英語に関わらず、語学を学ぶ際に大切なのは、自分の意見を相手に伝えられるようになることです。そしてもうひとつ大切なことが、自分の感情を伝えること・・・!今回は、その中でもちょっと弱気になっている時に言いたい「寂しい」という英語表現についていくつかご紹介します。そのままフレーズとして言えるものが多いので、いくつかパターンを持っておき、その時の感情に最も沿ったものを使っていきましょう。

よく使うlonelyとは

おそらく英語で「寂しい」ことを表現したい時によく使われるのはLonlyでしょう。こちらは「寂しい」とも訳せますが、ニュアンスとしてはひとりであることが含まれているので、孤独が寂しいように聞こえます。ですから、人恋しい時、心細い時に使える表現になります。

「I’m lonely. 」とbe動詞で率直に言っても良いですし、「I feel lonely. 」と一般動詞を使うこともできます。動詞はFeelにした方が寂しさを感じていることを示せるので、より感情が伝わりやすいかなと思います。

lonely faceで「寂しそうな顔」

lonely faceで「寂しそうな顔」

Lonlyを名詞の前に使うことで、あらゆる単語を修飾することができます。誰かが寂しそうな顔をしていたら、それはLonly faceと言い表せます。

間違えて「寂しい顔」と訳すと、なんだかイケてる顔ではないと悪口を言っているように捉えられもするので、ちょっと訳し方には気を付けておきましょう。

「寂しい場所」はa solitary place

「寂しい場所」はa solitary place

Lonly以外にも、「孤独の」や「ひとりの」という形容詞、Solitaryを使うこともできます。こちらも形容詞なので、名詞の前に持って行くだけで言葉に意味を追加することが可能です。

今回は「寂しい場所」としたので、人気が無く、日光が当たっていないようなイメージになりますね。

Aさん
I don’t know why, but I just like a solitary place.
訳)なんでか自分でもわからないんだけど、寂しい場所が好きなんだよね
Bさん
That’s maybe, you can read books there.
訳)それってたぶん、そこで本が読めるからじゃない?

I miss you.

I miss you.も、英語で「寂しい」と言えば!の表現ですね。「あなたがいなくて寂しい」という訳になります。ここで使われているMissは「~が恋しい」という動詞なので、Lonlyと同じく誰かを求めていることがわかります。

ただ、Lonlyと比べると孤独で寂しいというよりは、誰か特定の人がいなくて寂しいという感じです。I miss~.には、人以外にも物を入れることもできることを覚えておきましょう。

「I missed you.」と過去形にすれば、今は会えたけれどずっと寂しかったよとなりますし、逆に未来形にして「I will miss you.」と言えば、別れ際の挨拶となります。洋画などで「寂しくなるよ」と字幕が出ていたり、吹替でそう言っているシーンも多いですね。

ちなみに、英語ではSNSを使う時に略語を頻繁に使います。公的な文書やビジネスで使う文語的な表現でなくても良いので、略すことで早く文字を打てるようにしているのです。

I miss you.にもその略語があり、「imu」と書きます。英語でYouは、その音からアルファベットのUに変換することが定石です。これでI miss you.と読みます。相手からこのようなアルファベットが送られてきて、辞書で出てこないけど何だろうと思ったらここでのことを思い出してくださいね。

I’m dying to see you!

もう相手に会いたくてたまらないという寂しい気持ちを爆発させるなら、I’m dying to see you!です。Dyingは「死ぬ」の現在分詞で、今まさにあなたに会いたすぎて死んでしまいそうだという意味を強調します。

もちろん比喩ですから死んでしまうなんてことはありませんが、それくらい大げさに言ってもいいくらい寂しい時に使える表現です。このような誇張した表現は、知らないで聞いたり読んだりすると一瞬物騒な話なのかなと勘違いしてしまうそうなので注意しましょう。

Aさん
Hey listen! I decided to go abroad to study!
訳)聞いて!留学することに決めたんだ!
Bさん
What!? I’m dying to see you! 
訳)本気!?寂しくて死んじゃうよ!

I can’t wait to see you.

こちらは文法を理解している方なら簡単に意味が取れるでしょう。「私はあなたに会うのを待つことができない」という訳で、つまり「早く会いたい」、「会えなくて寂しい」といった意味になります。

「I can’t wait to~」はよく使われる表現で、待ち遠しいこと、自分にとって好ましいことを入れるとそれだけで文章ができちゃいます。

I feel sad without you.

「寂しい」を「悲しい」と言い換えて、I feel sad without you.と表現する方法もあります。「あなたがいないと悲しい」という文章ですね。

厳密にいえば寂しい感情と悲しい感情は異なるものですが、落ち込んでしまうことやネガティブな感情であることに共通点があるので、置き換えでも違和感がない場合も多いです。

I’m counting down the days!

counting down

こちらは「会える日までの日にちを数えている」という意味ですが、そうしたくなるほど「待ち遠しい」という意味です。どちらかというと、寂しさよりも今後会えることを楽しみにしていることがうかがえる表現ですね。別れをポジティブに捉えている時に使えます。

カウントダウンは日本語にもなっているので覚えやすいですね。これを現在形にすることで、今まさに待ち遠しく思っていることを強調できます。

Aさん
I’m counting down the days!
訳)今から待ち遠しいよ!
Bさん
Thank you Ms Granger!
訳)グレンジャーさん、ありがとう!

まとめ

「寂しい」を英語で言い表す表現はたくさんありましたね!形容詞だけならLonlyが有名ですが、動詞として使うならMissが有名かつメジャーです。他にも、習った文法で言える「寂しい」という表現はあったので、そのままフレーズとして覚えてしまったり、こういう使い方もあるんだと新たな使い方として習得してみてください。感情は揺れ動くものですから、それを英語でも豊かに言えたらかなりのレベルアップになります!