皆さんは「意味」を英語にできますか?

普段当たり前のように使っている言葉を英語にするとなると、やや混乱してしまうかもしれません。

こちらの記事は、そんな日常的に使う身の回りの日本語を、英語で表してみることにフォーカスして紹介していくコンセプトです。

「定義」や「記号」の英語表現はもちろん、”property”の意味も紹介していきます。

「意味する」を英語で言えますか?

皆さんは「意味する」を英語に訳す場合、どんな表現が浮かんできますか?

ここでは、「意味する」の英語表現はもちろん、実際に使うための英語表現もいっしょに紹介します。

意味する=”mean”

意味するを英語に訳す場合、”mean”が一番適切な表現です。

“mean”は他動詞であり、”mean – meant – meant”と活用します。

“mean”を使った例文

Aさん
I cannot understand. What do you mean?

訳)ごめん理解できない。どう言う意味?

“mean to ~”で「〜する意図がある」

“mean”と”to”を組み合わせて使うと、「〜する意図がある」という意味にもなります。

~には動詞が入るので、他の品詞を入れないように注意しましょう。

“mean to ~”を使った英語表現

Aさん
I didn’t mean to break your phone.

訳)君のスマホを壊すつもりじゃなかったんだ。

“You are so mean” = 「嫌なやつだね」

海外でよく使われる英語表現で、” mean”を使った表現といえばこれ” You are so mean”です。

相手がいかにも悪い事をした時に使える英語表現であり、「嫌なやつだね」や「意地悪だね」などの意思を伝えたいときに役立ちます。

“mean”の関連表現として一緒に覚えておきましょう。

“I mean it” =  「本気だよ」

“I mean it”も英会話でよく使われる英語表現の一つです。

例えば好きな人に結婚を申し出たとします。

Aさん
Would you marry me ?

訳)結婚してくれない?

Bさん
Stop joking haha.

訳)冗談よしてよ

このように、本気で伝えてるつもりが相手は冗談だと思ってしまった場合に役立ちます。

Aさん
I mean it.

訳)本気だよ。

「定義」を英語で表すと?

「定義」と日本語では、漢字2文字で表せますが英語にするとどうなるでしょうか?

ここからは、英語での「定義」に関して学んでいきましょう。

定義 = “definition”

「定義」を英語で表すと、”definition”という単語が適切になります。

英語でわからない単語を検索した時などに役立つ表現です。

“definition”の動詞形は”define”となり、意味は「定義する」となります。

“definition”を使った英語表現

Aさん
What is the definition of human?

訳)”human(人)の定義は何?”

“By definition” = 定義からして

“definition”と”by”を組み合わせる事で、非常に役立つ英語表現”by definition”を使えるようになります。

“by definition”を使う場面は、会話の裏が取れていて「〜なはずだ」と表現したい時などです。

説明ではちょっとわかりにくいので、実際に例文を見ていきましょう。

“by definition”を使った英語表現

Aさん
Do you think he can play well on the next match?

訳)あいつ次の試合で良いプレーできると思う?

Bさん
He by definition can play well because he looks very relaxed now.

訳)リラックスしてるように見えるし、良いプレーできるはずだよ。

「記号」を英語で表現するとどうなる?

皆さんは「記号」を英語で表現できますか?

意外と普段使っている表現が、難しく感じたかもしれません。

ここからは「記号」に関して学んでいきましょう。

“.”や”,”に関してもいっしょに紹介していきます。

記号 =  “symbol” / “sign”

記号を英語で表すと、”symbol”や”sign”と表現できます。

この二つの違いを英語辞典で調べると、”symbol”は物体であり”sign”は会話の中で出てくるジェスチャーのようなものという違いがあります。

日本語に訳すと同じ言葉になりますが、どちらかと言うと”symbol”は日本語の「シンボル」と訳した方が分かりやすいかもしれません

“.” = “period(ピリオド)”

英語の文章における記号といえば、この「ピリオド」が嫌でも付随してきますよね。

文章に終止符を打つために使われる記号であり、読み方は日本語と同じ「ピリオド」となります。

“Edo period” = 「江戸時代」

periodは記号の意味を持ちますが、このように時代を表現する際にも役立ちます。

2022年の場合は、”Reiwa (period)”と表現する辞書もようです。

“,” = “comma(カンマ)”

日本語では「句読点」と役割が似ている、文章を途中で区切る時に役立つのがこの”comma(カンマ)”です。

読み方は「コンマ」でも問題ありませんが、英語で”comma”を発音する場合「コンマ」よりも「カンマ」の方が近いので、「カンマ」でで覚えた方が会話に直接落とし込みやすいでしょう。

「property」ってどう言う意味?

「property」ってどう言う意味?

最後に”property”に関して学んでいきましょう。

“property”は、ビジネスシーンではよく使われる表現であり、同時に日常会話ではあまり聞かない表現と言えます。

ここからは”property”の意味を学んだ上で、使えるようになる方法もご紹介していきます。

“property” = 所有物

“property”には、「所有物」という意味があります。

これは「財産」や「資産」などを指すため、一概に「所有物」とは訳せない点に注意です。

複数形は”properties”とスペルするので、間違えないように注意しましょう。

“property”を使った英語表現

Aさん
Who is he ?

訳)彼は誰なの?

no name
He is a rich man with several properties in Canada.

訳)彼はカナダに沢山の土地を持つお金持ちだよ。

訳あり物件 = “discounted property”

“property”には「不動産」という意味も込められていることから、上記のように”discounted property”と「訳あり物件」を表現することができます。

これは「事故物件」なども含むことがあるため、海外で家を借りる場合などはなんで割引きなのかをしっかりと聞くと良いでしょう。

まとめ

こちらの記事では、色々な「意味」に関する英語を学んできました。

「意味」の英語表現はもちろん、「定義」に関連する英語も覚えておくと、今後英会話をする上で非常に役立つでしょう。

「記号」や”property”に関しては、少し深掘りをして類似表現も紹介してきました。

どれも知識を得た上で実際に使ってみることで、身に付くものなのでぜひトライアンドエラーを繰り返してみてください。