小さなお子様が英語を始めたとき「楽しい!」「もっとやりたい!」という気持ちになれば、それは次につながるポジティブな体験になります。
子どもにとってはゲーム感覚が楽しさの秘訣のひとつになります。その点、オンライン英会話は遊びの要素がたっぷりのゲームをしながら英語を学べるようになっています。
この記事では、お子様に楽しく英語に触れてほしいと考えるご家庭にオンライン英会話の楽しい情報をお届けします!
ゲームのような子供オンライン英会話
現在はスマホやタブレットを持っている、また自宅にはパソコンがあることが至って普通の時代です。これらのデバイスは学校でも使用され、生活にも教育の場にもなくてはならないものになりました。
子ども達にとってもデバイスやアプリを使うのが当たり前で、何の苦労もなく使いこなします。オンライン英会話はこのような時代に、必然的に誕生した英語学習方法と言えるでしょう。
お子様向けのコースを提供しているオンライン英会話は多くあります。どれも「楽しく学ぶ」を体験できるように工夫を凝らしています。
その工夫の一つが、ゲーム感覚で英語を学ぶというものです。
ここで、オンライン英会話におけるゲームにはどのようなものがあるのか紹介しましょう。
ゲーム感覚の英語学習を大きく2つに分けると以下になります。
- お勉強モードが組み込まれているタイプ
- 普段プレーしている人気のゲームをしながら英語を学ぶタイプ
どちらのタイプを選ぶかによってそれぞれメリットやデメリットがありますので、そちらは後半で解説していきます。
お勉強ちっくなゲームで英語を学ぶ
お勉強ちっくなゲームというのは、知育アプリのことを想像していただくと想像しやすいでしょう。例えば、学研のおけいこアプリでは、ひらがなやカタカナを覚えるための「ひらがな・カタカナ」や、ちえのおけいことかずミニゲームができる「ちえ」などがあります。どれも子どもが夢中になれるような内容と画面デザインになっています。
オンライン英会話でも知育アプリと同じように、英語をゲーム感覚で学ぶことができます。さらに、プログラミングを扱うオンライン英会話もあります。
ここで、Kimini英会話の幼児英語コースと絵を見てパッと英会話コースから、どのようにゲームが取り入れられているのか紹介しましょう。
Kimini英会話の幼児英語コース
Kimini英会話の幼児英語コース、レッスンは15分間です。「英語って楽しい!」と感じられる流れは以下になります。
- 講師の先生とはじめのあいさつ
- 誕生日など、身近なテーマのシチュエーションに出てくるイラストの名前や色などを英語で練習
- クイズ&ゲーム
※シチュエーションに出てきたものがシルエットや高速移動などで登場。クイズ形式で「これは何だろう?」と考え、それを英語で答えることで知育と英語の力を伸ばしていきます。 - シチュエーションに合わせた歌&手遊び
- 講師と一緒に英語で幼児ワークタイム
- 講師の先生にお別れのあいさつ
流れのなかで3番目に登場するのが「クイズ&ゲーム」です。イラストの一部が見えていたり、そのイラストがぐるぐる回って変化するので、単語を一つ一つ覚えていくよりゲーム性があって子どもが自ら率先して英語を学べるようになっています。
このように、お勉強ちっくなゲームというのは、知育アプリをイメージしたような楽しく学べる内容になっています。ゲーム感覚を使いながら、外国人講師と英語でコミュニケーションをとるところも子ども達ならではのノリがレッスンを盛り上げます。
その後の歌&手遊びに移っていけば、ますます英語の楽しさが増していきます。
幼児英語4歳コース
Kimini英会話の幼児英語コースは、幼児の年齢に合わせて、2つのコースが準備されています。
そのうちの1つである幼児英語4歳コースは、学研から出版されている人気書籍「学研の幼児ワーク 4歳 ちえ/たしざん」を使いながら、「知育+英語」の力を伸ばす親子英会話コースです。
幼児ワーク(4歳/ちえ)と幼児ワーク(4歳/たしざん)という2冊のテキストを使って、知育と英語の両方の力が伸ばせるというメリットがあります。
幼児英語5歳コース
幼児英語コースのもう1つのコース、幼児英語5歳コースは、学研から出版されている人気書籍「学研の幼児ワーク 5歳 ちえ/たしざん」という2冊を使いながら、「知育+英語」の力を伸ばす親子英会話コースです。
5歳児は、身のまわりのものへの理解が進み、生活の中で知識、常識が身についてきます。
そのような変化が起きる中で、楽しみながら英語に触れ、知育も同時に行うことで、小学校に向けての土台をしっかり作ることができます。
Kimini英会話の絵を見てパッと英会話コース
Kimini英会話には、幼児英語コース以外にも、幼児の英語学習に役立つコースが準備されています。
コース名に幼児という名称は含まれていませんが、絵を見てパッと英会話コースは幼児にもおすすめです。
絵を見てパッと英会話コースは全8コースありますが、幼児の場合、絵を見てパッと英会話コース 基礎編から始めると良さそうです。
レッスン時間は25分になり、最初は少し長く感じるかもしれませんが、初対面の人とのあいさつ、自己紹介、日常のあいさつといった基本的な内容から始まっていくので、徐々に慣れていくでしょう。
絵を見てパッと英会話コース 基礎編が終わって、海外旅行に特に興味がなければ、絵を見てパッと英会話コース 入門編1に進んでいくと、日常生活で役立つ基本的な英会話を学んでいけます。
絵を見てパッと英会話コース入門編は、学研より出版されている人気書籍「山田暢彦先生の英語 基本文型マスター」を基に、オンラインレッスンに適した形にアレンジしたコースです。
イラストを見て、その場面に適した英語を瞬間的に組み立てて発話するトレーニングを行うので、子供のうちから楽しみながら、英語に触れることができます。
子供に人気なゲームで英語を学ぶ
一方、子どもに人気なゲームで英語を学ぶという方法があります。
近年、ビデオゲームを使った対戦eSportsがスポーツ競技として誕生しました。海外では大きな大会が開催されたり、ティーンが優勝して大きな賞金を獲得といったニュースもあります。
こういった大会でなくても、自宅でするゲームを海外の人とオンラインで対戦している子どもも多くいます。
このような普段遊んでいるゲームを使ってオンライン英会話では英語を学習することができます。教材はゲームというユニークな英語学習法です。
人気のフォートナイト、ROBLOXやVALORANTのプレーをしながら、講師と英語で会話をしていきます。
体験型英語学習施設TGGのオンラインコース
近年、話題になっている体験型英語学習施設TGGは、東京都教育委員会と株式会社TOKYO GLOBAL GATEWAYが提供する、体験型英語学習施設です。
海外をイメージして作られた施設やアトラクションで、日常から離れたグローバルな世界をゲーム感覚で体験しながら、英語を学習することができます。
Kimini英会話には、体験型英語学習施設TOKYO GLOBAL GATEWAYのアトラクションエリアが自宅で体験できる日本で唯一のオンライン英会話コース、TGGオンラインコースがあります。
TGGオンラインコースは、基本的に「楽しみながら学ぶこと」を目的としたエデュテイメントコースで、ゲーム感覚で楽しめるエンターティンメント性が高いことが特徴です。
そのコースでは、飛行機内、ホテル、クリニックなど各エリアで課されるミッションに対し、英語でのコミュニケーションを通して、ミッション完了を目指して取り組んでいきます。
学校の授業を通して学ぶ英語は、実践的に使えるシチュエーションが少なかったりして、テストのための英語学習になってしまいがちですが、幼児や小学生のうちに、楽しみながら英語を学ぶ体験を試してみるのはいかがでしょうか。
それぞれのメリット・デメリットは?
ゲーム感覚の英語学習には「お勉強モードが組み込まれているタイプ」そして「普段プレーしている人気のゲームをしながら英語を学ぶタイプ」があることが分かりました。
どちらにするか決めるためには、それぞれが持つメリットとデメリットを比較する必要があります。特にデメリットは気をつけたいポイントになりますので、ぜひご参考にしてください。
お勉強モードが組み込まれているタイプ
まずは、知育と英語の両方を目的としているオンライン英会話のメリット・デメリットを解説します。
メリット
まずは、英語を気軽に楽しめることが最大のメリットになるでしょう。
英語学習のきっかけにするには、とても良いスタートが切れます。お子さんの集中力を高め、外国人講師と英語でコミュニケーションしますが、単に「この単語を覚えましょう」というのとゲームが組み込まれたものでは、お子さんが興味をどう持つか、またやりたいと思えるかに大きな差がでます。
次に、確かなカリキュラムをベースにゲームが考えられている点がメリットです。ゲームと言っても、レッスンの流れに沿った内容になっています。例として紹介したKimini英会話の幼児英語コースでは、誕生日などのシチュエーションに出てくる単語などをまず学んだ上でゲームをします。その後もそのシチュエーションに合わせた歌&手遊びをすることでそれぞれがリンクし、さらなる理解を深められるような内容でした。
これらのメリットから、外国人講師との英語レッスンは質の高いものということ、初めて会う講師とも楽しく時間を過ごし、またやりたいという気持ちに繋げていくことができます。
デメリット
お勉強モードが組み込まれているオンライン英会話のデメリットは何でしょう。講師が外国人である、プロの考えたカリキュラム、そして家にいながら英語の環境を作ることができ利用しやすい費用とくれば、メリットを上回るデメリットは特に考えられません。
無料体験キャンペーンのあるオンライン英会話が多いですし、一度お試しになってみることが大事ではないでしょうか?
普段プレーしている人気のゲームをしながら英語を学ぶタイプ
ゲームの楽しさは否定できませんが、逆にやり過ぎてしまう懸念があるほどで生活に支障をきたす場合があります。
では、人気のゲームをしながら英語を学ぶタイプのメリット、デメリットを確認してみましょう。
メリット
大好きなゲームができるのであれば、子どもの英語学習へのハードルは低くなるどころか、やってみたい!と思うお子さんがいることでしょう。
きっかけという点では人気のゲームができるオンライン英会話のメリットは大きいのです。
言語は継続することが大切です。普段から夢中になってやっているゲームが教材となるのであれば、ゲーム好きなお子さんが次のレッスンを楽しみにできることから、継続という目標は容易に達成できる可能性があります。
また、ゲームに関して親子の間でよく問題になるのがゲームをする時間の長さ、約束しても止めないといったトラブルでしょう。しかし、オンライン英会話であれば、45分間といった時間設定があります。この限られた時間というポイントもメリットです。
デメリット
人気のゲームができるオンライン英会話の場合、基本はフリートークになります。ゲームをしながら講師と会話をしますが、特にカリキュラムがあるわけではなく、また会話の間違いをどれほど指摘されるかその保証があるかは見極めないといけません。もし、ただゲームをしながら同じ単語や表現のみでレッスンが終わるようであれば、継続する価値があるかどうかには疑問が生じます。
オンライン英会話が増えてきているなか、外国人のゲーマーが講師になるのであれば、トレーニングを受けずに個人がレッスンをするケースさえ考えられます。この場合、英語学習に関してトータルなカリキュラムがなければ、ただゲームをして限られた語彙を使った45分になってしまいます。
体験型英語学習を通して英語を学ぶタイプ
次に、体験型英語学習施設TGGのオンラインコースには、どんなメリットとデメリットがあるのか見ていきましょう。
メリット
海外旅行や海外体験をするのが厳しくなってきている中で、日常から離れたグローバルな世界をゲーム感覚で体験しながら、自然で通じる英語を学べるというのが、一番のメリットだと考えられます。
中学生になると、学校の試験が一気に増えてきて、英語学習は学校の中間期末テストや資格取得のための勉強になってしまい、英語を好きになれない、楽しめない生徒さんも増えているようです。
そうなってしまう前に、幼児や小学生のときから、体験型英語学習で英語を学んでおくと、英語を好きになって、英語学習を楽しめるようになる可能性が高いです。
飛行機内、ホテル、クリニックなどでミッションが課されるため、そういった職業に興味を持ち、将来なりたい職業として夢を抱く子供も出てくるかもしれません。
デメリット
体験型英語学習を通して英語を学ぶタイプにおけるデメリットについては、メリットを上回るデメリットは特に考えられません。
ゲーム機やパソコンを使って楽しむゲームにはまっている子供が多いですが、ゲームの世界以外の日常と離れたグローバルな世界を、ゲーム感覚で楽しむのは、貴重な体験になるでしょう。
まとめ
ゲーム感覚の英語学習を大きく2つに分けると、お勉強モードが組み込まれているタイプ、そして普段プレーしている人気のゲームをしながら英語を学ぶタイプがあります。
デバイスやアプリの使用に慣れているお子さん達にとって、ゲームをしながら英語を勉強できるのは理にかなっています。
この記事では、体験型英語学習施設TGGのオンラインコースも紹介させていただきました。
ゲームが含まれるレッスンの利用は楽しく、子どものやる気を出させるきっかけになるでしょう。しかし、あくまでのレッスンの一部分であり、楽しむだけでなく英会話力を伸ばせるカリキュラムが用意されているオンライン英会話をぜひお選びください。