昨今はオンラインで英会話のレッスンが受けられるサービスが増えており、幅広い層から注目を集めています。しかし、中にはトラブルや詐欺などが起きている危険なオンライン英会話サービスもあるので、利用するときは慎重に選ばなければなりません。

そこで、今回は危険なオンライン英会話のトラブル事例や詐欺の手口を解説します。さらに、危険なオンライン英会話を見極めるポイントや安心できるサービスも併せて紹介します。

危険なオンライン英会話もある

国内にはさまざまなオンライン英会話サービスがあり、どれを選べばいいか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。サービスによって入会金や月額料金に違いがあることに加え、レッスン時間やコースの内容が異なるので、自分に合ったサービスを見つけるのが大切です。

ただ、オンライン英会話サービスの中には、危険なサービスがあるのも事実です。そのため、危険なオンライン英会話サービスを利用しないように、しっかりと対策しておく必要があります。

そのためには、危険なオンライン英会話のトラブル事例や詐欺の手口を知っておくことのほか、見極めるポイントを理解しておくことが大切です。

危険なオンライン英会話のトラブル事例

危険なオンライン英会話のトラブル事例

危険なオンライン英会話といっても、具体的にどのようなトラブルが起きているかわからない方もいるでしょう。ここでは、実際に起きたトラブル事例を詳しく見ていきましょう。

運営会社が倒産

日本には大小問わず、数多くのオンライン英会話サービスがあります。大手学研グループが運営しているKiminiオンラインといったサービスから、個人が運営しているようなサービスまで、幅広くあるのが特徴です。

ただ、業態の規模によっては、経営状況が安定しておらず、突然倒産してしまうケースも少なくありません。実際、ここ10年以内に倒産した企業も多くあり、中には利用者に対してレッスン料の返金をしていないところもあります。

しつこい勧誘

オンライン英会話サービスの中には無料体験レッスンを用意しているところがあります。実際にサービスに申し込む前に、体験できるので、オンライン英会話を検討している方は無料体験を活用することをおすすめします。

ただし、サービスによっては、無料体験後にしつこい勧誘や無理な営業をしてくるところがあります。さらに、一度断ったとしても、メールや電話などで継続して勧誘されるケースがあるので、注意が必要です。

危険なオンライン英会話の詐欺の手口

危険なオンライン英会話の詐欺の手口

オンライン英会話を運営する会社が倒産したり、しつこい加入があったりなど、さまざまなトラブルがあります。しかし、オンライン英会話の中には、さらに悪質なサービスがあるのも事実です。

ここでは、危険なオンライン英会話の詐欺の手口を見ていきましょう。

プライベートへ誘引する

オンライン英会話のレッスンを何度か受けていると、講師と仲良くなることも少なくありません。そのため、レッスン中に日常会話やフリートークをすることもあるでしょう。ただ、その流れで、プライベートに誘われて、詐欺被害に遭うケースがあるのです。

女性講師が男性のレッスン受講生に対して連絡先を聞き、「日本に会いにいきたいけど、お金が足りない」といって、金銭を要求するといった手口があります。

怪しい投資話

レッスンを通して、講師とさまざまな話をしている中、投資話を持ちかけられ詐欺被害に遭うといったケースがあります。オンライン英会話のレッスン中にお金や投資の話題になり、受講生が興味を持ちそうな投資話を持ちかけ、出資させるといった手口です。

教材などの押し売り

オンライン英会話のレッスンを受けている方は、できるだけ早く英語を上達させたいと思っている方がほとんどでしょう。しかし、上達したいという強い気持ちにつけこんだ詐欺が発生しています。講師が「この教材を使えば、もっと英語が上達する」といい、いろんな教材を購入させるケースがあります。

レッスン受講生は、英語を上達させるために、講師の話を信じて教材を購入してしまいますが、実際は高額な教材であったり、市販品の内容とほとんど変わりがなかったりすることもあるのです。

危険なオンライン英会話を見分けるポイント

危険なオンライン英会話を見分けるポイント

トラブルや詐欺が起きている危険なオンライン英会話もあるので、これからオンライン英会話の申込を検討している方は、しっかりとサービスを見極める必要があります。

ここでは、危険なオンライン英会話を見分けるポイントを見ていきましょう。

講師の数が少ない

危険なオンライン英会話サービスを見分けるひとつのポイントとして挙げられるのが「講師の数」です。では、なぜ講師の数が少ないところは危険な可能性が高いのでしょうか。

まず、講師の数が少ないということは、新しい講師を雇用する資金がないことを推察できます。また、実際にレッスンを受講している生徒の数が少なく、経営が安定していない可能性も考えられるでしょう。

経営が安定していないと、急に倒産してしまい、レッスン料を返金してもらえないケースもあります。さらに、講師に対して十分な賃金を支払えておらず、質の高いレッスンを受けられないこともあるでしょう。

とはいえ、講師の数だけで判断することは難しいです。ただ、経営状況を判断するためのひとつの指標として理解しておくことが大切です。

サポート体制が整っていない

オンライン英会話を運営する会社のサポート体制が整っていないのも危険なオンライン英会話サービスかどうかを見分けるポイントのひとつです。サービスを利用するうえで、なにかわからないことや、トラブルが発生しても、しっかりと対応してくれない会社には注意が必要です。

安心できるオンライン英会話サービスとは

危険なオンライン英会話のレッスンを受けないためにも、安心できるサービスを選ぶ必要があります。とはいえ、どのサービスが安心できるのか、わからない方が多いのではないでしょうか。

まず、安心できるオンライン英会話サービスを選ぶときは、運営している会社の規模を確認しましょう。会社の運営規模が小さいと、倒産リスクが高い可能性があるので、できれば避けたいところです。

また、講師の数を確認することも大切です。運営期間は長いものの、講師の数が10名程度であれば、経営に何かしらの問題をかかえている可能性が高いといえるでしょう。

そのため、経営基盤がしっかりしており、講師の数が多いオンライン英会話サービスを選ぶのがポイントです。学研グループが運営しているKiminiオンラインは、母体が学研であり、経営基盤がしっかりしていることから、倒産リスクが低く、安心して利用できるでしょう。

また、講師に質が高く、在籍人数も多いことから、自分に合った講師を探せるのも特徴です。そのほか、全148コースから自由に選べるので、目的に合わせてコースを選択し、短期間で英語力アップを目指せるでしょう。

まとめ

オンライン英会話の利用を検討しており、どのサービスに申し込もうか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。ただ、オンライン英会話の中には、トラブルが多発していたり、詐欺をおこなっていたりなど、危険なサービスもあります。

オンライン英会話を利用するときは、危険なサービスを選ばないためにも、安心できるサービスの選び方を知っておくことが大切です。

本記事で紹介した危険なオンライン英会話の見分け方と、安心できるサービスの特徴を参考に、自分に合ったオンライン英会話サービスを選びましょう。