今回のテーマは「足跡」です。

足跡を表す英語表現は主に2つありますが、それぞれにニュアンスが異なります。また、「軌跡」など、比喩的に足跡を表現する際は、別の言葉が使われるケースもあります。この記事では、それらについても詳しく解説していきます。

これを読めば、英語で「足跡」が的確かつスムーズに表現できるようになるはずです。

それでは、早速始めていきましょう!

「足跡」は英語で何て言う?

「足跡」は英語で何て言う?

「足跡」を英語で表す際は、”footprint” か ”footmark” のいずれかがよく使われます。

それぞれに少し表すニュアンスが異なるので、順番に確認していきましょう。

足跡①:footprint

“footprint” は、足跡の意味で最も一般的に使われる英単語です。発音記号は【ˈfʊtˌprɪnt】、カタカナだと「フットプリント」と読みます。

footprint を分解すると「足(foot)の印刷(print)」となります。print はもともと、ハンコのよう道具を紙などに押し付けることを表していました。そのため、footprint は「足で地面に付けたハンコ」のようなイメージだといえます。

なお、footprint は可算名詞なので、1つなら a footprint、2つ以上なら footprints と、s を付けて数えられます。この点については、この後出てくる footmark の場合も同様です。

Aさん
There are footprints on the ground.
訳)地面に誰かの足跡が付いています。

足跡②:footmark

“footmark” は、象徴的な意味を持つ足跡を示す際に使われる英単語です。発音記号は【ˈfʊtˌmɑrk】で、カタカナだと「フットマーク」と読みます。

footmark に使われている mark は「印」を表します。そのため、基本的には前述の footprint と似ていますが、より足跡の形が具体的にイメージされます。

たとえば、「地面に付いた足跡」の場合、その具体的な形まではイメージされないので、通常 footprint が使われます。その一方、「カーペットに付いた足跡」の場合は、足の形状がくっきりイメージされれば footmark と言えるでしょう。

また、footmark は footprint に比べると少々形式張った表現です。そのため、迷った場合は footprint を使っておくのが間違いありません。

Aさん
The carpet has footmarks on it because of walking with shoes on.
訳)土足で歩いたせいで、カーペットに足跡が付いてしまいました。

足跡を使った応用表現

足跡を使った応用表現

ここからは、「掲示板の足跡」や「動物の足跡」など、足跡を使った慣用表現や応用的な言い方について確認していきます。

先述の footprint、footmark を使うものもあれば、そうでないものもあるので、ぜひ参考にしてください。

「掲示板の足跡」in English

「掲示板の足跡」は英語で “the bulletin board footprint” と言えばよいでしょう。

footprint は先述の通り、足跡を表す最も一般的な単語です。そのため、実際に存在する足跡だけでなく、概念としての足跡も表すことができます。

掲示板の足跡とは、インターネット上にあるデータであり、実際の足が踏んだものではないので、footprint が適切というわけです。

Aさん
The bulletin board’s footprint tells us who visited the site.
訳)掲示板の足跡は、誰がそのサイトを訪問したかを教えてくれます。

「動物の足跡」in English

「動物の足跡」は英語で “track” を使うのが自然です。

ここで使われている track(トラック)は、人や車、動物などが通った「跡」を表します。footprint や footmark と違い、個々の足跡というより、連なっている足跡全体を示すイメージです。

そのため、野生動物の足跡のような、長く続く足跡を表す際は track が適切だといえるでしょう。なお、複数の足跡が連なっているイメージから、使用時は tracks と複数形になることが大半です。

Aさん
There were tracks of a large animal left on the snow.
訳)雪の上には、何か大きな動物の足跡が残されていました。

とはいえ、「うちの犬の足跡がかわいい」のように、1個1個の足跡をイメージして言う場合は、footprint や footmark でも問題ありません。絶対のルールとして覚えるのではなく、それぞれの単語のイメージを理解していくようにしましょう。

Aさん
Look at the footprints of our Pochi!
訳)見て、ポチの足跡!
Bさん
Wow, so cute!
訳)うわ、めっちゃかわいい!

 

「足跡をたどる」in English

日本語の「足跡をたどる」という表現には、先人の残した行動や経験を比喩的に捉え、それを追求する姿勢を表すことがあります。これを英語にすると “follow in the footsteps” が適切です。

ここで使われているる follow in は「~の後に続く」、footsteps は「足音」を意味します。つまり、日本人が先人の「足跡」と捉えるところを、英語圏の人々は先人の「足音」と考えていることになります。言葉によってイメージが変わるのは面白いですね。

Aさん
Following in the footsteps of predecessors is crucial in all fields of study.
訳)先人の足跡をたどることは、あらゆる学問で重要です。

「人生の軌跡(足跡)」in English

足跡という日本語は、比喩的に「人生の軌跡」を表すこともあります。これを英語で表すなら “the path of life”、あるいは “the trajectory of life” が相当します。

path はもともと「(人が歩いてできた)道筋」を意味します。つまり、the path of life で「人生の道筋」ということですね。

また、trajectory はもともと「(天体やロケットなどの)軌道」を意味します。私たちの人生を星に見立て、その軌道を足跡としているわけです。

Aさん
The path of life is valuable because everyone’s trajectory is unique.
訳)人生の道筋は、人それぞれの歩む軌跡が違うからこそ価値があります。

まとめ

今回は「足跡」を表す英語表現について、詳しく確認してきました。

足跡は英語で “footprint”、または “footmark” を使って表します。より一般的なのは footprint なので、まずはこの単語を優先的に覚えておくとよいでしょう。

また、動物の足跡なら track、先人の足跡なら footstep、そして人生の足跡は path や trajectory と、ニュアンスに応じて別の単語が使われる場合もあります。覚えておくと英語表現の幅が広がるので、余裕がある方はぜひチャレンジしてみてください。

それでは、これからも楽しい英語学習を。

Let’s enjoy!!