皆さんは「それな」を英語でなんと言うかわかりますか?

そのほかにも「だよね」や「その通り」「まさに」などの相槌表現を英語にできますでしょうか?

英語に限らず相槌は、会話のつなぎの部分として重要な役割をします。

ぜひこちらの記事を通じて、英会話で役立つ「それな」や関連表現を覚えていきましょう。

「それな」を英語にするとどうなる?

皆さんは「それな」を英語にできますか?

日本で勉強した「それな」の言い方を知っていても、海外で今使われているとは限りません。

ここでは、「それな」の直訳はもちろん、海外で今も使われているトレンドに沿った英語表現を紹介していきます。

直訳:”That’s true”

“That’s true”は、「その通りだ」という意味の英語表現です。

元々は”That is true”が英文となっており、”true”には「正しい」という意味があります。

こちらの表現でも問題なく伝わりますが、もう少し噛み砕いてよく使われる表現を紹介していきましょう。

流暢な言い方:”Right / You’re right”

英語圏の人(特にアメリカ人)がよく使う「それな」を英語にすると、”Right”や”You’re right”となります。

これは、相手を正当化する”That’s right(その通りだ)”のイメージとは異なり、いわゆる若者の言う同情の「それな」に近い使われ方が主流です。

この表現は友達との会話レベルで使われる表現なので、お堅いシーンではあまり使うことをおすすめしません。

「それな」を使った例文紹介

Aさん
It’s too hot these days, and I’m dying. I want to stay in a room with air conditioning for the rest of my life.

訳)最近暑すぎて死にそう。一生エアコンのついた部屋で過ごしたいな。

Bさん
You’re right. I don’t want to go out.

訳)それな。外出たくないよ。

「だよね」を英語で言えますか?

「だよね」を英語で言えますか?

皆さんは「だよね」を英語にできますか?

上で紹介した「それな」とニュアンスは似ていますが、使われるシチュエーションが少し異なりますよね。

ここからは流暢な言い方や「だよね」を使った例文を紹介していきます。

流暢な言い方

I know, right? – 知ってた感じを出したい時

“I know right”は、かなりフランクな英語表現であり、友達との会話などでよく使われる「だよね」となります。

TwitterやFacebookなどでは”IKR”と訳されることもあるほど、会話でよく使われる定番表現なので覚えておきましょう。

“Exactly”と異なる点ですが、”I know right”は気持ち控えめの感情で言うイメージがあるので、「でしょ?」のイメージで使うとわかりやすいです。

I feel you – 相手の意見に同意する時

“I feel you”に関しては、かなり同情の余地がある「だよね」の英語表現となります。

相手が悲しんでいる時や大きな失敗をして落ち込んでいる時などに「大丈夫だよ・・・」というイメージで使われる英語表現です。

I hear you

“I hear you”を直訳すると「私はあなたを聞いている」という意味です。

この表現はかなり砕けた伝え方となりますが、「だよね」という意味でよく使われています。

似ている表現だと、”I get it”も役立つと言えるので一緒に覚えておきましょう。

"I hear you"は、友達との会話で使われる「だよね」のイメージがかなり正しいと言えます。間違っても目上の人やビジネスシーンで使わないように気をつけましょう。日本程は気にするほどではないかもしれませんが、かなり馴れ馴れしい表現です。

「だよね」を使った例文

Aさん
I knew you weren’t wrong.

訳)やっぱり君は悪くなかったんだ。

Bさん
I know, right? I didn’t do anything about it.

訳)だよね、そのことに関しては一切関わってないもん。

「まさに」「その通り」を英語にしてみよう

「まさに」「その通り」を英語にしてみよう

「まさに、その通り」 – “Exactly”

まず紹介するのはこの”Exactly”という英語表現です。

これは、自分の想定と相手の発言が完全に一致した時に使うイメージが強いでしょう。

ちなみに“Exact”には「ちょうど」という意味があるので、まさに100%丁度一致した時に使うことをおすすめします。

“Definitely”でもOK

“Exactly”と似た表現に”Definitely”という英語表現があるのをご存知でしょうか?

“Definite(たしかに)”の副詞形となり、単体で”Definitely”と答えるだけでも伝わる便利な表現です。

その他の「まさに、その通り」の表現

  • Certainly
  • Absolutely
  • Totally
  • No doubt

上記は全て同じようなシーンで使える英語表現となります。

中でも特に”No doubt”に関しては、フランクな表現となり、ビジネスシーンなどではあまり使うことをおすすめできません。

基本的には”Exactly”で片付く状況となりますが、ぜひ一緒に関連表現も覚えておきましょう。

「まさに、その通り」を使った例文紹介

例文①:仕事に関して友人と話すシーン

Aさん
I’ve been really sleepy lately. How’s your work lately?

訳)最近めっちゃ眠いんだよね。仕事うまく行ってる?

Bさん
I’m doing well but I’m sleepy too, and I’m making some minor mistakes. I guess it’s really important to sleep.

訳)仕事はいい感じだよ。でも、自分も眠くて仕事で細かいミスが起きてるんだ。やっぱ寝るのは大事だね。

Aさん
Exactly, I’ll go to bed early today.

訳)その通り、今日は早く寝るわ。

例文②:ミスを励ますシーン

Aさん
It didn’t work out this time, but I’ll try harder next time. Thank you.

訳)今回はうまくいかなかったけど、次はもっと頑張ってみるよ。ありがとう。

Bさん
Definitely, I’m sure you can. I’m on your side.

訳)その通り!君ならできるって信じてるよ。応援してるね。

まとめ

こちらの記事では英会話の中で使われる相槌表現「それな」や「まさに」「その通り」「だよね」に関して紹介してきました。

どれも英会話の中心に位置するほど重要な英語表現ではありませんが、実際会話をしていく上では繋ぎとして重役を担う存在でもあります。

英会話をより一歩先に進めて、流暢な表現を目指したい方はぜひ何度も本記事を読み返して勉強していきましょう。