日常生活やビジネスの場面で、「最善を尽くします」「頑張ります」と、自分の意欲や努力を伝えたい機会は非常に多いですよね。
日本語の「頑張る」はどんなシーンでも使える言葉ですが、英語では、その頑張る内容によって、表現を使い分ける必要があります。
そこでこの記事では、「最善を尽くす」に関する様々な英語表現を、それぞれの単語が持つニュアンスの違いや具体的な使い方に触れながら紹介します。
「ベストを尽くす」を英語で

「ベストを尽くす」という気持ちを伝えるシンプルでポピュラーな表現は、”do my best”です。
“do my best”の基本的な使い方
(締め切りに間に合うようにベストを尽くします。)
(ベストを尽くしなさい、結果については心配しないで。)
“do my best”は、「自分のできる範囲で最大の努力をする」というニュアンスを持ち、カジュアルからビジネスまで幅広く使われます。
より強い意志を示す表現
- strive to do:〜しようと懸命に努力する(特に目標達成に向けて)。
(私たちはお客様に最高のサービスを提供するために懸命に努力しています。)
Cambridge Dictionaryによると、”strive”は「to try very hard to do something or to make something happen, especially for a long time or against difficulties」と説明されています。「特に長い間、または困難に逆らって、何かをしたり、起こしたりするために非常に一生懸命に努力する」というニュアンスを持った単語です。
「全力を尽くす」を英語で
「全力を尽くす」という表現は、単なる「努力」を超え、自分の持てる力すべてを捧げるという強いコミットメントを含まれる点がポイントです。
「全力を尽くす」の英語表現
- give it my all:自分のすべてを与える。
- put in my best effort:最大の努力を投入する。
- exert myself:自らに力を及ぼす、努力する(フォーマル)。
(このプロジェクトのために全力を尽くすことを約束します。)
(目標を達成するには、全力を尽くさなければなりません。)
【ワンポイントアドバイス】 “give 110%”という表現も、スポーツやモチベーションを高める場などで使われることがあります。「100%以上の力を出す」というとても強い意気込みを伝えられるフレーズです。ただし、カジュアルなイディオムなので、フォーマルなビジネス文では避けましょう。
「これからも頑張ります」を英語で
「これからも頑張ります」は、ずっと続けてきた努力をこれからもやっていくという思いを伝える、日本語らしい表現です。
「これからも頑張る」の英語表現
- I will keep up the good work.(引き続き、良い仕事を続けます。)
- I’ll continue to do my best.(引き続き、最善を尽くします。)
- I look forward to contributing more.(さらに貢献できることを楽しみにしています。)
(お褒めの言葉ありがとうございます。これからも頑張ります。)
「これからも頑張ります」を直訳するよりも、”keep up the good work”(良い仕事を続ける)のように、相手の評価をより良いものにするニュアンスにすると、より自然でプロフェッショナルな印象を与えます。
「引き続き頑張ります」をビジネスシーンで

ビジネスシーンで「引き続き頑張ります」を伝える際は、これからも続けて行きたいというプロとしての姿勢を示す表現を選びましょう。
ビジネスシーンでの適切な表現
- I remain committed to…:〜に引き続きコミットします。
- I will ensure that I maintain this momentum.:この勢いを維持できるよう努めます。
- I look forward to our continued success.:引き続き成功を収めることを楽しみにしています。
(四半期目標の達成に、引き続きコミットします。)
(ご意見ありがとうございます。この勢いを維持できるよう努めます。)
【ワンポイントアドバイス】 日本語の「引き続き頑張ります」は、現状維持にフォーカスしたニュアンスも含むことがありますが、英語のビジネス表現では、”momentum”(勢い)や”success”(成功)といったポジティブな単語を使うことで、単に継続していくだけではなく「さらに向上させる」という前向きな姿勢を伝えられます。
“do my best”の英語の意味とニュアンス
ここでは改めて、”do my best”の持つ意味と、それに代わる表現を整理しておきましょう。
“do my best”の持つニュアンス
“do my best”は、「能力の限界まで努力する」という意味ですが、裏を返せば「結果が出なくても、自分はベストを尽くしたから仕方ない」という(言い訳)のニュアンスを含んでしまう恐れがあります。
“do my best”よりも望ましい表現
ビジネスで「必ずやり遂げる」という決意を伝えたい場合は、結果に着目する表現をおすすめします。
- I will get it done.(私がやり遂げます。)
- I will make it happen.(私がそれを実現させます。)
- I am dedicated to achieving this.(私はその達成に専念しています。)
(「ベストを尽くします」と言うだけでなく、「やり遂げます」と言ってください。)
Oxford Learner’s Dictionariesによると、”dedicated”は「working hard at something because it is very important to you」となっています。「自分にとってとても大切なことなので、一生懸命に取り組んでいる」という、主体的に頑張っているというニュアンスを持ちます。
まとめ
この記事では、「最善を尽くす」に関する様々な英語表現を、単語の意味から具体的な使い方まで幅広く紹介しました。
- カジュアルな表現で自分の努力を伝えるなら:”do my best”
- 全力を尽くす決意を伝えるなら:”give it my all”
- 結果への強いコミットメントを伝えるなら:”I will get it done”
といったように、状況やニュアンスに応じて自分の意欲や努力について英語で伝えてみましょう。

