いが伝わります。
No rush. Take your time.
急がなくて大丈夫です。ごゆっくりどうぞ。
Please respond when it’s convenient for you.
ご都合のよいときにご返信ください。
Get back to me whenever you can.
お時間のあるときにご連絡いただければ結構です。
使い分けのコツ|丁寧さ・距離感で表現を選ぼう
ここまで紹介した表現をうまく使い分けるには、相手との関係性や状況に応じて適切な言い回しを選ぶことが大切です。
たとえば、ビジネスメールでは “I apologize for the delayed response.” や “Please accept my apologies…” のように、丁寧でかしこまった表現が適しています。一方で、友達とのチャットでは “Sorry for the late reply!” のように、フランクで気軽な言い方が自然です。状況によっては “Thanks for your message.“(のように、返信が遅れたことを謝るのではなく、まず相手の連絡に感謝するスタイルも好まれます。また、上司や目上の方に対しては、丁寧な謝罪の言葉に加えて「返信が遅れた理由」も簡潔に添えると、誠実な印象を与えることができますよ。
英語では謝罪しすぎると「自信がない」「責任を取りすぎている」と思われることも。そんなときは “Thanks for your patience.”(お待ちいただきありがとうございます)のように、謝罪よりも感謝を添える表現が効果的です。
参考サイト:
まとめ
「返信が遅くなり申し訳ありません」と伝えたい場面は、日常でもビジネスでも意外と多いものです。英語では、丁寧さや配慮を伝えるために、状況に応じてフレーズを選ぶことが大切です。表現の幅はシンプルな “I’m sorry for the late reply.” から、フォーマルな “Please accept my apologies…” までと幅広いです。
自分の立場や相手との関係性に合わせて、ぜひこれらのフレーズを使い分けてみてください。きっと、丁寧さと誠意が伝わるやりとりにつながりますよ。
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