皆さんは「チキる」の英語表現は何か聞かれたらパッと答えられますか?
こちらの記事では、「チキる」の意味はもちろん、関連表現である「ビビる」や「ひよる」なども紹介していきます。
例文も用意してあるので、是非参考にしてください。
「チキる」は英語で何と言う?
皆さんは英語で「チキる」を表現できますか?
日本語でもかなり砕けた表現であり、英語に訳すとなるとイメージが湧きにくいですよね。
ここでは「チキる」を通常表現とスラング表現に分けて紹介していきます。
「チキる」は英語で”chicken out”という
「チキる」を英語で表現すると、”chicken out”となります。
“chicken(チキン)”は、日本語に訳すと「鶏」という意味がありますが、同時に「臆病者」という訳され方をする場合があるのです。
単体で”chicken”を使った場合でも、日本語で言う「チキる」の意味は汲み取れていそうですが、より日本語の「チキる」に近づけるためには”chicken out”と表現するのが適切でしょう。
スラング表現では”be a pussy”をよく使う
「チキる」をスラングで表現する場合、”be a pussy”を使うのがぴったりです。
よく使われる言い方では、“Don’t be a pussy(ビビるなよ、クソ野郎になるなよ)”が挙げられますが、今回はこの「ビビるなよ」の方を使っていきます。
“be a pussy”に含まれる”pussy”は、日本語で下ネタの方の「あそこ」を指すため、公共の場ではあまり使いたくない表現です。
ということで、「チキる」に利便性を求めるのであれば”chicken out”を使いましょう。
そもそも「チキる」って何?
「チキる」の意味を日本語で理解していますか?
うまく説明できない状態だと、英語への理解も同時に薄くなってしまうのでぜひ一緒に勉強していきましょう。
「チキる」は「チキン」を動詞的に用いた表現
チキるの意味 いわゆる「チキンになる」こと、すなわち、怖気づき弱腰になるようなさまを表現する俗な言い方。チキン(臆病者)を動詞的に用いた表現といえる。チキン(chicken)は英語においても「臆病者」の意味で用いられる。
引用:Weblio
こちらの記事で紹介している「チキる」という表現はそもそも、「チキン(臆病者)」というところから派生している様です。
つまり、「臆病者」>「チキンになる」>「チキる」という派生で「チキる」が使われる様になったと言う理解で問題ないでしょう。
「チキる」の関連表現
ここでは「チキる」と近しい表現を3つ紹介していきます。
どれも普段から会話で使える非常に便利な表現なので、ぜひ一緒に見ていきましょう。
「ビビる(ひよる)」- “freak out”
「ビビる(ひよる)」は英語で”freak out”と言います。
“freak”は動詞で「興奮する、動揺する」という意味を持ち、”freak out”でいわば「パニック状態」を表現できるのです。
“chicken out”と似通っており、”out”をどちらも使うので関連付けて覚えましょう。
「脅える」- “scared”
「脅える」は日本語表現の中でもスラングでは無く、どこでも使える表現と言えます。
英語にすると”scared”となり、”I’m scared(怖い)”の様な使い方ができる便利な表現です。
“scary(怖い)”の動詞形である”scare”の過去形であり、現在形の”scare”よりも”scared”を使って自分の感情を表すシーンが多い印象と言えます。
「チビる」- “pee my pants”
最後に「チビる」の英語表現”pee my pants”を紹介していきます。
“pee(おしっこ)”と”pants(パンツ)”を組み合わせることで、「パンツにおしっこをする」という意味になるのです。
よく使われる表現方法としては、“I almost peed my pants(漏らしそうになった)”が挙げられ、こちらも一緒に覚えておくと便利でしょう。
「チキる」を使った例文を紹介
ここからは「チキる」を使った例文を紹介していきます。
「チキる」を使った例文なので、日常会話ですぐに使えるような文章を揃えてみました。
ぜひお役立てくさい。
チキって友達を助けられなかった
- I couldn’t help my friend because I was too chickened out.
“could not help my friend(友達を助けられなかった)”を軸とする、”chickened out”を使った例文です。
“because(なぜなら)”は、2つの文章を繋げ合わせたい時に役立つ英単語となります。
また、“I was too chickened out”についている”too”は、”me too(私も)”の使われ方とは異なり、後に来る単語を強調したい時に使える”too”です。
“too shy”だと、「すごく恥ずかしがり屋」になり、”too hungry”だと「めちゃお腹すいた」となります。
チキってないで好きって言えよ
- Don’t be a pussy. Say “I love you”.
告白するか悩んでいて、一生しなさそうな友達に使える例文です。
ここでは仲のいい「友達」に向かって使っている英語なので、スラング表現である”be a pussy”を使っています。
もしもあなたが占い師で、赤の他人にアドバイスする場合だったら、”pussy”は絶対に使わない様にしましょう。
チキってると一生やりたいことできないよ
- You’ll never be able to do what you want if you’re chickened out.
最後に紹介するのは、”chickened out”を使った例文となります。
“You’ll never be able to do(一生できない)”に、”what you want(やりたいこと)”を組み合わせた比較的難易度の高い文章です。
“what you want”の部分は、”what you wanted(やりたかったこと)”に置き換えても使うことができるので、言いたい方法に合わせてカスタマイズしてみましょう。
最後に”if you’re chickened out”に関しては、”if(もしも〜なら)”を使った文法問題でもよく出る文章を使って「もしもチキってたら」と表現しています。
まとめ
こちらの記事では、「チキる」の英語表現に関して紹介してきました。
下記がこの記事で勉強した「チキる」の表現一覧です。
- chicken out(chickenだけでもOK)
- be a pussy(スラング)
また、関連表現として“freak out”や“scared”、“pee my pants”も紹介してきました。
どれも近しい表現であり、日常会話ですぐに使える便利な言葉なので是非使ってみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。