世界が少しづつコロナ前の状態に戻りつつある中、海外旅行に出かける人々の数も急増しています。

ステイホームを強いられ、我慢してきた子どもたちにも海外旅行でうんと視野を広げてほしいものです。

これを称して、「旅育(たびいく)」と言うそうですよ!

ここで、子どもと一緒の旅行についての利点や注意点などをご紹介していきましょう!

目次

子どもを海外旅行に連れていくメリット
Advantages of Taking Your Child on an International Trip

子どもを海外旅行に連れていくメリットはたくさんありますね。

強く記憶に残って家族の思い出になる
Strongly Remembered and  Cherished Family Memory

子どもが小さいうちに海外旅行に行くことは、家族の思い出として非常に大切なものです。

旅行先での経験や出会いは家族全員にとって強く心に残り、子どもの成長にも大きな影響を与えます。

異文化に触れたり、外国語を使ったり、新しい食べ物に挑戦することで子どもは世界が広がっていることを実感し、自分自身を成長させることができます。

また、親子で一緒に体験することで、家族の絆も深まります。

勉強になる
Informative

子どもが海外旅行に行くことで新しい文化や歴史、地理などを学ぶことができます。

歴史的な建造物や美術館を訪れることで、その国の歴史や文化に触れることが可能です。

また、異なる言語や風習に触れることで世界が多様であることを知り、異なる文化や価値観を理解することができます。

これらの体験は子どもの学習意欲を高め、より良い教育につながるでしょう。

子どもと海外へ行く際の注意点
What to Expect When Going Abroad with Your Child

子どもと海外へ行く際の注意点

子どもと海外へ行く際の注意点について以下3つあげてみます。

飛行機での移動
Travel by Airplane

飛行機での長時間移動は、子どもを連れた家族にとって非常に大変なことです。

子どもは狭い空間で長時間座ることに不慣れであり、飛行機内での退屈さやストレスに苦しみます。

また、子どもは航空会社のルールに従う必要があり、このルールに従わないと他の乗客に迷惑がかかることがあります。

そのため、飛行機での移動中は親が子どもを見守り、楽しみながら過ごす方法を考える必要があります。

食べ物
Food

海外旅行では食べ物も非常に大切な要素の一つですが、子どもは外国の食べ物に慣れていない場合があります。

また、子どもが好き嫌いをすることもあり、外国の食べ物が合わない場合は食事の時間がストレスフルなものになる可能性もあるでしょう。

そのため、事前に食事の内容や場所を調べ、子どもが食べやすいメニューを選ぶことが大切です。

アレルギーなどがある場合は、特に注意が必要です。

街のトイレ
Restrooms in Town

海外旅行では、トイレ事情が子どもを連れた家族にとって大きな問題となることがあります。

日本と異なり、街のトイレが綺麗でない場合があり、子どもが使用するのをためらうことがあるからです。

また、日本と違ってトイレットペーパーや手洗いの仕方が異なる場合もあるため、子どもには慣れるまで時間がかかることを覚えておきましょう。

子ども連れで海外に行くときに必要な書類
Documents Required When Traveling Abroad with Children

子ども連れで海外に行くときに必要な書類

子ども連れで海外に行くときに必要な書類について、いくつかあげてみましょう。

パスポート
Passport

有効なパスポートが必要です。子どもも個別にパスポートを持つ必要があります。

パスポートの有効期限を確認し、旅行期間中に切れないように注意しましょう。

ビザ
Visa

渡航先の国や地域によって異なるビザが必要な場合があります。

ビザの種類や取得方法を調査し、必要な手続きを進めてください。

出入国カード
Immigration Card

出国時と入国時に記入する出入国カードがあります。

航空機内で配布されることが多いですが、事前に書き方を確認しておくとスムーズです。

子どもの身分証明書
Child’s Identification Card

子どもの身分証明書(運転免許証や健康保険証など)を持参してください。

住所がわかるものが望ましいです。

ワクチン接種済証
Vaccination Certificate

渡航先で必要なワクチン接種済証の写しを持っていくことをおすすめします。

予約確認書
Booking Confirmation

航空券、ホテル、観光施設の予約確認書をプリントアウトして持参しましょう。

旅行保険証
Travel Insurance Certificate

海外旅行保険の保険証を携帯することを忘れずに。万が一の際に役立ちます。

これらの書類をしっかりと整えて、安心して海外旅行を楽しみましょう!

子どもを連れた日本人を狙った犯罪
Crimes Targeting Japanese with Children

海外旅行中、子どもを連れた日本人を狙う犯罪には注意が必要です。以下に具体的なポイントをご紹介します。

ハーグ条約による子の返還
Return of a Child under the Hague Convention

ハーグ条約では、国境を越えて子が不法に連れ去られた場合、原則として元の居住国に子を迅速に返還することが求められています。

親が同意を得ずに子を連れて国外に行った場合でも、ハーグ条約に基づいて子を返還する可能性があります.

刑事訴追のリスク
Risk of Criminal Prosecution

一方の親が子をもう一方の親の同意を得ずに国外に連れ出すことは、刑事罰の対象となる国があります。

実際に、居住していた国への再入国時に誘拐犯として逮捕されるケースも報告されています。

旅券の管理
Passport Management

子の旅券をしっかり管理しましょう。

一方の親が不正に子の旅券を新規発給し、子を不法に国外に連れ去る事例があります。

不同意書を提出することで、子の旅券発給を制限できます。

事前の調査と対策
Preliminary Investigation and Countermeasures

渡航先の法制度を調査し、子どもを連れて行く際の注意点を理解しておきましょう。

現地の治安情報や子どもを狙う犯罪の傾向を把握し、適切な対策を講じてください。

子どもを連れての海外旅行は素晴らしい経験ですが、安全を最優先に考えて計画しましょう!!

子連れでおすすめの海外旅行先
Recommended International Destinations with Children

子連れでおすすめの海外旅行先

子連れでの海外旅行は、家族の絆を深める素晴らしい機会です。

子どもと一緒に旅行することで、家族全員にとって強く心に残る思い出ができます。

さらに、子どもの成長にも大きな影響を与えることがあります。

以下に、子連れでおすすめの海外旅行先とその理由をご紹介します。

グァム
Guam

  • フライト時間が短く、時差が少ないため、赤ちゃん連れでも安心して行ける。
  • 日本語が通じやすいので、コミュニケーションに困りません。
  • ビーチやプールでのんびり過ごしたり、ショッピングを楽しんだりできます。

ハワイ
Hawaii

  • 子どもが喜ぶテーマパークや動物園など観光スポットがたくさんあります。
  • 日本語が通じやすいので、安心して過ごせます。
  • ワイキキビーチで水遊びを楽しんだり、ショッピングを楽しんだりできます。

ゴールドコースト(オーストラリア)
Gold Coast (Australia)

  • 1年中雨が少なく、気候が良いエリアです。
  • ムービーワールドやシーワールドなど、子どもが楽しめるスポットがあります。

現地や帰国後にやっておきたいこと
Things to Do Locally and After Returning Home

現地や帰国後にやっておきたいこと

現地や帰国後にやっておくとよいことは何でしょう。こちらも参考にしてくださいね。

旅行の記録を残す
Keep a Record of Your Trip

旅行中に写真や日記を取ることで、思い出を鮮明に残せます。子どもと一緒に旅ノートを作成して、感じたことや見た景色、出会った人々を記録しましょう。

旅行の後に写真を見返したり、思い出話をすることで、子どもの興味を刺激します。

外国語に触れる機会を増やす
Increase Exposure to Foreign Languages

旅行先で現地の言葉や文化に触れることで、子どもの興味を引きます。親子で現地の食事や伝統的な行事に参加してみましょう。

また、子ども向けの外国語学習アプリや本を活用して、帰国後も外国語に触れる機会を持たせましょう。

文化体験を活用する
Take Advantage of the Cultural Experience

美術館や博物館、歴史的な遺跡を訪れて、子どもにさまざまな文化や歴史を体験させましょう。現地の伝統的な工芸品や音楽に触れることで、興味を持つことができます。

子どもの興味を尊重する
Respect the Child’s Interests

子どもが特に興味を持っている分野やテーマを重視し、それに合ったアクティビティを計画しましょう。例えば、動物好きなら動物園や自然保護区を訪れるなど、子どもの興味を大切にしましょう。

家族で共有する時間を大切にする
Cherish the Time You Share with Your Family

旅行中の家族との共有時間を大切にし、一緒に過ごすことで絆を深めましょう。子どもは家族との思い出を大切にします。

まとめ

コロナ渦が過ぎたとはいえ、世の中の混乱は形を変えて問題視されています。

世界中が元に戻るというより、新しい形で変化している現代において、子ども連れの海外旅行は十分な下準備をしたうえで、一生思い出に残るような経験をさせてあげたいですね!!