「マクロの意味を完全にマスターしよう!」

皆さんは「マクロ」の意味について、パッと答えることはできますか?

この記事では英語学習者に向けて、マクロの意味や使い方はもちろん、言い換えも紹介しています。

英語の”Macro”の意味が分からない方や、エクセルのマクロの意味、VBA・ミクロとの違いを知りたい方も必見です

ぜひ参考にしてください。

マクロの意味は?

マクロの意味は?

まずは「マクロ」が日本でどのように使われるかを学んでいきましょう。

由来となった英単語や「VBA」との違いも紹介中です。

「マクロ」は「巨大であること」を指す

「マクロ」は英語の”Macro(大規模な)”に由来しており、意味は「巨大であること」を指します。

色々な用語に付随する単語であり、例えば「マクロ経済学」や「マクロスコープ」、「マクロレンズ」のような派生語が存在するのです。

全てに共通しているのがそのスケールの大きさであり、基本的に「マクロ」と用語に含まれている場合は「大きなスケール」や「広い視野」を意味に含んでいるという解釈で問題ありません。

エクセルなどで使われる「マクロ」

「マクロ」はその規模感を示す意味合いのほかに、エクセルやGoogleスプレッドシートで使用されるコマンドのことを指す場合もあります。

この意味での「マクロ」は、データの整形や計算式の適用など、一連の操作をマクロとして記録し、必要に応じて何度でも簡単に再実行できるようにすることが可能です。

「マクロを組む」という表現は、最近ではゲーミングマウスやキーボードなどの自動化要素を指す場合もありますが、基本的には「何かを自動で便利に動かせるようにするための仕組み」を意味します。

「マクロ」と「VBA」の違いは?

「マクロ」と「VBA」は密接に関連していますが、その使い分けには明確な違いがあります。

  1. マクロ:エクセルなどのアプリケーションで繰り返し行う操作を自動化する機能の一つで、通常、アクションの録画により生成されます。
  2. VBA:マクロを作成するためのプログラミング言語で、より複雑でカスタマイズされた自動操作を可能にします。

要するにマクロはその機能そのものを指し、VBAはそもそも「プログラミング言語」であるという点で異なるのです。

“Macro”の単語解説

次は”Macro”の単語解説をしていきます。

英語での意味はもちろん、品詞や発音、実際の使い方も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

“Macro”は「大規模な」を意味する

“Macro”は英語で使う場合「大規模な」と訳すのが適切です。

同義語が”Large(大きい)”となるので、その規模の大きさについて話す際に使われます。

また、日常会話においては「マクロ経済学」のように、経済全体を対象とする学問分野を指す場合もあるのです。

他にもカメラ関連の会話をする際に「マクロレンズ(Macro lens)」の事を指す場合もあります。

要するに、文脈次第で訳し方が大きく変わる表現なので、まずは大枠の「大規模な」という大きさの意味を覚えておくと良いでしょう。

“Macro”の品詞と発音

“Macro”は「形容詞」として使われることが多く、発音は「マクロ[ˈmækroʊ]」です。

他にも「名詞」として使用される場合もありますが、この場合は「マクロ経済学」や「マクロレンズ」のような、具体的な学問や道具の名前を指す場合が多いと言えます。

“Macro”の例文

Aさん
In the photography class, we learned how to use macro lenses to capture detailed images of small objects like insects and flowers.

訳)写真教室では、昆虫や花などの小さな物体の詳細な画像を捉えるための、マクロレンズの使い方を学んだ。

数ある”Macro”の意味の中でも、今回は「マクロレンズ」の例を紹介しています。

海外では”Macro”とカメラを見ながら話している場合はこの単語単体でも通じますが、認識のずれが気になる方は今回の様に”Macro lens”と正式名称で言ってあげるのが親切です。

“Macro”の関連表現

"Macro"の関連表現

次は”Macro”の関連語を紹介していきます。

  • “Micro” – 極小の
  • “Macroscopic” – 巨視的
  • “Macroeconomics” – マクロ経済学

どれも”Macro”と近しいシチュエーションで使われる単語ばかりなので、さっそく見ていきましょう。

“Micro” – 極小の

“Micro”は「極小の」という意味を持つ英単語です。

“Macro(大規模な)”の対義語として使用され、日本語でも「マクロ」と「ミクロ」というような対比で良く使われます。

この単語は、極めて小さなスケールでの観察や分析を指し、医学や科学、技術など幅広い分野で使用される単語です。

品詞は「形容詞」と「名詞」で使用され、発音は「マイクロ[ˈmaɪkroʊ]」となります。

“Micro”の使い方

Aさん
The micro texture of the fabric is so fine that it’s only visible under a high-powered microscope.

訳)その布の微細な質感は非常に細かく、高倍率の顕微鏡でしか見ることができません。

“Macroscopic” – 巨視的

“Macroscopic”は「巨視的な」という意味を持つ英単語です。

この単語は先に紹介した”Macro”をさらに強調した形であり、スケールの大きさを表現する際に非常に役立ちます。

品詞は「形容詞」に分類され、発音は「マクロスコピック[ˌmækroʊˈskɒpɪk]」です。

“Macroscopic”の使い方

Aさん
The macroscopic analysis revealed that the forest ecosystem was significantly affected by the pollution.

訳)巨視的な分析により、その森林生態系が汚染の影響を大きく受けていることが明らかになった。

“Macroeconomics” – マクロ経済学

“Macroeconomics”は「マクロ経済学」を意味する英単語です。

この単語は”Macro”から派生した用語であり、国全体の経済活動や政策、経済成長、インフレーションなどを研究するために重要な役割を持ちます。

“Macro”と「経済学」を意味する、”Economics”が組み合わさった単語として覚えておくと良いでしょう。

品詞は「名詞」に分類され、発音は「マクロエコノミクス[ˌmækroʊɪˈkɒnəmɪks]」となります。

“Macroeconomics”の使い方

Aさん
In macroeconomics, we study how the overall economy functions and how policies can impact economic growth.

訳)マクロ経済学では、経済全体がどのように機能し、政策が経済成長にどのような影響を与えるかを研究する。

まとめ

こちらの記事では「マクロ」というカタカナ表現の解説から、英単語の”Macro”について広く紹介していきました。

色々な側面からマクロについて学んできたので、最後に復習をしておきましょう。

  • 「マクロ」は「巨大であること」を意味する。
  • 「マクロ」は英単語の”Macro”に由来。
  • 「マクロ」は科学・経済・写真など広く使われる。
  • 英語の”Macro”も同様に広い意味を持つ。
  • “Macro”の対義語は”Micro”であり、「大規模な」に対し「極小の」という意味を持つ。

他の関連表現も役立ちますので、積極的に使用してみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。