「ここ、前にも来たことがある気がする」
「初めて会う人なのに、どこかで会ったような感じがする」
そんな不思議な感覚、誰しも一度は体験したことがありますよね。
それが、まさに「デジャブ」です。
実はデジャブは、英語でもデジャブのまま使われます。
ただし、フランス語由来のため発音や使い方には少し注意が必要です。
この記事では、デジャブの正しい意味と使い方や関連表現をまとめて紹介します。
“déjà vu” の英語での意味と使い方

「デジャブ」はフランス語 déjà vu(デジャ・ヴュ)から来た言葉で、
英語でもそのままの綴り・発音で使われます。
英語では「デジャビュ」や「デジャヴー」に近く発音されます。
➡ /ˈdeɪʒɑː ˌvuː/ (デイジャー・ヴー)
意味は
“the feeling that you’ve experienced something before”
以前にも同じことを経験したような感覚
【例文】
部屋に入った瞬間、デジャブを感じた。
この会話、どこかで聞いたことがある気がする。
不思議だな。初めて来たのに、デジャブを感じる。
【文法のポイント】
déjà vu は名詞として使うとき、“a sense/feeling of déjà vu” の形で表すのが一般的です。
“give me déjà vu”のように、形容詞のときは”a”をつけません。
〇 I had a strong sense of déjà vu.
〇 I had a feeling of déjà vu.
〇 I had déjà vu.(口語では “a” がないことも一般的)
✖ I had déjà vu feeling.
“既視感”は英語で何て言う?
日本語の「既視感」は、英語ではそのまま déjà vu がもっとも自然です。
ただし、少しフォーマルな言い換えとして a feeling of familiarity(親しみを感じる感覚)も使えます。
| 日本語 | 英語表現 | ニュアンス |
| 既視感 | déjà vu | 一般的・自然 |
| 既視感(説明調) | a feeling of familiarity | 説明的・やや柔らかい |
| 以前見たような感覚 | something feels familiar | 会話でよく使う |
【例文】
なんだか既視感があるなあ。
あの声は私にとって聞き覚えがある。
これはなんだか不思議なデジャブの感覚を与えるね。
英語では「既視感を感じる」とき、“feel” や “get” を使います。
I feel déjà vu. よりも I’m getting déjà vu のほうが自然です。
“初めてじゃない感じ”は英語で?
「初めてじゃない感じ」は、“déjà vu” を使わずに表現することも可能です。
ネイティブは会話の中で、より感覚的なフレーズを使うことが多いです。
| 日本語のニュアンス | 英語表現 | 説明 |
| どこかで見たような気がする | This feels familiar. | 優しい言い方 |
| 初めてじゃない感じがする | It doesn’t feel new. | カジュアル・自然 |
| 以前も同じことがあった気がする | I feel like I’ve been through this before. | やや感情的 |
【例文】
なんか初めてって感じがしない。
あなたとは以前にも会った気がする。
この瞬間、妙に懐かしい感じがする。
【文法のポイント】
「〜のような気がする」は I feel like ~ で表せます。
これ前にもやったことある気がする。
“不思議な感覚”は英語で?

「不思議な感覚」は英語で a strange feeling や a weird sensation と表現します。
“déjà vu” も「不思議な感覚のひとつ」として分類されます。
| 日本語 | 英語 | 意味・トーン |
| 不思議な感覚 | a strange feeling | 一般的で無難 |
| 奇妙な感覚 | a weird feeling | 少しカジュアル・スラング調 |
| 感覚的な違和感 | a strange sensation | “sensation” は五感的表現に強い |
【例文】
部屋に入ったとき、なんだか不思議な感覚を覚えた。
これ、やったことある気がして不思議な感覚になる。
うまく言えないけど、懐かしいような不思議な感じなんだ。
【文法のポイント】
“weird” は日常会話でよく使われる、ややカジュアルな表現です。
フォーマルな文章では “strange” の方が無難です。
“odd” は文脈によってはやや口語的に響くこともあります。
“デジャヴとは?”英語でも通じるフランス語
“Déjà vu” はもともとフランス語で、
「すでに(déjà)」+「見た(vu)」という意味を持ちます。
英語に取り入れられてからは、
以前にも同じことを経験したような感覚として心理学用語や日常表現として定着しました。
Déjà vu is the feeling that you have already experienced something, even though it’s actually happening for the first time.
デジャブとは、初めての出来事なのに、すでに経験したように感じることを指します。
英語圏では「デジャブ」は超常現象というよりも、脳の記憶処理や心理的錯覚といった科学的な現象として扱われることが多いです。
“追体験・予知夢・正夢”は英語で?
「デジャブ」と混同されがちな「追体験」「予知夢」「正夢」なども、英語では別の単語を使います。
| 日本語 | 英語表現 | 説明 |
| 追体験 | relive / re-experience | 過去の出来事を再体験する |
| 予知夢 | precognitive dream / prophetic dream | 未来を予知する夢 |
| 正夢 | a dream that came true | 現実になった夢 |
【例文】
同じ瞬間をもう一度追体験しているようだった。
この事故の予知夢を見たことがある。
私が見た夢は正夢だった。
【単語の違い】
- “déjà vu” は「過去に体験したような錯覚」
- “precognitive dream” は「未来を予知する夢」
- “relive” は「実際にあったことを再び思い出す感覚」
似ているようで、それぞれ異なる「時間感覚」を持つ言葉です。
まとめ
「デジャブ」は英語でも通じる表現ですが、文脈や表現方法を知っておくと、より自然に使えます。
| 日本語 | 英語表現 | ニュアンス |
| デジャブ | déjà vu | 一般的・広く通じる |
| 既視感 | a feeling of familiarity | 柔らかく説明的 |
| 初めてじゃない感じ | it feels familiar / I’ve done this before | 会話的で自然 |
| 不思議な感覚 | a strange feeling / weird sensation | 感覚的な表現 |
| 追体験 | relive / re-experience | 過去を再体験 |
| 予知夢 | precognitive dream | 未来予知的な夢 |
| 正夢 | a dream that came true | 実際に現実化した夢 |
“Déjà vu” は単なる「不思議な体験」ではなく、英語でもそのまま使えるユニークな言葉です。
次に「どこかで見たことある」と思ったときは、こう言ってみましょう。
うわ、デジャブを感じる!

