こんにちは!Kimini英会話講師のゴダイゴの Steve Fox です。
日常英会話で使える面白い熟語や言い回しを楽しく解説します。
draw the line
Aerosmithというアメリカの有名なrock band。ボストン出身です。
これには裏の話があります。
わたしも、このAerosmithがちょうどまだアマチュアであった頃に、私自身もFlesh & Bloodというバンドに入っていて、ボストンの色々なライブハウスで演奏し回っていました。
ミッキー吉野も入っていました。ゴダイゴのリーダーですね。
あるライブハウスでは他のバンドと交代をすることがあったので、私たちが先に演奏を大体1時間ぐらいして、し終わった後に、 次に出てくるバンド、ちょっと見てから帰ろうということになって、Aerosmithが出たんですよ。
その頃は大して名前は知られていないバンドだったんだけれども、 ものすごい格好して出てくんのよ、派手派手。
で、演奏聞くとめっちゃくちゃ下手なのよ。
どちらかっていうとルックス、その見栄えで自分たちを売ろうとしているわけですけれども、音楽はそっちのけになっていたね。
ひどいバンドだなと思って、途中からもう帰りました。
Aerosmithは結果的に、何回も何回も演奏しているうちに少し上手くなったみたいで、ヒットを飛ばしたわけです。
もし僕とミッキーがボストンに残っていたならば、Aerosmithと同じように、アメリカでナンバーワンバンドに入っていたかもしれない。
でも、私たちは日本に帰ってきたい。ゴダイゴを作りたいという願いで、ボストンを捨てて日本に帰ってきて、 成功を勝ち取った。ゴダイゴ。
とにかくAerosmithの結成は1970年ですね。現在も存在しているわけです。
そして、このバンドはこのような熟語を歌の中に使ってるわけです、draw the line。
これは簡単に説明できます。
制限を示す、 線を引くという意味ですね。
これ以上いかないということ、この枠の範囲の中でやるという、そんなような意味の熟語なのです、draw the line。
lose ground
今日の熟語は、lose ground。
簡単に説明できますね。
例えを使っていきましょうか。
自分はもう誰かと競争して走っている。
そしてなんと先頭に、もう勝つかもしれないと思うぐらいだいぶ前に出てしまっている。
早く走っているあなたは、なぜか、すぐ後ろにいる人に追いつかれて越されてしまう。
今まで走ってたそのファーストであった立場からセカンドになってしまった。
とにかく、そういうようなことが起きることがlose ground。
だいぶいいところまでいっていたのだけれども、なぜかそれを失ってしまって、だんだんとうまくいかなくなってしまう、負けてしまう、滅びてしまう、結局ダメになってしまう。
そういうことが、lose ground。
まとめ
いかがでしたか?
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