SNSやYouTubeなど、最近では様々な場所で「サムネ」という言葉を見ることがあります。
また、ほとんどの方がサムネはサムネイルの略だということをご存じかと思います。
しかし、サムネイルと言っても、英語では場面に応じて使い方が変わることを知っていますか?
そこで、今回は「英語でサムネイルってなんて言うの?」をテーマに、場面ごとの使い分けについて解説していきます。
サムネイルとは?
サムネ、サムネイルが何のことかわからないという方のために、まずはサムネイルの説明をしていきます。
サムネイルというのは簡単に言うと縮小画像のことです。
SNSやYouTube、ブログなどで、タイトルや見出しの横に小さな画像を見たことはありませんか?
サムネイルを付けることによって、記事や動画を視覚的にアピールすることができる効果があります。
たとえば、文字だけのタイトルよりも画像がついている方がわかりやすいですよね。
サムネイルは視覚的に何かをアピールすることができ、インターネット業界で広く使われるようになってきました。
サムネイルとthumbnailは同じ?
日本語で使用されているサムネイルはもともと英語のthumbnailからきています。Thumbnailというのは親指というのが本来の意味です。
また、親指以外にも小さいものを表すときに使用することができます。親指のように小さいものを表すところから、縮小画像のことをthumbnail(サムネイル)と呼ぶようになったのです。
Thumbnailは親指という意味の単語ですが、日本語と同様に縮小画像という意味があります。
つまり、英語圏でも、同じようにサムネイルという言葉を使用するのです。
しかし、厳密に言うと、thumbnailを使わないときもあります。
thumbnailを使わない表現
基本的にはthumbnailとサムネイルは同じ意味です。そのため、縮小画像の意味としてthumbnailを使うことは間違いではありません。
しかし、より正しい英語表現を使えるようになるには、それぞれのシーンに合った表現を覚えておきましょう。
profile pic
SNSなどのプロフィール画像に設定しているサムネイルの場合、thumbnailよりもprofile picと表現することが一般的です。
Your Twitter’s profile pic is so nice!
訳)Twitterのサムネイル写真、とても良いですね!
このようにthumbnailという単語を使用せず、profile pic(プロフィール写真)という表現にすることができます。
eye-catcher
Eye-catcherは人目を引くものという意味です。ブログの記事などでthumbnailの代わりにeye-catcherを使うことがあります。
その他、報告書やプレゼンテーションなどで縮小画像を使用する際もeye-catcherを使うことが多いでしょう。
まとめ
サムネやサムネイルという言葉を見たり、聞いたりしたことがある方も多いのではないでしょうか。SNSやYouTube、ブログなど、様々な場所でサムネイルが使われています。
日本語のサムネイルは英語で表現するとthumbnailになります。しかし、使う場面によっては、言い換えた方が良いこともあります。もちろん、thumbnailでも間違いではありません。
ただ、よりレベルの高い英会話を目指すのであれば、それぞれのシーンに合った表現を選ぶことがポイントです。
ぜひ、今回の記事を参考にしてみてください。
オーストラリアのセカンダリースクールで高校時代を送り、17歳で英検準1級、TOEIC920を取得しました。大学時代はスウェーデンの大学、大学院に留学し、国際移民について学び、その後、京都の大学院の博士課程にて「移民排斥」に関する研究を行いました。 英語論文、英文エッセイの執筆経験があり、大学院時代は多くの受験生に英語を指導しました。現在はWebライターとして活動する傍ら、「使える英語」を近所の子供たちに教えています。