「ジャージの英語表現を完全習得しよう!」

皆さんは英語で「ジャージ」を表現できますか?

こちらの記事では、英語学習者向けに、ジャージを表す英語表現の種類や使い方、さらには具体的な例文を紹介します。

ジャージに関する英語表現が分からなくて困っている人や、英語でジャージについて話したいと思っている人は必見です!

「ジャージ」を英語で表す言葉

「ジャージ」を英語で表す言葉

まずは、「ジャージ」を意味する英単語を4つ紹介していきます。

  1. “jersey”
  2. “sweatsuit”
  3. “tracksuit”
  4. “jogging suit”

それぞれの単語の意味や使い方・例文を確認していきましょう。

“jersey”

“jersey”とは、通常は厚手の編み物素材で作られた、スポーツやアウトドアアクティビティに着用される衣服のことを指します。

品詞は「名詞」であり、意味は「ジャージ」や「セーター」、「ジャージー種の乳牛」です。

Aさん
I need to buy a new jersey for the basketball game next week.

訳)来週のバスケットボールの試合に向けて、新しいジャージを買わなければならない。

“sweatsuit”

“Sweatsuit”は、通常、裏地にフリースや起毛素材を使用した、上下のセットアップを指します。ジャージと同様に、スポーツやジムでの着用に適している衣服です。

意味は「スウェットスーツ」であり、品詞は「名詞」となります。

Aさん
I always wear a sweatsuit when I go to the gym.

訳)ジムに行くときは必ずスウェットを着ます。

“tracksuit”

“tracksuit”は、ジャケットとパンツの上下セットアップで、一般的にはジップアップのフロント・フード、そしてストライプの入ったパンツが特徴です。 ジャージやスウェットと同様に、運動着として着用されます。

意味は「トラックスーツ」となりますが、日本人が連想する「ジャージ」のイメージに最も近しいのがこの”Tracksuit”という表現です。

Aさん
I wear my tracksuit when I go for a jog in the park.

訳)公園でジョギングをするときはトラックスーツを着ています。

“jogging suit”

“jogging suit”は、文字通り「ジョギングスーツ」でジョギングするときに着用する運動着で、こちらも「ジャージ」の意味で使えます。

3つのニュアンスの違い

  • “jersey”:スポーツのチームのユニフォームや着用する衣服を指し、ファンが応援するために着ることが多い。
  • “sweatsuit”:主に運動時に着用される衣服。
  • “tracksuit”:主に運動時に着用される衣服。
  • ”jogging suit”:主にジョギングする時に着用される衣服。

“Jersey”は、”Sweatsuit”と”Tracksuit”と異なり、ユニフォームなどの衣服を指します。

他2つの表現に関しては、衣服の詳細が異なっており、”sweatsuit”は、「トップスとパンツがセットの暖かい服」を指し、”tracksuit”は、軽量で通気性に優れた衣服を指すのです。

「ジャージ」に関連する表現

Sportswear

次は、「ジャージ」に近しい意味を持つ表現を確認していきましょう。

  1. 体操服:“gym clothes”
  2. 運動着: “sportswear”
  3. トレーニングウェア:“training wear”

それぞれの単語の意味や使い方、例文を解説します。

体操服:“gym clothes”

“gym clothes”は、運動するときに着用する衣服のことを指します。

「スポーツジム」を意味する”Gym”と、「衣服」を意味する”clothes”の組み合わせで「体操服」という意味になっているのです。

Aさん
I need to buy some new gym clothes for my workout tomorrow.

訳)明日のワークアウトに新しいジムウェアを買わなくてはならない。

運動着: “sportswear”

“Sportswear”は、運動に適した衣服を表現する言葉です。”Gym clothes”と意味合いは似ており、人によっては同じタイプの衣服をイメージします。

Aさん
Nike is famous for their high-quality sportswear.

訳)ナイキは高品質なスポーツウェアで有名です。

トレーニングウェア:“training wear”

“Training wear”は、運動に適した衣服を表現する言葉です。他2つの表現とイメージは同じですが、”Tranining wear”の場合はより専門的な衣服を指します。

Aさん
She always wears training wear when she goes to the gym.

訳)彼女はジムに行く時はいつもトレーニングウェアを着用しています。

「ジャージ」の選び方

次に「ジャージ」の選び方について見ていきましょう。メンズとレディースで、選び方のポイントが違ってくるので、メンズとレディースに分けて、「ジャージ」の選び方とその英語表現について解説します。

メンズの「ジャージ」の選び方

1.  サイズに余裕があるもの

メンズのジャージの場合、XSから3Lまで幅広いサイズ展開がされていることが多いですが、ピッタリのサイズではなく、少しサイズに余裕があるジャージを選ぶのがおすすめです。ピッタリのサイズを選んでしまうと、運動しているときに支障が出やすいです。

2. 速乾性のあるもの

男性は汗かきの人が多いので、速乾性のあるジャージがおすすめです。「速乾性」は英語で”quick-drying”です。

「速乾性」以外にも、激しい運動をする場合には、「通気性」のあるものを選ぶといいです。「通気性」は英語で “breathability”で、「通気性がある」という形容詞の場合は、”breathable”が使えます。

3. その競技に最適のもの

単なるエクササイズや体力増進のためにジャージを選ぶ場合は、上記2点のポイントをおさえておけば大丈夫ですが、特別な競技のためにジャージを選ぶ場合は、その競技に最適のものを選びましょう。

Aさん
The key points to keep in mind when selecting men’s jerseys are generous sizing, quick-drying and breathability.
訳)メンズ・ジャージの選び方で留意すべき点は、ゆとりのあるサイズ、速乾性や通気性です。

レディースの「ジャージ」の選び方

1.  おしゃれを意識するならセットアップ

レディースの「ジャージ」の選ぶ場合、フィットネスジムやヨガ教室で着用することを考えると、おしゃれを意識してセットアップを選ぶのがおすすめです。運動以外の外出でも、おしゃれなジャージを選んでおくと、Tシャツやパーカーとジャージパンツを組み合わせて着用することができます。

「セットアップ」は 英語では、”a set-up suit”で表現できます。

2. 全体のシルエットを確認する

レディースジャージには、細身からゆったりめまでさまざまなシルエットのものがあります。

スタイリッシュにかっこよく見せたい人には、細身のジョガーパンツや短めトップスがおすすめです。

見た目や着心地でゆったり感が欲しい人は、サイズに余裕がある、少しルーズなシルエットを選びましょう。

3. 汗をかく場合は、速乾性・通気性のある素材を選ぶ

レディースジャージでも、汗をかく運動の場合は、速乾性・通気性のあるポリエステル生地のジャージがおすすめです。

Aさん
The key points to keep in mind when selecting women’s jerseys are to make sure you have a stylish set-up suit and an overall silhouette.
訳)レディース・ジャージの選び方で留意すべき点は、おしゃれ感のあるセットアップスーツと全体のシルエットの確認です。
Aさん
If the women are to do sweaty exercise, they should choose polyester fabrics that are quick-drying and breathable.
訳)もしその女性たちが汗をかく運動をする予定なら、速乾性や通気性のあるポリエステル生地を選ぶといいです。

「ジャージ」の実戦練習|例文紹介

「ジャージ」の実戦練習|例文紹介

最後に「ジャージ」を使った実戦練習をしていきましょう。

対話形式の例文を用意したので、ぜひ参考にしてください。

“jersey”の例文紹介

Aさん
Do you have a favorite sports team?

訳)お気に入りのスポーツチームはある?

Bさん
Yes, I’m a huge fan of the Chicago Bulls.

例)シカゴ・ブルズの大ファンだよ。

Aさん
Nice, do you have a jersey to wear to the games?

訳)いいね、試合に着ていくジャージは持ってるの?

Bさん
Yeah, I have a Michael Jordan jersey that I wear all the time.

訳)うん、マイケル・ジョーダンのジャージをよく着てるよ。

“sweatsuit”の例文紹介

Aさん
It’s cold outside today. Are you wearing a coat?

訳)今日は外が寒いですね。コートを着ていますか?

Bさん
No, I’m actually wearing a sweatsuit. It’s really warm and comfortable.

訳)いや、実はスウェットを着ているんです。本当に暖かくて快適なんです。

Aさん
Oh, that’s a good idea. I might have to wear my sweatsuit too.

訳)ああ、いいアイデアですね。私もスウェットを着ようかな。

Bさん
Yeah, I love wearing my sweatsuit on chilly days.

訳)そうですね、肌寒い日にスウェットを着るのが好きなんですよ。

“tracksuit”の例文紹介

Aさん
Hey, what do you usually wear when you work out?

訳)ねえ、普段はどんな服装でトレーニングしてるの?

Bさん
I usually wear a tracksuit. It’s comfortable and breathable.

訳)普段はトラックスーツを着ています。通気性がよくて快適です。

Aさん
Ah, that makes sense. I usually wear shorts and a t-shirt, but I might have to try a tracksuit.

訳)あ、それなら納得です。いつもは短パンにTシャツだけど、トラックスーツに挑戦してみようかな。

Bさん
Yeah, it’s great for any kind of exercise.

訳)うん、どんな運動にも最適だよ。

“jogging suit”の例文紹介

Aさん
Are you ready for the run?

訳)ランニングの準備はできてる?

Bさん
Almost, just let me find my jogging suit.

例)ほとんど。ただジョギングスーツを探させて。

Aさん
Is it the gray one? I think I saw it in the laundry basket.

訳)グレーのだっけ? 洗濯バスケットでそれを見たよ。

Bさん
Oh, perfect. Thanks! Let me grab my sneakers too.

訳)うん、完璧。ありがとう。スニーカーも用意させて。

まとめ

今回の記事では、英語で「ジャージ」を表す様々な単語とその使い方について紹介しました。3つの言い方を最後に復習していきましょう。

  1. “jersey”
  2. “sweatsuit”
  3. “tracksuit”
  4. “jogging suit”

英語を使った「ジャージ」の表現は、日常生活やスポーツなどのシーンにおいてもよく使われます。

「ジャージ」は有名ブランドのセットアップのものなど、おしゃれなものがたくさん販売されています。定期的に運動することは健康を維持する上で大事ですので、ジャージを新調して運動されてみてはいかがでしょうか。フィットネスクラブで外国人と英語で話す機会もあるかもしれません。

今回の記事を参考に、「ジャージ」の言い方を正確に伝えるための表現を学び、英語力の向上に役立ててみてください。