日本のミュージシャンは、作曲・演奏・歌唱・レコーディング・ライブ運営・ファン対応など、音楽制作からパフォーマンスまで多彩な業務を担う専門職です。

ライブ出演、スタジオ収録、音響スタッフとの打ち合わせ、海外イベントへの参加など、ミュージシャンが英語を使う機会も年々増えています。特に近年は、海外フェスへの出演、海外ファンの増加、SNSや配信での英語コメント対応など、「音楽を世界に届ける場面」で英語の重要性が高まっています。

この記事では、ミュージシャンが現場で使える英単語、シーン別フレーズ、実践的なロールプレイ会話をわかりやすくまとめました。国際的に活動したいミュージシャンの方は、ぜひ参考にしてください。

ミュージシャンに役立つ英単語

ミュージシャンに役立つ英単語

ここでは「演奏・楽器」「レコーディング」「ライブ運営・コミュニケーション」の3カテゴリに分けて、ミュージシャンがよく使う英単語をご紹介します。

普段カタカナ語で親しんでいる言葉も多いですが、この機会に綴りや正しい意味を覚えておきましょう。

演奏・楽器に関する単語

  • melody(メロディ):旋律
  • rhythm(リズム):拍・リズム
  • tempo(テンポ):曲の速さ
  • bassline(ベースライン):低音のライン
  • electric guitar(エレクトリックギター):エレキギター

【ピックアップ単語】

rhythm

a strong regular repeated pattern of sounds or movements

強く、規則的に繰り返される音や動きのパターン。

出典:Oxford Learner’s Dictionaries

レコーディングに関する単語

  • studio session(スタジオセッション):収録時間
  • mixing(ミキシング):音の調整
  • mastering(マスタリング):最終調整
  • vocal track(ボーカルトラック):歌の録音データ
  • sound engineer(サウンドエンジニア):音響技師

【ピックアップ単語】

vocal

the part of a piece of music that is sung, rather than played on a musical instrument

楽器で演奏されるのではなく、歌われる音楽の一部分。

出典:Oxford Learner’s Dictionaries

ライブ運営・コミュニケーションに関する単語

  • sound check(サウンドチェック):音響確認
  • backstage(バックステージ):舞台裏
  • setlist(セットリスト):曲順
  • merch table(マーチテーブル):物販コーナー
  • encore(アンコール):再演コール

【ピックアップ単語】

encore

an extra short performance given at the end of a concert or other performance; a request for this made by an audience calling out

コンサートやその他の公演の終わりに行われる追加の短い演奏、または観客が声を上げてそれを求めること。

出典:Oxford Learner’s Dictionaries

ミュージシャンが使える英語フレーズ

ミュージシャンが使える英語フレーズ

ここでは演奏・レコーディング・ライブ運営の3つの場面で、ミュージシャンがよく使う英語フレーズをご紹介します。

いきなり全部覚えようとせず、明日使えそうな1フレーズから徐々に取り入れていきましょう。

演奏・パフォーマンスで使うフレーズ

Let’s start from the intro.

(イントロから始めましょう。)

Could you follow the rhythm here?

(ここはリズムを合わせてもらえますか?)

Let’s slow down the tempo a bit.

(テンポを少し落としましょう。)

レコーディングで使うフレーズ

Let’s record another take.

(もう一回テイクを録りましょう。)

Could you adjust the mic position?

(マイクの位置を調整してもらえますか?)

The vocal track needs a little more clarity.

(ボーカルがもう少しクリアだといいですね。)

ライブ運営・打ち合わせで使うフレーズ

Let’s check the sound before rehearsal.

(リハーサル前に音響を確認しましょう。)

I’ll announce the next song on stage.

(次の曲はステージ上でアナウンスします。)

Could we adjust the stage lighting for the first song?

(1曲目のステージ照明を調整できますか?)

ミュージシャンの実践的な英会話ロールプレイ

ここでは、レコーディングやライブ会場など実践的な場面を想定した、ミュージシャンの英会話ロールプレイを4パターンご紹介します
ぜひ、メンバー役やスタッフ役に分かれて練習してみましょう。

パターン1:バンドメンバー同士の演奏合わせ

Aさん

Let’s try the chorus again.

コーラス部分をもう一回やってみよう。

Bさん

Got it. Should we keep the same tempo?

了解。テンポはそのままでいい?

Aさん

Yes, but play the rhythm a bit tighter.

うん、でもリズムを少しタイトにして。

Bさん

Okay, I’ll focus more on the groove.

わかった、グルーヴ重視でいくね。

パターン2:レコーディング中のエンジニアとの会話

Aさん

Are we starting with the vocal track?

最初はボーカルから録りますか?

Bさん

Yes, please stand in front of the mic.

はい、マイクの前に立ってください。

Aさん

Is the sound level okay?

音量は大丈夫ですか?

Bさん

Perfect. Let’s record the first take.

問題ありません。では最初のテイクを録りましょう。

パターン3:ライブ直前のスタッフとの最終確認

Aさん

How’s the sound check going?

サウンドチェックはどうですか?

Bさん

We just finished adjusting the bass.

今、ベースの調整が終わりました。

Aさん

Great. Let’s review the setlist.

よし。セットリストを確認しましょう。

Bさん

Sure. We’re ready for the opening song.

了解です。オープニング曲の準備はできています。

パターン4:海外フェスでのスタッフとの会話

Aさん

Excuse me, where should we bring our instruments?

すみません、楽器はどこに運べばいいですか?

Bさん

You can take them to the backstage area on the left.

左側のバックステージに運んでください。

Aさん

Got it. What time is our sound check?

分かりました。サウンドチェックは何時ですか?

Bさん

Your slot is at 3 p.m. We’ll call you when we’re ready.

あなたたちの枠は午後3時です。準備ができたらお呼びします。

Aさん

Perfect. We’re looking forward to the show.

了解です。ステージを楽しみにしています。

まとめ

今回は、ミュージシャンに役立つ英単語・フレーズ・ロールプレイをご紹介しました。

演奏、レコーディング、ライブ運営を英語で対応できるようになると、海外フェス出演や国際プロジェクトにも自信を持って取り組めるようになります。

今回の内容を参考に、リハーサルやスタジオワーク、ライブ準備の中で少しずつ英語表現を使ってみてください。

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