ニュースや広告、企業の取り組み紹介などで頻繁に目にする「サステナブル」。
「環境にいいこと?」「エコと同じ意味?」「SDGsとは何が違うの?」と、なんとなく理解している一方で、正確に説明するのは意外と難しい言葉でもあります。
最近では、「サステナブルな商品」「サステナブルな暮らし」「サステナブル経営」など、幅広い場面で使われるようになりました。
では、「サステナブル」とは本来どのような意味なのでしょうか。
この記事では、「サステナブル」の語源や英語本来の意味を押さえたうえで、SDGsとの違い、具体的な使い方や例までをわかりやすく解説します。
言葉の背景を理解すれば、「サステナブル」という表現をより正確に使えるようになりますよ。
それでは、さっそく確認していきましょう!
サステナブル(サスティナブル)の意味とは?

「サステナブル(sustainable)」は、英語の sustain(持続する)+ able(〜できる)から成る言葉で、「持続可能な」という意味を持ちます。
ここで重要なのは、「続けられる」という点が、短期的・一時的ではなく、長期的・将来にわたって可能かどうかを含んでいる点です。
単に「今うまくいっている」「当面は問題がない」という状態は、必ずしもサステナブルとは言えません。
英英辞書の定義も確認してみましょう。
sustainable
involving the use of natural products and energy in a way that does not harm the environment
自然資源やエネルギーを、環境を害さない方法で利用することを含む
that can continue or be continued for a long time
長期間にわたって続けることができる、または続けられる
Is this kind of development sustainable?
この開発はサステナブルと言えるのかな?
Yes, it can continue without harming the environment.
うん、環境を壊さずに続けられるからね。
このように、sustainable は「長く続く」だけでなく、「無理なく・壊さず・将来まで続けられる」 というニュアンスを含んでいます。
サステナブルの意味を簡単に言うと?
日本語で「サステナブル」を簡単に言い換えるなら、「将来まで続けられる状態」「無理のない持続のしかた」といった表現が近いでしょう。
ここで押さえておきたいポイントは、
- 今だけ良ければいい、ではない
- 誰かや何かに大きな負担を押し付けない
- 長期的に成り立つかどうか
という視点です。
「サステナブル」は、環境問題だけでなく、社会や経済の仕組みに対しても幅広く使われます。
Can you explain “sustainable” in simple terms?
サステナブルって、簡単に言うとどういう意味?
It means something that can last for the future.
将来まで続けられるって意味だよ。
「持続可能」とはどういう意味?
「サステナブル」は、日本語ではよく「持続可能」と訳されます。「持続可能」とは、ある状態や活動を、長期にわたって維持できることを意味します。
たとえば、
- 資源を使いすぎず、次の世代にも残せる
- 働く人が無理をせず、社会が回り続ける
- 経済活動が環境や人権を壊さない
といった条件がそろって、はじめて「持続可能」と言えます。
単に「続いている」だけでなく、「続けても問題が起きない」という点が重要です。
Just because something is working now doesn’t mean it’s sustainable, right?
今うまくいっているからといって、サステナブルとは限らないよね?
Exactly. Sustainability is about the long term.
その通り。持続可能性は長期的な視点の話だよ。
サステナブルとSDGsの違い

「サステナブル」と並んでよく使われる言葉に「SDGs」があります。
両者は密接に関係していますが、意味は同じではありません。
整理すると、
- サステナブル:考え方・状態・価値観
- SDGs:その実現のための具体的な目標
という関係になります。
SDGsは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略で、もともとは国連が定めた2030年までに達成すべき17の国際目標を指します。
持続可能な開発目標
持続可能な開発目標(じぞくかのうなかいはつもくひょう、英語: Sustainable Development Goals〈サステナブル・ディベロップメント・ゴールズ〉、略称: SDGs〈エスディージーズ〉)は、2015年9月25日に国連総会で採択された、持続可能な開発のための17の国際目標である。その下に、169の達成基準と232の指標が決められている。
出典:Wikipedia
ただし現在では、国際政策の文脈に限らず、企業活動や日常会話でも、より一般的な意味合いで使われるようになっています。
Is “sustainable” the same as SDGs?
サステナブルってSDGsと同じ?
Not exactly. SDGs are goals, sustainable is the concept.
完全に同じじゃないよ。SDGsは目標で、サステナブルは考え方だね。
つまり、「サステナブルな社会を目指すための具体的な指針」が SDGs だと考えると理解しやすいでしょう。
サステナブルな取り組みとは?
「サステナブルな取り組み」とは、将来まで続けられる社会や環境を意識した行動や仕組みを指します。
具体的には、
- 環境に配慮した素材の使用
- リサイクル・再利用の促進
- 長く使える製品設計
- フェアトレードや人権配慮
- 働き続けやすい労働環境づくり
などが挙げられます。
重要なのは、「サステナブルっぽく見えること」ではなく、継続可能な仕組みとして社会に根づいているかどうかです。
サステナブルな取り組みは「何をしているか」だけでなく、「それをどれだけ続けられるか」「続けた先にどんな影響が残るか」まで含めて考える必要があります。
Is using eco-friendly materials enough to be sustainable?
環境に優しい素材を使えばサステナブル?
It’s a start, but long-term impact matters.
第一歩だけど、長期的な影響が大事だね。
「サステナブル」を使った例文
最後に、「サステナブル(sustainable)」が実際にどのように使われるか、例文で確認してみましょう。
This company focuses on sustainable development.
この会社は、サステナブルな発展を重視している。
We need a more sustainable way of living.
私たちは、もっとサステナブルな暮らし方を考える必要がある。
These products are made from sustainable materials.
これらの商品は、持続可能な素材で作られている。
Sustainable business models are becoming more important.
サステナブルなビジネスモデルは、ますます重要になっている。
This project is not sustainable in the long run.
このプロジェクトは、長期的には持続可能ではない。
They aim to create a sustainable society for future generations.
彼らは、将来世代のためにサステナブルな社会を目指している。
まとめ
今回は、「サステナブル(サスティナブル)」の意味や語源、SDGsとの違い、使い方について解説しました。
「サステナブル」は、英語の sustainable に由来し、「将来まで無理なく続けられる」「持続可能な状態」を表す言葉です。環境だけでなく、社会や経済を含めた広い視点で使われています。
また、サステナブルと混同されやすい SDGs は、そのサステナブルな社会を実現するための具体的な目標であり、両者は目的と手段の関係にあります。
言葉の本来の意味を意識することで、「サステナブル」という表現を、より正確で説得力のある形で使えるようになるでしょう。
それでは、これからも楽しい英語学習を。
Let’s enjoy!!

