海外に行ったときや、日本に海外の友人が来たときなど、英語で待ち合わせ時間や場所の約束をするシチュエーションがあるでしょう。

待ち合わせは便利な言葉であり、「待ち合わせどうする?」の一言で時間や場所の約束ができます。

英語では「待ち合わせ」に該当する言葉がないため、状況に応じて言葉を使い分けなければなりません。また、「今向かっています」「遅刻します」など簡単な言葉も意外にパッと出てこないものでしょう。

そこで今回は、待ち合わせに使える便利な英語フレーズをシーン別に解説していきます。

「待ち合わせ」は英語で?

「待ち合わせ」をぴったり表現できる英語はないのですが、同じような意味合いを表現できる言葉はあります。

「待ち合わせ」を英語で表現するなら、「meet」または「meet up」になるでしょう。「appointment」「wait」などの英単語が思い浮かぶかもしれませんが、「meet」または「meet up」が自然な表現といえます。

Aさん
Hey, meet me at the school at 8am.
ねえ、8時に学校で待ち合わせね。

「meet up with ~」=「~と待ち合わせる」というフレーズで便利な表現です。

Aさん
I met up with my friend at Tokyo Station.
わたしは東京駅で友達と待ち合わせしました。

待ち合わせを決めるときの英語

待ち合わせを決めるときの英語

ここでは、待ち合わせのシーン別に使えるフレーズを紹介していきます。まずは相手との待ち合わせ場所・時間を決めるときの英語表現から解説します。

待ち合わせ場所を決めるときの英語

待ち合わせ場所がまだ決まっておらず、相手に意見を聞くときに使えるフレーズです。

Aさん
Where should we meet?
どこで会いましょうか?

Aさん
Where can we meet?
どこで会いましょうか?

待ち合わせ場所を相手に提案するときに使えるフレーズもあります。

Aさん
Can we meet in front of the school?
学校の前で会いましょうか?

待ち合わせ時間を決めるときの英語

次に待ち合わせ時間を決めるときの英語フレーズを紹介します。

Aさん
What time are we going to meet?
何時に会いますか?
Aさん
What time do we meet?
何時に会いますか?

待ち合わせ時間を相手に提案するときに使えるフレーズもあります。

Aさん
How about 10?
10時はどうですか?
Aさん
Is it okay for you to meet at 10?
10時に会うので大丈夫ですか?
Aさん
Let’s meet up at 10.
10時に会いましょう。

待ち合わせの予定変更に使える英語

待ち合わせの予定変更に使える英語

待ち合わせ時間・場所の約束をしたものの、予定を変更してほしいという要望を伝える英語表現を紹介します。急な仕事が入ったり、体調不良になってしまったりしたときに使えるフレーズですよ。

Aさん
I’m sorry, can we reschedule to another day?
ごめん、別の日に予定変更できる?
Bさん
No problem. Let’s go there next week.
問題ないですよ。来週そこに行きましょう。

「Can we reschedule~?」=「~に予定を変更できますか?」という意味の便利なフレーズです。目上の人やフォーマルなシーンでは「Could we reschedule~?」にするとより
丁寧な印象になります。

待ち合わせの時間に遅刻するときの英語

待ち合わせの時間に遅刻するときの英語

「寝坊してしまった」「電車が遅延している」など待ち合わせ時間に間に合わないシチュエーションがありますよね。

遅刻しないよう行動することが大切ですが、待ち合わせ時間に間に合わないことがわかったらすぐに相手に伝えるようにしましょう。

自分が待ち合わせの時間に遅刻するときの英語

Aさん
Sorry, I’m late.
ごめん、遅刻します。
Aさん
I will come 5 minutes late.
5分遅刻してしまいそうです。
Aさん
I missed my train.
わたしは電車に乗り遅れました。
Aさん
The train was delayed.
電車が遅延していました。

自分の失敗ではなく、電車やバスそのものが遅延している場合に使える表現です。日本では公共交通機関が時間ぴったりで運行されていますが、海外では遅延することも少なくありません。覚えておくと便利な表現ですよ。

相手が待ち合わせの時間に遅刻するときの英語

Aさん
Where are you now?
今どこにいるの?
Aさん
Do you know how long it will take?
あと何分くらいで着くかわかる?
Aさん
How many minutes more?
あと何分?
Aさん
How many minutes will it take?
あと何分かかりますか?

時間を尋ねるときの基本表現は「how long~」ですが、分数を聞く場合は「How many minutes~」となります。

Aさん
You don’t have to hurry so much.
そんなに急がなくてもいいです。

「You don’t have to hurry」だけだと「急がなくてもいい」となります。「so much」を付け加えると「そんなに」というニュアンスを表現できますよ。

待ち合わせに使えると便利な英語フレーズ

待ち合わせに使えると便利な英語フレーズ

最後に待ち合わせのときに使えると便利なフレーズを紹介します。

Aさん
I’ll see you there.
現地集合にしよう。

thereは「そこで」と訳されるため「I’ll see you there.」は直訳すると「そこで会おう」になりますね。しかし、この場合のthereはすでに決まった場所を指しているため「現地集合」と解釈できます。

Aさん
Can we meet there?
現地集合でいですか?
Aさん
Sorry for being late.
遅れてごめん。

待ち合わせ時間に遅れたときは、相手に会ったら待たせたことを謝罪するようにしましょう。

Aさん
I’ll call you when I get there.
着いたら電話します。
Aさん
I’ll message when I get there.
着いたらメッセージします。

待ち合わせ時間・場所を決めていても、その場所に付いたら相手と連絡を取り合うでしょう。その際に使える便利なフレーズです。

Aさん
I’m on my way. I’ll be there in 10minute
今向かっています。あと10分で着きます。

「on my way」はその場所に向かっている最中に使える表現です。

Aさん
I’m sitting at a table by the window.
わたしは窓際のテーブルに座っています。

待ち合わせ場所に先に着いた人が使うフレーズです。相手に詳細な場所を伝えるときに便利なフレーズです。

まとめ

まとめ

いかがでしょうか。

今回は「待ち合わせ」に関する英語表現を紹介しました。

シンプルな表現が多いですが、シチュエーションに応じてフレーズを覚えておくとスムーズなコミュニケーションになるでしょう。とくに遅刻する際は、間に合わないことがわかった時点で相手に伝え、謝罪の気持ちも表現するようにしましょう。

ぜひ今回の記事を参考に、英語でスムーズな待ち合わせのやり取りをしてみてくださいね。