「その提案いいですね!乗りました!」「あなたのスーツいいですね!どこで買ったんですか?」日常会話を行う上で、「いいですね!」と相手に言葉をかける機会はとても多いです。そんな「いいですね!」を英語ではなんと言うのでしょうか?「sounds good」を思い浮かべた方が多いかと思います。しかし、「いいですね!」と相手に伝える英語は、sounds goodだけではありません。そこでこの記事では、相手に「いいですね!」と伝える英語の表現についてお伝えしていきます。
「いいですね!」を伝えるのに役立つ英語
「いいですね!」と伝える時に使える英単語として、good!はもちろん、great!やCool!なども用いることが出来ます。good!はそのまま「良いね!」という意味ですし、great!は「スゴいね!」や「素晴らしい!」の意味、cool!は「格好いい!」の意味で用いられます。その他にも、「いいですね!」を伝える時に以下の単語が使えます。
nice
「素敵」のニュアンス
awesome
「最高!」「素晴らしい!」のニュアンス。カジュアルな表現なので試験英語では用いられないが、英語圏では一般的に使われる英単語
amazing
「すごい!」というニュアンス。awesome同様、試験英語ではあまり用いられないが、英語圏では一般的に使われる英単語
wonderful
「素晴らしい」のニュアンス
fantastic
「素晴らしい」のニュアンス
さらに「いいですね!」を伝える上で、beautiful(美しい)などの表現も使えるので、英単語の中でも形容詞の語彙(ごい)力を増やせば、さらに表現力に直結するといえます。splendid(壮大な)やfabulous(信じられないほど)のような形容詞を使えればなお格好いいので、語彙(ごい)力に自信のある方は、ぜひ使っていきたいですね。
いろんな「いいですね」を伝える英語の文章
それでは、先ほど紹介した英単語を使って、「いいですね!」を表現する文章を作ってみましょう。汎用(はんよう)的に文章を作りやすいパターンは以下の通りです。
- That’s+形容詞
- it+動詞+形容詞
- 感嘆文(What a/How+形容詞)
順番に見ていきましょう。
1.That’s+形容詞
「That’s+形容詞」は、最もシンプルな「いいですね!」を伝えるのに役立つ文章です。
That’s cool!
That’s nice!
That’s amazing!
他にも形容詞の部分に前項でお伝えした「Awesome!」などの形容詞を入れることでも、「いいですね!」を伝えることが出来ます。
2.it+動詞+形容詞
「it+動詞+形容詞」の形でも、文章で「いいですね!」と伝えることが出来ます。
-
It sounds good.
相手の話している事に対して「いいですね!」と伝えるニュアンスですね。動詞の部分に「sound」を使っているので「あなたの言っている事は良い事のように聞こえます。」というニュアンスで「いいですね!」と伝えているイメージですね。
-
It looks good.
何かを見て「いいですね!」と伝えるニュアンスです。相手が「今日の服どうかな?」と聞いてきた時に、その見た目について言及するので「Looks」を使っているイメージです。good以外にも、見た目の印象を言及する時に使えるフレーズです。
Aさん
It looks delicious.
訳)美味しそう!
Aさん
It looks beautiful.
訳)きれいだね!いいね!
-
It feels good.
何かに触って「いいですね!」と伝えるニュアンスですね。
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It tastes good.
味について言及して「いいですね!」と伝えることが出来ます。
-
It smells good.
匂いに言及して「いいですね!」と伝えることが出来ます。
動詞の部分には、五感のどこで感じ取ったかを当てはめると自然ですね。「良い!」と思った根拠として、自分が何を「良い!」と感じたのかを伝えることが出来ます。
3.感嘆文(What a/How+形容詞)
感嘆文を使うのも、「いいですね!」を伝えるのに有効な手段です。感嘆文とは、「なんて~なんだ!」という意味を伝えることの出来る英語の構文です。感嘆文は、「What a 形容詞」もしくは「How 形容詞」の形で表現することができます。
What a nice hat!
訳)なんて素敵な帽子なんだ!
→その帽子いいですね!
How cool, shoes!
訳)なんて格好いい靴なんだ!
→その靴いいですね!
また、もう少しだけ丁寧な表現として「What a 形容詞 + S V」や「How 形容詞 + S V」といった表現を使うことも出来ます。
What a nice hat you wear!
訳)あなたの帽子はなんて素敵なんだ!
→あなたの帽子いいですね!
How cool shoes you wear!
訳)あなたの履いている靴はなんて格好いいんだ!
→あなたの靴いいですね!
英会話の中で感嘆文を使いこなせれば、とても自然でネイティブっぽい英語の印象を与えられるので、ぜひ使いこなしてみたいですね。
提案や誘いに「いいですね!」と伝える英語
相手からの提案に肯定的に応じる時も「いいですね!」と伝えますよね。
That sounds good.
it+動詞+形容詞の項でも似た表現が出てきましたよね。sounds goodは、相手の提案に対して「いいですね!」と答える時に使えるフレーズです。sounds goodの他にも、That sounds hard.(難しそうだね)や、That sounds tough.(大変そうだね)など、sounds+形容詞は汎用性高く用いることが出来ます。
Do you want to go out tonight?
訳)今晩出掛けない?
That sounds good.
訳)いいですね。
I’d love to.
I’d love to.は、相手からのお誘いに対して「喜んで!」というニュアンスで使われます。I’dはI wouldの略です。I would like to.でも同じ意味になりますが、I’d love to.の方が「喜んで!」の感情が強いです。
Would you like to have a drink tonight?
訳)今晩飲みにいかない?
I’d love to!
訳)喜んで!
Why not?
Why not?はよく聞くフレーズなのではないでしょうか?こちらも相手の提案に対して「いいですね!」「もちろん!」と返しているニュアンスがあります。Why not?をそのまま直訳すれば「どうしてダメなんですか?」となりますが、それが転じて「ダメな理由がなにかあるんですか?」というニュアンスになり、「ダメな理由なんてないです!」という意味で使われています。
Would you like to go shopping with me?
訳)一緒にショッピングに行きませんか?
Sure, why not?
訳)いいですね!そうしましょうか。
まとめ
この記事では、英語で「いいですね!」を伝える具体的なフレーズについてお伝えしてきました。「いいですね!」というと、sounds good!が真っ先に思いつきますが、シチュエーションによって適切な表現が出来れば、表現の幅が増え英会話のバリエーションが豊かになります。ぜひこの記事でお伝えしたことを活かして、ご自身の英語学習をより充実したものにしてくださいね。