海外の顧客や取引先に、英語で質問メールを送る場面は意外と多いものです。「失礼にならないかな」「直接すぎないかな」と悩んで、手が止まってしまう方も多いのではないでしょうか。
英語の質問メールは、日本語のように遠回しに書く必要はありませんが、相手や状況に合った丁寧さはしっかり求められます。
本記事では、英文ビジネスメールはもちろん、英語ビジネスメッセージ(Slack・Teams・Chatworkなどのビジネスチャットで使う短い英文)でも使える質問表現を、例文付きでわかりやすく紹介します。

件名を明確にするのが第一歩

件名を明確にするのが第一歩
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質問メールでは、件名で「何についての質問か」が伝わることがとても重要です。内容が一目でわかる件名は、相手の負担を減らし、返信もスムーズになります。

よく使われる件名表現

Inquiry about ~
Inquiry regarding ~

(お問い合わせ)

Inquiry about Current Stock of Product A
製品Aの在庫状況についてのお問い合わせ

Inquiry regarding the Schedule of the New System
新システムのスケジュールに関するお問い合わせ

※商品名やプロジェクト名は具体的に入れるのがポイントです。

導入文で「質問の目的」を伝える

本文の冒頭では、「何について質問したいのか」を端的に伝えましょう。ここで使うフレーズを押さえておくと、毎回迷わず書けます。

I have a question about ~.

「~について質問があります」
シンプルで使いやすく、メール・チャットどちらでもOKな定番表現です。

I have a question about the payment terms.
支払い条件について質問があります。

I have a question about the revised schedule.
修正後のスケジュールについて質問があります。

I’m writing to ask about ~

「~についてお尋ねしたく、ご連絡しています」
「何について質問するのか」を最初に明確に伝えたいときの定番フレーズ。メールの書き出しでよく使われ、フォーマルさもあります。

I’m writing to ask about the delivery schedule for our recent order.
最近の注文の納期についてお尋ねしたく、ご連絡しました。

I’m writing to ask about the details of your service plan.
御社のサービスプランの詳細についてお伺いしたく、ご連絡しました。

I’d like some information about ~.

「~について情報をいただきたいのですが」
具体的な説明や追加情報を求めるときに使える、やわらかい質問表現。問い合わせメールにもよく使われます。

I’d like some information about your training program for new employees.
新入社員向け研修プログラムについて情報をいただきたいのですが。

I’d like some information about the application process.
申請手続きについて、いくつか情報をいただきたいのですが。

具体的な質問・問い合わせの書き方

具体的な質問・問い合わせの書き方

導入文のあとは、質問内容を具体的に書きます。丁寧さを保ちつつ、要点ははっきり伝えましょう。

I was wondering if ~

「~かどうかお伺いしたいのですが」
少し言いにくい質問や、確認事項にとても便利な定番表現です。

I was wondering if the deadline has been changed.
締め切りが変更になっているかどうか、お伺いしたいのですが。

I was wondering if you could share more details about the schedule.
スケジュールについて、もう少し詳しく教えていただけるかお伺いしたいのですが。

I wonder ifは「直接的に聞くのではなく、少し控えめに確認したいときに使えます」Weblio

Could you please teach me ~ ?

「~について教えていただけますか」
業務内容や手順などを質問するときに使いやすい表現です。

Could you please teach me how to submit the expense report?
経費精算の提出方法を教えていただけますか。

Could you please teach me the correct procedure for this task?
この作業の正しい手順を教えていただけますか。

Could you please let me know ~ ?

「~についてご教示いただけますか/お知らせいただけますか」
汎用性が高く、質問メール・チャット両方で活躍します。

Could you please let me know the current status of the project?
プロジェクトの現在の状況をご教示いただけますか。

Could you please let me know when the document will be ready?
資料がいつ完成するか教えていただけますか。

let me know は、使役動詞(let)を使って「知らせてほしい」と婉曲的に依頼する言い方です。―Weblio

I look forward to your guidance and support./I appreciate your guidance and encouragement.

「ご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます」
質問の締めとして使うと、丁寧で好印象です。

I look forward to your guidance and support regarding this matter.
本件につきまして、ご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。

I appreciate your guidance and encouragement as always.
いつもご指導・ご助言を賜り、感謝しております。

追加でよく使う質問フレーズ

May I ask ~ ?
「~をお伺いしてもよろしいでしょうか」

May I ask about your availability next week?
来週のご都合をお伺いしてもよろしいでしょうか。

I would like to inquire about ~.
「~についてお伺いしたいのですが」
ややフォーマル寄りの表現です。

I would like to inquire about the availability of Product A.
製品Aの在庫状況についてお伺いしたいのですが。

メッセージ(チャット)のコツ

ビジネスチャットでは、メールより簡潔でもOKですが、基本の考え方は同じです。前置きを短くし、質問は1つずつが理想です。

▼チャット向きの例

I’d like to inquire about the meeting schedule.
ミーティングの予定について伺いたいのですが。

Could you let me know the current status?
現在の状況を教えていただけますか?

※長文になりそうな場合は、メールに切り替えるのがスマートです。

まとめ

英語で質問するときは、「何を聞きたいのか」を明確にし、相手への配慮を一言添えるのが基本です。
難しい表現を使う必要はありません。定番フレーズをいくつか身につけておけば、メールでもチャットでも十分対応できます。
質問はコミュニケーションの第一歩。自信を持って、スマートに聞いていきましょう。

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anna 英語教育コンテンツライター / English Education Content Writer
新聞記者としての取材・執筆経験を経て、英語教育分野を中心に活動するライター。英文学専攻および国際交流経験を活かし、英語学習や異文化理解に関する情報を発信している。