「英語で何て言う?」コーナー、今回は「ハチ」についてです。

「ハチ」は英語で総称して「bee」ですが、「ハチ」にも色々な種類があって、それぞれの特徴を捉えたおもしろい表現がたくさんあります。

今回は基本的なハチに関する英語の知識に加えて、日常会話で使える便利な表現も紹介します。

「ハチ」に関する英単語まとめ

まずは、「ハチ」に関する英単語を紹介します。

「ハチ」は、英語で言うと「a bee」で、複数形は「bees」です。

「ハチ」と関連する英単語として、「ハチの巣」は「a honey comb」、「巣箱」は「a (bee) hive」、「はちみつ」は「honey」、「ハチの群れ」は「a swarm of bees」です。

「ハチ」の様々な種類

ミツバチやスズメバチなど「ハチ」にも色々な種類があり、その英語をご紹介します。また、それぞれの「ハチ」の特徴から、日常会話にも出てくることがあるので、実際にどのように使われているのかも解説します。

まずは、ハチの種類別の英単語です。

  • ミツバチ       a honey bee
  • 雄バチ        a drone
  • スズメバチ、ジガバチ a wasp
  • スズメバチ      a hornet
  • 女王バチ       a queen bee
  • 働きバチ       a worker bee

一般的に「ハチ」の家族は、「女王バチ、雄バチ、働きバチ」で構成されていますが、その中の働きバチは一般的に、せわしなく動き、食料の調達や巣作りなど常に働いていることで知られ、「busy bee」 で、「よく働く人」という意味もあります。

それに対して、女王バチは、一つの巣に一匹しかおらず、働きバチを産むと、巣作りなどの一切の仕事は任せて次の産卵に集中します。そうした性質から、「queen bee」(女王バチ)という言葉は、「支配者」「特別に優遇されている人」を指して使われることがあります。

また、雄バチは、働きバチの行う労働には一切参加せず、繁殖のためだけに存在しています。そのことから「drone」(雄バチ)「怠惰な人」「依存している人」を意味することもあります。ちなみに、最近ニュースなどでよく聞くことがあるドローン(無人航空機)も、英語では同じ「drone」です。

最後に、スズメバチは、「ハチ」の中でも最も大きく、攻撃性が強いことで有名です。アメリカのプロバスケットボールチームには、「Charlotte Hornets」という、ノースカロライナ州の州都であるシャーロット(Charlotte)に本拠地を置くチームがあります。このチーム名「Hornets」は、まさにスズメバチで、チームマスコットも鋭い針を持っている「ハチ」です。スポーツチーム名として使うことで、スズメバチの強さを象徴している例です。

「ハチ」に関わる基本表現

この章では、「ハチ」に関する基本的な表現を解説します。

「ハチ」といえば、刺す動物として危険視されますが、実際に刺された時にはどのように表現すればよいのでしょうか。

「ハチに刺された」は「I was stung by a bee.」と言います。「stung」は、動詞「sting」(刺す)の過去形および過去分詞です。ちなみに、現在分詞は「stinging」です。「sting」は、名詞としても使われ、「刺し傷」や「刺すような痛み」を意味します。「ハチに腕を刺された」と言いたい時は、「I had a sting on my arm.」でも伝えることができます。

次に、「ハチ」が飛んでいる様子は、日本語では「ブーン」や「ブンブン」という擬音語で表現しますね。英語では、「buzz」(ブンブン飛ぶ)を使って、「ハチがブンブン飛び回っている」は「A bee is buzzing around.」と言います。「buzz」は、低くうなるような音や、振動音を表す時に使われる傾向があり、「ブザーで呼ぶ」という意味もあります。

「ハチ」に関わる応用表現

本章では、「ハチ」にまつわる応用的な英語表現を解説します。まず、日常会話でも使えるものを3つ紹介します。

一つ目は、目が回るくらい忙しい様子を表す「busy as a bee」です。「今忙しすぎるの。代わりに来週末に会えないかな」と提案したい時は、「I’m busy as a bee right now. Can we meet next weekend instead?」と言えます。

次に、「a hive of activity」は、せわしなく忙しい場所という意味で使われます。「hive」は忙しさが容易に想像できる「ハチの巣箱」です。「The school was a hive of activity until 3 pm 」は、「学校は午後3時まで活気にあふれています」という意味です。

さらに、憤慨している様子「mad as a hornet」で表現します。「My brother was mad as a hornet after I crashed his car.」は、「兄は、私が彼の車をぶつけて憤慨した」です。「hornet」は、「ハチ」の中でも一番強い「スズメバチ」でしたね。カンカンに怒っている時に使える表現です。

まとめ

今回は「ハチ」に関する英単語や英語表現を紹介しました。

「ハチ」というと、せわしなく動き、針があって危険な虫というイメージですが、「bee’s knees」(最高のもの)という表現もあります。これは昔の人がよく使っていたようで、今は「Really cool!」や「It’s amazing.」が代わりに使われています。

他にも日常会話で使える表現がいくつかあったと思うので、ぜひ使ってみてくださいね。

では、次回をお楽しみに!

参照:アンカー 大人のための英語学習辞典 2016年12年20日初版第1刷発行(株式会社学研プラス)