近年では、欧米で活躍するスポーツ選手や芸能人も増え、日本人人材が注目されるようになりました。そんな「注目」という単語について今回はご紹介してきます。
「自分が注目する」だけでなく、ある人が「注目を浴びる」「注目に値する」など、「注目」を使った英文をどう表現していくかを例文を使って紹介していきます。

「注目」は英語で何と言う?名詞「attention」を使った表現

「注目」は英語で何と言う?名詞「attention」を使った表現

名詞で「注目」は英語で「notice」「attention」と言います。

これらの名詞で「注目する」と言いたい場合は動詞を組み合わせて表現され、スタンダードな言い方だと「pay attention to」「draw attention to」「take notice of」などが挙げられます。

pay attention to/ draw attention to

スタンダードな「注目する」の英語表現は「pay attention to 人」です。多くの人が着目している人がいる場合や、気になっている人がいる場合に「注目している」と言いたい場合に使えます。

Aさん
Everybody in this country is paying attention to Mr. Ohtani because he just won MVP.
訳)この国のみんなが大谷氏に注目している。なぜなら彼はMVPを取ったばかりだからだ。

「pay attention to ~」には、「~に注意する」「~に目を向ける」という意味もあります。状況別に使い分けると良いでしょう。

また、「draw attention to 人」も同様な表現です。「pay attention to」が「注目を浴びている」という状態に対して、こちらはより「みんなの注目を引く」「関心を集める」といったニュアンスがあります。

Aさん
We started to draw attention to environmental issues to solve this problem.
訳)私たちは、この問題を解決するために環境問題に注目しはじめました。

deserve attention

「deserve attention」で「注目に値する」「注目を引く」という意味になります。
Aさん
His art work deserves our attention.
訳)彼の芸術ワークは私たちの注目を引いた。

special attention

名詞の「attention」を使って「注目」を言う場合に、「special attention」と表現することもあります。special (特別な)attention (注目)を引き付けるときにこの言葉を使います。
Aさん
We know this will attract special attention from parents.
訳)私たちは、これが親たちの注目を集めるだろうと思っています。
また、「with」を付けることでこれは、「注目して」「~に特に注意を払って」と表現することができます。
Aさん
We are working hard to expand our marketing team with special attention to supporting the health of the children.
訳)私たちは子供の健康問題の応援に注目してマーケティングチームを拡大させることに尽力しています。

public attention

「public attention」は、「public(公共の、世間の)」という形容詞を付けることでで「世間の注目」という意味になります。
Aさん
His product became the center of public attention.
訳)彼の商品は世間の注目の的っとなった。

「注目」は英語で何と言う?attention以外を使った表現

「注目」は英語で何と言う?attention以外を使った表現

ここでは、「attention」以外を使って「注目する」はどう表現するかを例文つきで紹介していきます。

take notice of

「take notice of ~」は「~に気づく」「~に注目する」という意味です。

Aさん
Everyone, take notice of this great architecture.
訳)みなさん、このすばらしい建築物に注目してください。
とある物に注意を引き付けて注目して欲しい、目に留めてほしい時に使います。

watch

「watch」を使って「注目する」を表現することができます。

Aさん
The world is watching us. This is our chance!
訳)世界が私たちに注目しているぞ。これはいいチャンスだ!
受け身で使うこともできます。
Aさん
This technology is being watched by people all around the world with interest.
訳)この技術は世界から注目されている。
「watch」は、「見る」だけでなく「監視する」「見守る」「見張る」「注目する」などの意味もあります。みんなが着目している様子を表現するときに使うことができます。

worthy of note

「worthy of note」は、「note(注目)」の「worthy(価値がある)」を組み合わせて「注目の価値がある」「注目に値する」という意味になります。
Aさん
His art work is worthy of note.
訳)彼の芸術ワークは、注目に値する。

keep one’s eye(s) on

「Keep one’s eye on ~」で「~を監視しておく」「~に注目する」という意味があります。

Aさん
Here is something to keep your eye on.
訳)こちらが、あなたたちが注目するべきものです。
こちらの表現は、自分が見ておくべきものから少し離れるため他の人に「ちょっと見て置いて」と頼みたいときなど、日常的によく使う用語です。
Aさん
I want to go to the bathroom. Can you keep your eye on my kids?
訳)トイレに行きたいので、私の子供たちを見ておいてくれるかしら?
※この場合、「keep one’s eye on」でなく「keep an eye on」と言うこともできます。

noteworthy

「noteworthy」は、「注目に値する」「特筆すべき」という形容詞です。
Aさん
Did you read today’s column? It was a noteworthy one for people living in Japan.
訳)今日のコラムよんだ?そのコラムは、日本で住んでいる人にとっては注目すべきものでした。

「注目」はいろいろな言い方がある

「注目」は名詞で「attention」を使うだけでなく、異なる形容詞の言い方やフレーズなど様々な言い方があります。様々なバリエーションを知っておくと、会話の幅が広がります。ぜひ、例文を参考にして使いこなせるようにしてください。