「おなら」は生理現象なので、誰しもふとした瞬間にすることがあるでしょう。

日本ではおならをすると、仲のよい友人や家族間では「ごめん」と言ったり、「だれかおならした?」と冗談っぽく話したりしますよね。

しかし、テストやビジネスでは「おなら」という言葉に触れないため、あえて英語で学習する人は少ないのではないでしょうか。ただ、実際に海外で生活するとなると、「おなら」の英語表現は使えると便利です。

そこで今回は、「おなら」の英語表現について解説していきます。
基本の表現から少しおしゃれな表現までいろいろ紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

「おなら」の英語表現3選

日常会話ではときどき話題になる「おなら」ですが、英語で表現するとなると意外にパッと言葉が出てこないものでしょう。

まずは「おなら」の基本的な英語表現から解説していきます。

fart

「おなら」を表現するときに最もよく使われるのがfartという英単語です。

fartは「屁」「放屁」といった日本語に訳され、カジュアルな印象のある表現です。
fartの発音記号は「fάɚt」で、カタカナで発音を表現するなら「ファート」となります。

ただ、fartは「おなら」という意味のほか、「嫌なやつ」「愚かな人」という意味でも使われることがありますよ。

Aさん
His fart smelled.
彼のおならが臭いです。
Aさん
It is normal for a fart to smell.
おならが臭いのは普通のことです。
Aさん
My son farts a lot and it’s so stinky.
息子はよくおならをするし、そのうえすごく臭いです。

gas

日本語でもときどきおならのことを「ガス」を比喩的に表現するケースがありますが、英語でもgasで「おなら」を表現することがあります。

「pass gas」で「おならをする」という意味になるので、セットで覚えておきましょう。

少し丁寧な印象のある表現のため、遠回しに「おなら」を伝えたいときに使えます。

Aさん
I went outside to pass gas.
わたしはおならをするために外に出ました。
Aさん
Someone passed gas during the meeting.
だれかが会議中におならをしました。

pfft

日本語でおならのことを「プー」「ブーブー」などと擬音で表現することがありますよね。
英語ではおならのことを擬音で表現することはあまりないのですが、あえて擬音で表現するなら「pfft」という単語を使います。

pfftは「プフート」と発音思想ですが、カタカナで発音を表現するなら「フート」です。最初の「p」の部分は発音しないので注意しましょう。

ちなみに、小さな子どもや赤ちゃんに対して「おなら」を表現する場合、「toot」「poopee」などの単語を使うのが一般的です。

英語らしい「おなら」の表現

英語らしい「おなら」の表現

「fart」や「pass gas」というと、直接「おなら」を表現しているニュアンスになります。

ただ、英語では直接的な表現だけでなく、比喩表現を用いて「おなら」を伝えることもあります。英語らしい表現なので、さらっと使いこなせると上級者っぽく見えるかもしれません。

break wind

ひとつ目の「おなら」の比喩表現が「break wind」です。

「break wind」を直訳すると「風を破る」となりますが、おならが勢いよく出ているイメージからこのような表現が使われます。

Aさん
He broke wind during the meeting.
彼は会議中におならをした。

ちなみに、おならの勢いがゆるい場合は「make wind」「pass wind」が使われることもあります。いずれの表現も「wind:風」をおならに見立てて表現しているのがわかりますね。

Aさん
He made wind right in the middle of his presentation.
彼はプレゼンの最中におならをしました。

cut the cheese

もっと冗談っぽいニュアンスを強める場合「cut the cheese」というフレーズを使います。

「cut the cheese」は直訳すると「チーズを切った」となりますが、チーズを切ったときのニオイがおならに似ていることから「cut the cheese」=「おならをした」という意味になります。

基本の使い方は疑問文で「Who cut the cheese?」と言いますよ。

Aさん
Who cut the cheese?
だれがおならした?

冗談っぽく聞いているのがわかりますね。「誰がチーズを切った?」ではないので注意しましょう。

「おなら」に関する英語表現

「おなら」に関する英語表現

「おなら」の直接的な表現から、比喩的な表現までさまざまな英語について触れました。

ここでは、「おならが出る」「すかしっぺ」などのおならに関する英語表現を紹介していきます。

おならが出る

「おならが出る」「おならをする」というのはよくある表現ですが、過去形を使うのがポイントです。

シンプルですが、以下のような表現になります。

Aさん
I farted.
おならをしました。
Aさん
I passed gas.
おならをしました。

おならが臭い

だれかもしくは自分がしたおならに対し、「おならが臭い」と言うことも多いですよね。

たとえば、

Aさん
Who farted?
だれかおならをした?

これは直接的に臭いと言っているわけではありませんが、聞いている時点で臭いを感じているのが伝わりますね。

Aさん
His fart smelled.
彼のおならが臭いです。
Aさん
It smells.
臭います。

smellは「においがする」「悪臭がある」などの意味があるため、smellを使うと直接的に臭いというのを表現できます。

すかしっぺ

音のでないおならのことを「すかしっぺ」と言いますね。

英語では「a silent fart」で「すかしっぺ」という意味になります。
silentは形容詞で「黙っている」「音のしない」など意味があるため、「a silent fart:音のしないおなら」→「すかしっぺ」というニュアンスを表現できますよ。

おならが止まらない

一日に何度もおならが出て、止まらないことがあるでしょう。

その様子は「cannot stop ~ing」=「~するのをやめられない」というフレーズを使って表現できます。

Aさん
I can’t stop farting.
おならが止まらない。

握りっぺ

自分のおならを手で閉じ込めて、相手におならのにおいをかがせておもしろがる行為のことを「握りっぺ」と言います。

海外にも似たような行為があり、その様子は「cup-a-fart」と言います。

Aさん
The boy gave me a cup-a-fart.
彼はわたしに握りっぺをしました。

まとめ

いかがでしょうか。

今回は「おなら」に関する英語表現を紹介しました。
おならは日常会話では「fart」という単語を使って表現するのが一般的ですが、「pass gas」「toot」「poopee」などの表現もありますよ。

また、直接的におならを表現するのではなく、「break wind」「cut the cheese」といった英語らしい表現もあります。

日常会話ではよく出てくる言葉なので、ぜひ今回の記事を参考に「おなら」に関する英語についてチェックしてみてくださいね。