TOEICのスコアを伸ばしたいなら、まず手に取るべきは「TOEIC公式問題集」です。
数ある参考書の中でも、唯一試験を制作しているETSが監修している教材であり、
本番とまったく同じ形式・構成・音声で学習できる唯一の存在です。
特に最新版のVol.12(2025年度版)は、最新の出題傾向・語彙・音声を完全に反映した最も信頼できる1冊。
「模試でスコアが伸びない」「リスニングのスピードに慣れない」という方にとって、
本番をシミュレーションできるこの問題集は、最短で結果を出すための最強ツールです。
この記事では、最新版Vol.12の特徴、解き方、他教材との違い、
そして無料でTOEIC形式の問題を解けるおすすめサイトまで、実践的に紹介します。
TOEIC初心者から700点・800点を目指す上級者まで、必ず役立つ内容です。
TOEIC公式問題集おすすめ|なぜ最強の教材なのか

TOEIC公式問題集は、ETS(Educational Testing Service)が公式に作成した唯一の教材です。
つまり、「TOEICを作っている人たちが作った問題集」。これが最大の信頼の理由です。
公式問題集が最強と呼ばれる理由
① 難易度が本番とまったく同じ
市販の模試や特急シリーズでは、難しすぎたり易しすぎたりすることがあります。
しかし、公式問題集は本番の出題基準と完全に一致しており、
「どのレベルの問題が出るのか」「どのくらいのスピードなのか」を体感できます。
② リスニングのナレーターが本番と同じ
TOEICのリスニング音声は、アメリカ・イギリス・オーストラリア・カナダなど
複数の国のナレーターによって収録されています。
この音声が実際の試験で使用されているものと同じという点は、他の教材にはない強みです。
③ 出題傾向のズレがない
ETSが毎年の出題傾向を分析したうえで作成しているため、
Partごとの構成・設問の文体・使われる表現まで本物のTOEICに限りなく近い内容になっています。
④ 模試形式で時間配分の練習ができる
1冊につき2回分(計400問)の模試が収録されており、
リスニング45分+リーディング75分という本番時間をそのまま再現可能。
本番の緊張感を味わいながら、自分のペースをつかむことができます。
公式問題集は、スコアアップのための教材であり、本番対策の最終兵器でもあります。
他の参考書を使って基礎を固めた後、この教材で本番の形式に慣れておくことで、
テスト当日に焦ることなく実力を発揮できるようになります。
TOEIC公式問題集の解き方|スコアを最大化する活用ステップ

公式問題集は「ただ解くだけ」では効果が半減します。
700点・800点を目指す人ほど重要なのが、解いた後の使い方です。
ここでは、スコアアップに直結する5つのステップを紹介します。
① 本番と同じ時間を計って解く
リスニング45分、リーディング75分の本番形式で解くことが最優先です。
最初は集中力が続かなくても構いません。
時間の感覚をつかむことが、TOEICの「試験体力」をつける第一歩です。
特にリーディングは、途中で時間切れになる人が多いパート。
Part5〜7を本番同様の順で解き、最後まで時間内に解き切る練習を繰り返しましょう。
② 答え合わせ+原因分析
正答・誤答の確認だけで終わらせず、「なぜ間違えたのか」を明確にしましょう。
- 単語がわからなかった
- 文法の構造を読み違えた
- 音声が速くて聞き逃した
原因をメモしておくことで、次に同じミスを防ぐことができます。
また、各Partの正答率を出しておくと、弱点の見える化にもつながります。
③ スクリプトを使ってリスニング復習
リスニングは「聞きっぱなし」では伸びません。
解き終わった後にスクリプトを見ながら音声を聞き、
どの部分を聞き逃したか・どんな音のつながりがあったかを確認します。
その後、シャドーイング(音声に合わせて発音)やリピーティング(区切って復唱)を行い、
自分の発音とリズムを音声に近づけていきましょう。
④ リーディングは時間配分を意識して再挑戦
TOEICのリーディングは時間との戦いです。
2周目以降は、「時間制限を設けて解く」練習を取り入れましょう。
目安としては以下の配分です。
- Part5(短文穴埋め):10分
- Part6(長文穴埋め):8分
- Part7(長文読解):50分
初回で時間切れになった部分を中心に、読解スピードと要約力を鍛えます。
ポイント:
1回解いて終わりではなく、最低3周することが理想です。
1周目=理解重視、2周目=スピード重視、3周目=本番想定。
繰り返すほど、自分の苦手が明確になり、得点が安定していきます。
TOEIC公式問題集の違い|他のTOEIC教材との比較

市販のTOEIC教材は数多くありますが、「公式問題集」は唯一無二の存在です。
その理由は、作問機関であるETS(Educational Testing Service)が監修しており、
実際の試験とまったく同じ構成・難易度・音声で作られているからです。
ここでは、代表的なTOEIC教材と比較しながら、公式問題集の特徴を整理します。
| 比較項目 | TOEIC公式問題集 | 他の問題集(例:究極の模試600問+、特急シリーズ) |
|---|---|---|
| 難易度 | 本番とまったく同じ | 模試によってやや易しい/難しい |
| 音声 | 本番と同じナレーター(ETS公式収録) | 独自録音。スピードやアクセントが異なる |
| 出題傾向 | 最新のTOEICを100%反映 | 出版時期によって傾向が異なる場合あり |
| 価格 | やや高め(約3,300円前後) | 1,500〜2,000円台が中心 |
| 目的 | 本番対策・実戦形式 | 練習量・基礎固め・弱点克服向け |
難易度がTOEIC本番と同じ
他の模試や演習書では、「実際より難しい」「やや簡単」といったばらつきがあります。
しかし公式問題集は、TOEIC本番と完全に同じ難易度で構成されています。
「リスニングのスピード」「リーディングの文量」「設問のひっかけ方」まで本試験基準。
したがって、練習=本番という理想的な学習ができます。
リスニングのナレーターが本番と同じ
リスニング音声は、実際のTOEIC試験でも使用される公式ナレーターが担当しています。
アメリカ・イギリス・オーストラリア・カナダなど、複数の英語圏のアクセントを再現。
この音声に慣れておけば、本番でも「声が違って聞き取りにくい」ということがありません。
出題傾向のズレがない
ETSが制作しているため、最新のTOEIC傾向を100%反映しています。
Part3・4(会話・説明文)ではビジネスシーンの比率が上がり、
Part7(読解問題)ではメール・チャット・社内文書が増加するなど、
最新の形式に合わせて毎年アップデートされています。
価格はやや高いが費用対効果が抜群
他の問題集より価格は少し高め(約3,300円)ですが、
実際に2回分の模試(計400問)+スクリプト+音声付きなのでコスパは非常に高いです。
内容の正確さ・信頼性・再現度を考えると、他教材をいくつも買うよりも効率的です。
TOEIC公式問題集最新版Vol.12から解き始めよう

TOEIC公式問題集はこれまでに多数のシリーズが発売されていますが、
現在の最新版はVol.12(2025年度版)です。
このVol.12は、最新のTOEIC本試験の傾向を反映しており、
リスニング・リーディングともに現行フォーマットに完全対応しています。
Vol.12のおすすめ活用法
- 模試①を解いて現在の実力を測る
まず1回分を本番同様に時間を計って解き、
リスニング・リーディングそれぞれの課題を明確にします。 - 復習で弱点パートを徹底的に潰す
スクリプト・設問・選択肢を細かく分析し、
どの単語・文法・表現でつまずいたのかを整理。 - 模試②で本番リハーサル
2回目の模試を受ける頃には、時間配分・集中力が格段にアップ。
復習後にもう一度同条件で解けば、「試験本番モード」を体感できます。
Vol.12を最初に選ぶべき理由
- 最新の出題形式に対応しており、現行TOEICに最も近い教材。
- 音声・語彙・内容すべてが2025年度版基準でアップデート済み。
- 初心者〜上級者まで、どのレベルの学習者にも対応可能。
TOEICの対策を始めるなら、まずはVol.12からスタートするのが最も効率的です。
最新の傾向に沿った練習を積むことで、最短ルートでスコアアップが期待できます。
TOEICの模試を受けるなら?|無料でTOEICの練習ができるサイトを紹介

「公式問題集を買う前に、まずは無料でTOEIC形式の問題を解いてみたい」
そんな方に向けて、無料で模試・練習問題を体験できるサイトを4つ紹介します。
どれもオンラインで手軽に利用でき、本番形式に近い内容が特徴です。
ETS TOEIC Program(公式サンプル問題)
TOEICを初めて受ける人に最もおすすめなのが、
公式サイトが提供するサンプル問題です。
リスニングとリーディングの両方の問題が掲載されており、
音声も実際の試験と同じ公式ナレーターを使用。
「どんなスピードなのか」「問題文の長さ」「設問の言い回し」など、
本番に近い環境で練習できる唯一の無料コンテンツです。
まずはここでTOEICの全体像を掴みましょう。
過去問.com
Part1・2・5・6の予想問題を無料で解くことができます。
中断しても続きから再開できる機能や、付箋メモ、解答履歴の自動保存、間違い問題の再出題など、学習サポート機能が非常に充実しています。
また、各問題には解説も付いており、文法・語彙の理解にも役立ちます。
ただし、リスニング音声がない点と全パート未対応という制限があるため、
文法・短文練習用として使うのがおすすめです。
Exam English
海外の英語学習者向けサイトで、Part1〜Part7までをすべて網羅しています。
問題を解いて「Submit」ボタンを押すと、その場でスコアと正答が表示される即時採点式。
画面構成はシンプルで、TOEICの本番形式に近いデザイン。
海外サイトながら操作は直感的で、英語に慣れるトレーニングにもなります。
特に「本番の流れをオンラインで体験したい」という人に最適です。
英語リスニング無料学習館
リスニング特化型の無料サイト。
Part1が50問、Part2が100問と、ボリューム満点のリスニング問題が収録されています。
また、ディクテーション練習モードが搭載されており、
音声速度を変更したり、繰り返し再生したりすることが可能。
「聞ける耳」を育てるための実践型トレーニングサイトです。
初心者はもちろん、リスニングで点数を伸ばしたい中級者にもおすすめです。
まとめ|TOEIC公式問題集で本番力を身につけよう
TOEICでスコアを上げるうえで、最も大切なのは「本番を想定した練習」です。
その意味で、TOEIC公式問題集は唯一試験そのものを再現できる教材です。
TOEIC公式問題集の魅力をおさらい
- 試験を制作するETSが監修した唯一の教材
- 難易度・構成・音声が本番と完全一致
- 最新版Vol.12(2025年度版)は最新傾向を完全反映
- 多国籍ナレーターによるリアルなリスニング
- 模試2回分(計400問)+スクリプト+音声DL付き
TOEICの出題傾向は年々変化しています。
そのため、「最新の公式問題集を使う」=「今のTOEICに最も強くなる」ということです。
効果的な学習サイクル
- 無料模試サイトで現状チェック
(ETS公式・過去問.comなど) - 公式問題集Vol.12で本番演習
時間を測り、集中力と実戦感覚を養う。 - 復習+弱点克服
スクリプト・語彙・文法を徹底的に分析。 - 再挑戦してスコア感覚を体に染み込ませる
このサイクルを2〜3回繰り返すだけで、
TOEIC本番でも「焦らず・時間内に・正確に」解ける力がつきます。
他教材との併用でスコアアップを加速
- 「究極の模試600問+」:演習量を増やしたい人に
- 「金のセンテンス」:語彙を効率的に増やしたい人に
- 「TOEIC® L&Rトレーニング」:スキマ時間に5〜10分のリスニング・文法学習をしたい人に
これらを組み合わせることで、質×量×継続の理想的な学習バランスが完成します。
TOEIC公式問題集は「解くだけで終わり」ではなく、本番を再現しながら、自分の成長を見える化できる教材です。
時間配分・集中力・語彙力のすべてを鍛えながら、あなたの英語力をスコアという形で証明してくれる最良の相棒になります。
今日から、公式問題集Vol.12を使って本番力を磨いていきましょう。
確実な成長を実感できるはずです。

