大学時代、サークルに所属した方は多いかと思いますし、年齢を問わずサークル活動は楽しいもの。

大人になっても、同じ趣味の仲間とサークル活動をしてみたいという方は多いはず。
手軽に趣味仲間を探すなら「社会人サークル」を探すのがおすすめです。

ただ、単純に「社会人サークル」というキーワードで検索すると、出会い目的のサークルがたくさんヒットするので、既婚者の方はちょっと困るかもしれません。

異性との出会いが目的でない方は、「社会人サークル 英語 東京」のように「やりたい活動」と「地域」もキーワードに含めると、希望のサークルが見つかりやすいです。

ちゃんと探せば、各種スポーツのサークル・アウトドアサークル・ゲームサークルなど、自分に合った趣味のサークルがきっと見つかります。もちろん、英会話サークルも人気のサークル活動の一つです。

この記事では、どんなサークル活動も、より一層楽しくなるお役立ち情報をお届けします。

英会話サークルに限らず、サークル内に外国人の方がいた場合、サークルに関する英語表現を使ってコミュニケーションをとると、サークル活動を一緒に楽しむことができると思います。

海外留学中にサークルに所属したときはもちろん、ここで紹介する表現を使って、サークル活動を満喫してください。

サークルって英語でなんて言うの?

サークルって英語でなんて言うの?

「サークル」について表現したい時、そのまま「circle」と英語で使うことはあまりありません。「サークル」は和製英語だと言う人もいます。

英語で「サークル」を表すには、「club」「group」「society」など、活動内容に応じて様々な表現を使い分けます。
「サークル活動」に当たる表現として近いのは「club activities」になります。

「club activities」を直訳すると「クラブ活動」となるので、学校の部活動のような印象を受けますが、学校の部活動を英語で表現する場合は「ex-curricular activities 」となります。

「サークル」を表す単語はたくさんありますが、迷ったらとりあえず「club」を使うと無難です。そういえば、日本語でも同好会を「倶楽部」と表現したりしますよね。

サークル【circle】 の解説

英語の「circle」はラテン語で「円」を表す「circulus」が語源と言われています。

「circulus」という単語自体も、現代の英語では「サーキュラス」という発音で使われています。
時勢柄「circulus」という単語から「circulater(サーキュレーター)」を連想する方も多いのでは。

「circle」から派生した意外な言葉としては「circus(サーカス)」「cyclone(台風)」などが挙げられます。どちらの単語も「円」や「丸いもの」をイメージできる言葉ですよね。

ちなみに「bicycle」も「2つの車輪」という意味から派生した言葉です。

一応、「circle」には、「丸い」という意味から転じた「狭い範囲の同好会」という意味もあるので、「English circle」という表現も間違いではありません。ただ、日本語の「サークル」とは意味合いが違うので注意が必要です。

サークルを表す言葉の使い分け方

サークルを表す言葉の使い分け方

日本語では「サークル」と一括りにしてしまいがちですが、英語では活動内容に応じて使う言葉が違ってきます。

大学の英語サークルなどは、「English society」と表現するのが一般的です。

「ボランティアサークル」は、一般的に「Voluteer group」といいます。

社会人サークルの場合、例えばテニスサークルなら、「tennis group」とも「tennis club」とも表現します。

一応、「group」を使った方が日本語の「サークル」の意味合いに近く、「club」を使うと、少し「お金を払った会員制の集まり」という意味合いが出てくるということはありますが、あまり気にする必要はないかと思います。

「社交的集まり」の場合は「Society」、「何か目的のある集まり」の時は「group」を使う傾向にありますが、やはり一番無難な表現は「club」かと思います。

「英語サークル活動」も「English club activities」と表現するので、迷ったら「club」を使うことをおすすめします。

サークル関連で使えるフレーズ集

サークル関連で使えるフレーズ集

とりあえず、サークル活動を始めるには、サークルに入らなければ始まりませんよね。

Aさん
I’ll join a theater club.
訳)演劇サークルに入ろうと思う
Aさん
I became a member of a theater club.
訳)演劇サークルのメンバーになった
Aさん
I belong to a theater club.
訳)演劇サークルに所属している

「所属している」は「belong to」を使うのが一般的ですが、文脈によって、シンプルに「in」を使う場合もあります。

Aさん
What club are you in?
訳)どんなサークルに所属しているの?

サークルに入るとまず楽しみなのが、新入生歓迎会ですよね。「新入生歓迎会」を表現するには、こんな言い方があります。

Aさん
I participated in the welcome party.
訳)新入生歓迎会に参加した
Aさん
I participated in the party for newcomers.
訳)新入生歓迎会に参加した
楽しいサークル活動について表現するにはこんな表現があります。
Aさん
I went to Atami for my club’s training camp.
訳)サークルの合宿で熱海に行きました
Aさん
The morning training of the club is too hard.
訳)サークルの朝練がきつすぎる
大人の方なら、サークル仲間との「飲み会」も楽しみですよね。
Aさん
Let’s go to a drinking party.
訳)飲み会に行きましょう
「飲み会」についてはほかにも「get-together」など様々な言い方がありますが、サークル仲間でお酒を飲む状況を表したいなら、「drinking party」を使うのが無難です。

そしていつかサークル活動を辞めてしまう日も来るかと思います。

少し入って「やっぱり辞める」というニュアンスなら、以下のような表現が適当かと思います。

Aさん
I’ll quit this activity.
訳)サークル抜けます
また、「サークルを引退する」場合は、「retire」を使いたくなりますが、「retire」は「年老いて定年退職する」という意味の単語なので、サークル活動の文脈では不自然です。
以下のような表現を使いましょう。
Aさん
I left the theater club.
訳)演劇サークルを引退しました
Aさん
I exited the theater club.
訳)演劇サークルを引退しました
Aさん
I graduated from the theater club.
訳)演劇サークルを引退しました

「サークルを引退する」と表現したい時は、このように「left(後にする)」「exit(出ていく)」などを使うと自然です。最後の「graduate(卒業する)」を使った表現がしっくりくる方が多いかもしれません。

サークルを引退する時は、「Awesome(素晴らしい)」などを使ってこう言いましょう。

Aさん
Thank you everyone in this awesome club!
訳)サークルのみんな、ありがとう!

まとめ

大学時代のサークル活動について語り合うのも、大人になってから改めてサークルに参加するのも楽しいですよね。

サークルに入ることで、思いもよらない素晴らしい体験や出会いが待っているかもしれません。

特に英語学習に興味のある方は、英語サークルや英会話サークルに参加してみてはいかがでしょうか。