久しぶりに昔のクラスメートと再会する「同窓会」。英語ではどのように表現するかご存じですか?今回は、「同窓会」を表す英語表現を例文を使って解説します。
「同窓会」は”reunion”

“reunion“は「再会」「再集結」という意味を持つ言葉で、クラス、仲間などと再び集まる「同窓会」の意味で使われます。「クラスの同窓会」は”class reunion“、「中学の同窓会」は”middle school reunion“、「学校の同窓会」は”school reunion“です。”reunion“の意味を辞書で確認しましょう。
reunion
a social event for a group of people who have not seen each other for a long time
長い間会っていない人々が集まる社交行事
“reunion“は「同窓会」と訳して問題ありませんが、単語自体の意味は「長い間合っていない人たちが再び会うこと」ですので、例えば、家族の集まりなどについても”reunion“を使います。
We have a family reunion every New Year’s.
私たちは毎年お正月に家族で集まります。
“New Year’s“は「新年(お正月)」の意味です。元日、1月1日に限定せずに「お正月」を表現できますよ。
Congratulations,class of 2020.
See you in the reunion three years from now.
2020年度卒業生の皆さん、おめでとうございます。
3年後の同窓会でお会いしましょう。
“class of 2020“は「2020年の卒業生」の意味です。
“reunion“をもっとカジュアルでスラングっぽい言い方にしたいときは”get-together“と言うこともできます。”reunion“ほどかしこまらず、クラスメートで集まる、というニュアンスになります。
Are you going to the class get-together next weekend?
来週の同窓会、行く?
I haven’t decided yet. Still thinking about it.
まだ決めてないの。考え中。
「同窓会に行きました」は”I went to a reunion.”
「同窓会に行く」は”go to a reunion“で伝えられます。
I went to our 10-year class reunion last summer.
And I finally met my first love there again after many years and…
去年の夏、卒業10周年のクラス同窓会に行ったんだ。
そこで初恋の人と同窓会で久しぶりの再会を果たして、で、・・。
And…?
で、・・?
We got engaged!
婚約したの!
No way!
Our teacher’s going to be surprised!
ウソでしょ!?先生びっくりするだろうね!
“10-year class reunion“で「卒業10周年のクラス同窓会」となります。”first love“は「初恋の人」です。
動詞”go to“を”attend“に変えてもOKです。”attend“は”go to“よりもややフォーマルな表現で、「(公式に)同窓会に参加する」といったニュアンスになります。
Have you ever attended a class reunion?
同窓会に参加したことありますか?
I have! It was great to see everyone again.
ええ!みんなにまた会えて最高でした。
「同窓会の幹事」は”reunion organizer””reunion coordinator”

「同窓会の幹事」は”reunion organizer“、”reunion coordinator“と言います。”organize“も”coordinate“も「物事や人々をうまくまとめて、円滑に進める」、「スムーズに機能させる」といった意味があります。
I became the reunion organizer, so things are going to get hectic.
わたし同窓会の幹事になっちゃったの。忙しくなりそう。
It seems like you’re enjoying it!
It’s all about having fun.
なんか楽しそうに見えるよ。楽しんだもの勝ちだね。
動詞”organize“を使って、”organize the class reunion“「同窓会の幹事をする」という言い方もできます。
I organized the class reunion last summer and it really wore me out.
I’ll just participate in it next time.
去年の夏、同窓会の幹事をしたんだけどね、本当に大変だったの。
次回は参加するだけにするわ。
Oh, really?
I got assigned to organize the next reunion…
え、ほんとに?
私、次回の幹事をすることになったんだけど・・・。
“wore“は”wear“の過去形で、”wear out“は「疲れさせる」の意味のフレーズです。”A wear B out“の形で「AはBを疲れさせる」となります。
“alumni”と”reunion”の違い
「同窓会」”reunion“とともに”alumni“という言葉もよく使われます。”alumni“は、”alumnus“の複数形です。複数形の形が変則的なので要注意ですね。”alumnus“の意味を辞書で確認してみましょう。
alumnus
someone who studied at a particular school, college, or university
特定の学校、大学、または大学院で学んだ人
“alumni“は「卒業生(たち)」「同窓生(たち)」とすると自然な訳になります。”alumni“は「同窓生」、”reunion“は「同窓会」の意味ですので、混同しないように気をつけましょう。
Over 100 alumni showed up at the last reunion.
It was a great success.
前回の同窓会では100人以上の同窓生が集まりました。
大盛況でした。
“show up“は「現れる」「姿を見せる」の意味で、パーティーや集まりなどに「来る」「参加する」と言うときによく使います。「大盛況」は”a great success“を使って表現します。よりカジュアルに言いたいときは”a huge hit“でもよいでしょう。
まとめ
今回は「同窓会」の英語表現を学びました。「同窓会」は”reunion“、「同窓生」は”alumni“、「同窓会の幹事」は”reunion organizer“でしたね。単語がぱっと出てくると相手にもすぐ伝わるので、ぜひ覚えておいてくださいね。

