冬ならではの雪遊びは、子どもたちの体をたくさん動かし、感覚を豊かに育ててくれます。
そして実は、英語の「動きことば(動詞)」を自然に身につける絶好のチャンスでもあります。
「すべる」「とぶ」「ころぶ」など、雪の中で起こる動作は、英語にするととてもシンプルで、子どもにも真似しやすい表現ばかりです。
遊びながら英語を取り入れることで、「勉強」ではなく「体験」として言葉が残っていきます。
雪の中の遊びで、「すべる・とぶ・ころぶ」などの動作を英語で学ぼう

雪遊びの中には、英語の動詞を体感的に覚えられる場面がたくさんあります。ここでは、特によく使える動きの英語を、遊びのシーンと一緒に紹介します。
すべる:slide / slip
そり遊びや、雪の上をツルッとすべった瞬間にぴったりの表現です。
- Slide! (すべるよ!)
- I’m sliding! (すべってる!)
- Oops, I slipped! (あ、すべっちゃった)
「slide」は楽しく意図的にすべるとき、「slip」はうっかりすべったときに使う、と使い分けると表現が豊かになります。
とぶ:jump
雪山からジャンプしたり、雪を越えるときに自然に使えます。
- Jump! (ジャンプ!)
- Jump high! (高く跳んで!)
- I can jump! (跳べるよ!)
ジャンプする前に「Ready, jump! 」と声をかけるだけで、英語のやりとりが生まれます。
ころぶ:fall
雪遊びでは転ぶことも大切な経験です。そんなときも英語で気持ちを共有できます。
- Fall down. (転ぶ。)
- I fell down. (私は転んだ。)
- Are you okay? (大丈夫ですか?)
転んだあとに「I’m okay. 」と言えると、気持ちの切り替えや自己表現にもつながります。
ころがる:roll
雪だるまを作るときや、雪の斜面でごろんと転がる場面で使えます。
- Roll, roll! (転がせ、転がせ!)
- Let’s roll the snow! (雪を転がそう!)
動詞に「let’s」をつけるだけで、自然な英語の声かけになります。
英語は「説明」より「実況中継」で

雪遊びの中で英語を使うコツは、教え込もうとしないことです。
「今、起きていること」を短い英語でそのまま口にするだけで十分です。
例:
- You’re sliding fast!(君は速く滑っているね!)
- Big jump! (大きなジャンプ!)
- Oh no, you fell! (あらまあ、転んじゃった!)
大人が完璧な英語を話す必要はありません。動きと一緒に何度も耳にすることで、子どもは自然に意味を理解していきます。
雪遊び英語が育てるもの
雪遊び×英語の活動は、単に単語を覚えるだけでなく、
- 自分の動きを言葉で表す力
- 失敗や成功を言語化する経験
- 体と気持ちが結びついた記憶
を育ててくれます。
「Slide! 」「Jump! 」と声を出しながら体を動かす経験は、机上の学習では得られない、生きた英語体験です。
雪遊びの英語絵本や動画
雪・冬・動きが多いおすすめの英語絵本を紹介します。
The Snowy Day
これは雪の日のいろいろな遊び(歩く、そりすべり、雪だるま作りなど)が絵で描かれていて、実際の動き動詞がたくさん出てきます。
The Snowy Day は1963年に有名な児童文学の賞(コールデコット賞)を受賞した名作絵本です。
Snow(Uri Shulevitz 著)
雪が降る様子やそこから広がっていく世界を描いた絵本で、雪が積もる過程や子どもの反応を通して動きのある英語表現に触れられます。
Snow Much Fun! (Nancy Siscoe)
「雪って楽しい!」という冬の遊びがテーマの絵本で、子どもが雪の中でいろいろな動きをする描写が多い読み聞かせ向けの一冊です。(YouTube)
Snow, Snow, Snow! (雪の情景・動きが楽しい)
My Snowman, Paul
友だちと雪の日の活動や動詞表現が学べます。
The Snowy Day – Read Aloud Picture Book
これは The Snowy Day の読み聞かせ動画です。絵本のページを見ながら英語を聞けるので、動詞がどんな場面で使われるかイメージしやすいです。
SNOW! | Winter Toddler Favorite
雪・冬に関する英語絵本朗読です。
この動画は短くて分かりやすい英語で、雪の中での行動(play, go outside, run, jump など)が出てきます。
Snow Day(雪の日の物語)
そり遊びや雪玉など、動きが多い英語表現が出てきます。
Winter Fun Storytime
冬の絵本をまとめて楽しめる動画集。
どう使うのが効果的?
- 英単語カード+音声:動画を見ながら「slide」「jump」「run」「fall」「build」などの動詞を音で覚えられます。
- 実際に体を動かす:動画や絵本で聞いた動作を、その場で体で真似してみると記憶に残りやすいです。
- 時間を決めて読む:毎日5~10分でも、同じ本を繰り返すことで動詞が自然と定着します。
雪がなくても「雪遊びの動き」を英語で体験できる室内ゲーム

“Pretend Snow Play!” ごっこ雪遊びゲーム
準備
特別な道具は不要。白い紙やタオルがあれば十分です。
進め方
大人が英語で声をかけ、子どもは動きで反応します。
- Let’s make snowballs(.雪の玉を作ろう。)
- Throw! (投げろ!)
- Roll the snow. (雪を転がしてください。)
- Let’s make a snowman. (雪だるまを作ろう。)
ポイント
「Pretend(〜のふり)」を使うことで、想像遊びと英語が自然につながります。
実際に触れなくても、動作動詞はしっかり体に入ります。
“Snow Action Simon Says” 動きことばゲーム
進め方
「Simon says」を雪遊びバージョンにします。
- Simon says slide!
- Simon says jump!
- Simon says, fall down!
- Jump! (これは動かない)
使える動詞
slide / jump / fall / roll / throw / run
ポイント
英語を「聞いて理解する力」にフォーカスでき、年齢差があっても一緒に楽しめます。
“Snowball Toss” 紙ボール投げゲーム
準備
丸めた白い紙を雪玉に見立てます。
進め方
- Make a snowball. (雪の玉を作ろう。)
- Ready? (準備はいい?)
- Throw! (投げろ!)
- Catch! (キャッチ!)
慣れてきたら
- Throw high. (高く投げて。)
- Throw far. (遠くへ投げて。)
ポイント
「命令+動作」が一致するので、英語が感覚的に身につきます。
“Build a Snowman” 体で作るゲーム
進め方
大人が英語で指示し、子どもは体で表現します。
- Roll the snow. (雪を転がそう。)
- Make it big. (大きくしよう。)
- Put on the hat. (帽子を乗せよう)。
- Touch the nose. (鼻を触ろう。)
最後に
- This is my snowman. (これが私の雪だるまです。)
ポイント
動詞だけでなく、体の部位や形容詞(big, small)も自然に入ります。
“Freeze on Ice!” 動きストップゲーム
進め方
音楽を流しながら動きます。
- Slide!
- Jump!
- Run!
音楽が止まったら
- Freeze!
ポイント
「動く/止まる」の対比がはっきりしていて、室内でも安全に盛り上がります。
英語は「短く・繰り返す」がコツ
室内雪遊び英語で大切なのは、正確さより繰り返しと楽しさです。
- 同じ動詞を何度も使う
- フレーズは短く
- 大人も一緒に動く
これだけで、子どもは英語を「理解して使っている感覚」を持てます。
室内でも、
- slide
- jump
- fall
- roll
- throw
といった雪遊びの動詞は、十分体験できます。
雪が降らない日も、天候に左右されない英語遊びとして取り入れてみてください。
「体を動かした英語」は、あとから驚くほど定着します。
まとめ
雪の日は、特別な教材がなくても英語を楽しめる最高の一日です。
冷たい雪、速くすべる感覚、転んで笑う瞬間。そのすべてが、英語の動きことばと結びつきます。
この冬はぜひ、雪遊びの中で、または室内でできるゲームで、
“Slide, jump, and fall!”
と声に出しながら、英語の世界を広げてみてください。
