日本ではよく見るもの、馴染みがあるもので、英語圏の人にとってはとても珍しい日本らしいものってありますよね。例えば「田んぼ」とか。今回は、そんな「田んぼ」をどう英語で言えばいいのかについて解説していきます。主食にもなっているお米を食べる国としては、田んぼはなくてはならないもの。しかし、メジャーな英語圏ではパンが主食ですから、田んぼはないんですよね。英語でどう言うのか、そして海外でお米は食べるのか、以下で見ていきましょう!

よく聞くrice field

日本人が英語で「田んぼ」を言う時、真っ先に使うのはRice fieldではないでしょうか。こちらは教科書で出てきたから覚えていたという方もいるかもしれませんね。ネイティブもこちらは間違いではないとしており、言えば伝わります。

しかし問題は、そもそも田んぼなんて見たことがない英語圏の外国人に、Rice fieldが正しく伝わるのかということです。そんなに詳しい情報を求めないのであれば、とにかくお米を栽培しているFieldなのだなと思ってもらえば良しとしましょう。日本人だって、田植えの経験はあっても詳しい育て方を知っているのは農家さんくらいだったりもしますしね。

Aさん
Have you ever seen rice fields? Let me see you the picture.
訳)田んぼって見たことある?写真見せてあげる
Bさん
Is this? Is the rice delicious?
訳)これがそうなの?お米っておいしい?

マレーシア語に由来するrice paddy

マレーシア語に由来するrice paddy

Rice paddyも「田んぼ」という意味です。このPaddyはもともとマレーシア語ですが、英語として使われるようになりました。意味は2つあり、ひとつはお米の外側についている皮を取っていない「籾」、そしてもうひとつは「稲」です。どちらもお米に関する用語ですね。

Aさん
His grandfather has a number of rice paddies.
訳)彼のおじいちゃんは田んぼをいっぱい持ってるんだって
Bさん
Then you can eat rice everyday!…um, I’ve heard that every Japanese eat rice every meat…
訳)じゃあ毎日お米食べられるじゃん!・・・あれ、日本人は全員毎食お米を食べるって聞いたことがあったな・・・

paddy fieldも一般的に使える

今までご紹介してきた単語を混ぜたような単語がPaddy fieldです。こちらはお米のフィールドとなるので、やはり訳は「田んぼ」。3つの単語のどれを使っても伝わりますし、ネイティブもこのどれであっても思いつくということなので好きなものを言ってみましょう。

Aさん
Did you see many paddy fields from the train? You know, this is not like city.
訳)電車からたくさん田んぼ見えた?ここは都会じゃないからね
Bさん
Is it true that big cities don’t have any paddy fields?
訳)大きな街では田んぼが全然ないって本当?

英語圏でお米は食べられるの?

英語圏での主食がパンで、田んぼがないとしたらお米が食べられるのは輸入している国だけになりますよね。長期の留学を考えているような方だと、海外でお米なしで暮らしていけるのかと不安になることもあるでしょう。

英語圏代表のイギリスは、世界との繋がりが広く、イギリス領も多い国なのでお米は大きなスーパーに行けば手に入ります。特にロンドンなどの都会では、たくさんの人種がいるのでお米も食べられますよ!日本米がなくても韓国米なら味は近いですし、かなり満足できるのだとか。

タイ米はパサパサしているので、お箸では掴みにくいです。日本人だからと気をきかせてお米とお箸を用意してくれたホストファミリーに対し、頑張ってお箸で食べきったという話もあります。形は細長くて日本米の粘り気がないためチャーハンに使うと良いお米ですね。

海外で炊飯器を使う時の注意点

海外で炊飯器を使う時の注意点

お米を普段食べることがない国だと、当然炊飯器なんてありません。イギリスやアメリカの一般的なキッチンに炊飯器があったら違和感がありますよね。日本のキッチンのように、システムキッチンに炊飯器を置く場所なんて用意されていません。

しかし、海外にいようとAmazonや楽天市場などの心強いサイトなら何でも手に入ります!この時の注意点は、各国によってコンセントが異なるので、現地でそれようのコンセントや変圧器を購入することです。これはパソコンやポットなど、電気を使うものになら何でも言えるので、日本で買ってもっていくか、現地の空港に着いたら一番に買っておくかしておきましょう。

まとめ

英語圏では見ない田んぼは、英語だとRice fieldやRice paddy、Paddy fieldと言うのでしたね。この3つを覚えていれば、相手から言われても田んぼを言っているのだとわかります。日本の美しい景色を説明したい時には、これらの単語を使ってネットで検索した田んぼの写真を見せてみるのも良いでしょう。あまりに美しい写真だと、本当の日本の田舎を見てがっかりされるかもしれませんけどね!