最近では、パソコンやスマホに毎日のように届く「迷惑メール」。
広告だけでなく、詐欺メールもあるので注意が必要です。
そんな「迷惑メール」は英語で何と言うのでしょうか?
今回の記事では、「迷惑メール」に関する基本的な英語表現をやさしく解説します。
さらに、「迷惑メールに入っていた」「申し訳ありません」と伝える英語フレーズや、スパム・ジャンク・フィッシングといった迷惑メールの種類と英語での言い方も紹介します。
英語を学び直している人、仕事や子どもの英語学習のために使いたい人にもぴったりの内容です。
かんたんな英語フレーズと一緒に、迷惑メールに関する英語をしっかり学びましょう!
「迷惑メール」を英語で何て言う?

「迷惑メール」は英語でよく”spam”または”junk mail”と言います。
どちらも「不要なメール」という意味ですが、使われ方に少し違いがあります。
英語の例文
I keep getting spam emails every day.
(毎日スパムメールが届きます。)
My inbox is full of junk mail.
(受信箱が迷惑メールでいっぱいです。)
That looks like a spam message. Don’t click on it.
(それはスパムっぽいメッセージだよ。クリックしないで。)
英語では”spam”はより悪質な印象があり、”junk mail”はただの広告メールのようなときにも使われます。
「迷惑メールに入っていた」を英語で何て言う?
誰かからのメールが迷惑メールフォルダに入ってしまったことを伝えるとき、次のような英語表現が使えます。
英語の例文
Your email ended up in my spam folder.
(あなたのメールが迷惑メールフォルダに入っていました。)
I just found your message in the junk mail folder.
(あなたのメッセージが迷惑メールフォルダに入っていたのを今見つけました。)
I didn’t see your email because it went to spam.
(スパムに入ってしまったので、あなたのメールに気づきませんでした。)
英語では”ended up in my spam folder”や”went to spam”というカジュアルな表現がよく使われます。
「迷惑メールに入っていた」をお詫びする場合の英語表現
ビジネスメールや少し丁寧に伝えたいときには、お詫びの気持ちを添えて英語で表現するのが良いですね。
自然な表現をいくつか紹介します。
英語の例文
I apologize for the delay. Your email was filtered into the spam folder.
(返信が遅れて申し訳ありません。あなたのメールがスパムフォルダに振り分けられていました。)
I’m sorry I missed your message. It went to junk mail by mistake.
(あなたのメッセージを見逃してしまい、すみません。間違ってジャンクメールに入っていました。)
Thank you for following up. I just noticed your email was marked as spam.
(ご連絡ありがとうございます。あなたのメールがスパムとしてマークされていたのに今気づきました。)
英語では”spam folder”や”junk folder”に入ったことをやんわり伝えながら謝るのが自然です。
迷惑メールの種類と英語表現

迷惑メールにはいくつかの種類があり、それぞれ英語での言い方があります。
ここでは代表的な3つを紹介します。
- spam mail
- junk mail
- phishing
spam mail(スパムメール)
スパムメールとは、大量に送られてくる広告メールなどのことです。
基本的にはメールを指しますが、SNSや掲示板など他のプラットフォームにも適用されることがあります。
スパムは広告、詐欺、フィッシング、マルウェア拡散など、悪意のある目的で送られることが多いです。
例文はこちらです。
I get a lot of spam mail from unknown companies.
(知らない会社からのスパムメールがたくさん来ます。)
Please check your spam mail folder.
(スパムメールフォルダを確認してください。)
My spam filter blocks most of these messages.
(スパムフィルターがこういうメッセージのほとんどをブロックしてくれます。)
junk mail(ジャンクメール)
スパムの一部と見なされますが、必ずしも悪意があるわけではなく、単に「不要なメール」として分類されることもあります。
例えば、過剰なメルマガやプロモーションメールがこれに該当します。
例文はこちらです。
Most of these newsletters go straight to my junk mail.
(こういったニュースレターは大体ジャンクメールに入ります。)
You can delete all junk mail without opening them.
(ジャンクメールは開かずに全部削除してOKです。)
I set my email to automatically delete junk mail.
(ジャンクメールは自動で削除するように設定しています。)
phishing(フィッシング)
フィッシングメールは、銀行や会社を装って個人情報をだまし取ろうとする詐欺メールのことです。
こちらもスパムの一部と見なされることがあります。
カタカナだと魚の”fish”を想像するけれど、英語はスペルが違うことに注意です!
例文はこちらです。
Beware of phishing emails pretending to be your bank.
(銀行を装ったフィッシングメールに注意してください。)
That email was a phishing attempt. Don’t click the link.
(あのメールはフィッシング詐欺でした。リンクをクリックしないで。)
Phishing scams are getting harder to spot.
(フィッシング詐欺は見分けるのが難しくなってきています。)
英語で”phishing”は”fishing”(釣り)に似ています。情報を「釣る」イメージです。
まとめ
今回は、「迷惑メール」に関する英語表現を紹介しました。
まとめて覚えておけば、トラブルを防げるだけでなく、英語のやりとりでも安心です。
以下に今回紹介した英語表現を一覧にしました。
| 日本語 | 英語表現 |
|---|---|
| 迷惑メール | spam mail / junk mail |
| 迷惑メールに入っていた | ended up in the spam folder / went to spam |
| スパムメール | spam mail |
| ジャンクメール | junk mail |
| フィッシング詐欺 | phishing |
| 迷惑メールを確認する | check your spam mail folder |
| 迷惑メールを削除する | delete junk mail |
英語では迷惑メールにもいろいろな表現がありますが、日常的に使える英語フレーズを少しずつ覚えていけば大丈夫です。
これからは、迷惑メールに関する英語も自信を持って使えるようになりますよ!
【参照サイト】

