“sorry”は「すみません」といった謝罪の意味で使われる英語表現です。間投詞・形容詞として使うことができます。

英文や英会話の中でも頻繁に登場する”sorry”ですが「いまいち使い方や意味が分からない。」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

そこで本記事では「”sorry”について詳しく知りたい。」という方に向けて、“sorry”の意味や使い方、”sorry”に似た英語表現4つの意味や使い方について例文付きで詳しく解説しています。

記事を最後までチェックすれば、”sorry”に関することは一通り分かりますよ。”sorry”について知りたくてこの記事にたどり着いた方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

“sorry”の意味や使い方

“sorry”に似た英語表現の意味や使い方

“sorry”には、以下3つの意味や使い方があります。

  • すみません
  • 気の毒で、かわいそうで
  • 残念に思って、遺憾で

それぞれ例文付きで詳しく見ていきましょう。

すみません

“sorry”の意味として最もメジャーなのが、この「すみません」という意味ではないでしょうか?間投詞と形容詞として使うことができます。会話の中で「すみません」と一言で表現したい場合は間投詞として“sorry”を単独で使用し、他の文章と組み合わせて表現したい場合は形容詞として使用します。

まずは、“sorry”を単独で使用する間投詞としての使い方を見てみましょう。

Aさん
I didn’t notice. sorry.
訳)私たちの仕事は人々をまとめることです。

Turn right at the next corner「次の角を右に曲がってください。」に対して

Aさん
Sorry?
訳)すみませんがもう一度言ってください。

謝罪の意味だけでなく、2つめの例文のように問い返す際にも使うことができます。

続いて形容詞としての使い方を見てみましょう。

  • sorry :すみません
  • sorry to do:~してすまないと思って
  • sorry for:~のことをすまないと思って
  • sorry that:~ということを申し訳なく思って

Aさん
I’m sorry.
訳)すみませんでした。

Aさん
I’m sorry to call you at your busy time.
訳)忙しい時間に電話をしてすみません。

Aさん
I’m so sorry for that trouble.
訳)あのトラブルについては大変申し訳なく思っています。

Aさん
I’m sorry that I’m late.
訳)遅れてすみません。

“sorry”の前に、“so”、“very”、“really”、“terribly”などを付けることで、謝罪の気持ちを強調したり、よりかしこまったニュアンスにさせたりすることができます。

気の毒で、かわいそうで

“sorry”には「気の毒で」、「かわいそうで」という意味があり、形容詞として使います。使い方を見てみましょう。

  • sorry to do:~して気の毒に思って
  • sorry for:~が気の毒で
  • sorry that:~ということを気の毒に思って

例文をいくつか紹介します。

Aさん
I’m sorry to hear your father is unwell.
訳)あなたのお父さんの体調が悪いと聞いてお気の毒に思います。

Aさん
I feel sorry for him.
訳)彼が気の毒です。

Aさん
I’m sorry that your pet is sick.
訳)あなたのペットが病気でお気の毒です。

残念に思って、遺憾で

“sorry”には「残念に思って」、「遺憾で」という意味があり、形容詞として使います。またお悔やみを伝える表現の際にもよく使用されます。使い方を見てみましょう。

  • sorry to do :~したことを残念に思って
  • sorry for:~を残念に思って
  • sorry about:~を残念に思って
  • sorry that:~ということを残念に思って

例文をいくつか紹介します。

Aさん
I’m very sorry to hear that.
訳)お悔み申し上げます。

Aさん
I’m sorry about this choice.
訳)この選択は残念です。

Aさん
I’m sorry that he has to leave now.
訳)彼がもう出発しなければいけないのが残念です。

“sorry”に似た英語表現の意味や使い方

“sorry”に似た英語表現の意味や使い方

“sorry”に似た以下4つの英語表現の意味や使い方について解説します。

  • “apologize”
  • “too bad”
  • “condolence”
  • “sympathy”

それぞれ例文付きで詳しく見ていきましょう。

“apologize”

“apologize”には、「謝罪する」という意味があります。“sorry”に非常によく似ていますが、“apologize”を使用するとよりフォーマルで丁寧なニュアンスになります。

例文をいくつか見てみましょう。

Aさん
I must apologize.
訳)申し訳ありません。

Aさん
She apologized for forgetting her promise to me.
訳)彼女は私との約束を忘れていたことを謝罪しました。

“too bad”

“too bad”には、「残念な」や「気の毒で」といった意味があります。残念な気持ちを表す幅広い場面で使用することができます。

例文をいくつか見てみましょう。

Aさん
Did your phone break? That’s too bad.
訳)スマホが壊れてしまったんですか?それは残念です。

Aさん
It’s too bad that the library was closed.
訳)図書館が閉まっていたのは残念です。

“condolence”

“condolence”には、「お悔やみ」や「哀悼」といった意味があります。葬儀などのフォーマルな場でも使用することができます。

例文をいくつか見てみましょう。

Aさん
My (deepest) condolence.
訳)お悔やみ申し上げます。

Aさん
I offer my sincerest condolences to him
訳)私は彼にお悔やみを申し上げます。

“sympathy”

“sympathy”には、「同情」や「お悔やみ」といった意味があります。こちらも“condolence”と同じように、葬儀などの場で使用することができます。

例文をいくつか見てみましょう。

Aさん
My (deepest) sympathies.
訳)お悔やみ申し上げます。

Aさん
I felt real sympathy with her experience.
訳)私は彼女の経験に心から同情します。

まとめ

まとめ

“sorry”の意味や使い方、”sorry”に似た英語表現4つの意味や使い方について解説しました。”sorry”の意味や使い方について理解できましたでしょうか?

“sorry”の使い方を詳しく見てみると、「すみません」や「気の毒で」、「残念に思って」といった異なる意味でも、“sorry for”や“sorry that”など、同じ使い方をする表現がよく出てきます。最初は判別が難しいですが、慣れてくると文脈や会話の流れで意味を掴めるようになりますよ。

“sorry”の意味や使い方が分かったら、次は英会話などで”sorry”を実際に使ってみましょう。そうすることで、”sorry”がただの知識ではなく、使える英語表現になります。

また今回のように、分からない英単語に直面したら、その場ですぐに調べる癖をつけるようにしてください。地道な作業ではありますが、分からない単語を1つ1つクリアしていくことが、英語力上達への1番の近道です。