世界の取り組むであるSDGsですが、皆さんはこの内容は知らなくても、ロゴはなんとなく見たことがあるのではないでしょうか。17個の四角の中に、それぞれ達成すべき目標が書かれています。そもそもSDGsとは、持続可能な開発目標を掲げ、持続可能な社会を実現するためのものです。英語では”Sustainable Development Goals”と言い、世界が抱える様々な問題を2030年までに解決することを目的として策定された、世界共通の「17の目標(17 goals)」です。今回はこれらの17のゴールを全部英語で言えるようになりますよ!

NO poverty

”No Poverty”は「貧困をなくそう」です。” End poverty in all its forms everywhere”「全ての場所、全ての形態の貧困を終わらせる」という言葉もついています。

ここで覚えておくべき英単語は「貧困」を表す「poverty」ですね。

Zero hunger

“Zero Hunger”「飢餓をゼロに」です。「Hunger」は「飢餓」という意味で、お腹が空いた時に言う「hungry」から連想すればすぐに覚えられます。

日本では大食いタレントが無理をしてたくさんの料理を無理矢理食べているのに、世界には食べるものにも困って自分の子どもを売る国もあるのです。

Good health and well being

”Good Health and Well-Being” 「全ての人に健康と福祉を」です。”Ensure healthy lives and promote well-being for all at all ages”「健康的な生活を確保し、すべての年齢、全ての人の幸福を促進する」という言葉もついていますよ。

「Well-being」は日本語に訳すなら「福祉」や「幸福」になります。
「Ensureは「確認」や「確保」という意味です。

Quality education

Quality education

”Quality Education” 「質の高い教育をみんなに」です。

先進国では勉強というと子どもが嫌うこと、したくないことというイメージですが、貧困にあえいでいる国では勉強できた人ほどお金持ちになれるので子どもには学校に行かせたいという親が多いです。質の良い勉強をすべての子どもに与えられるということは、上記で出てきた貧困も打ち消すことになります。

GENDER EQUALITY

“GENDER EQUALITY”「ジェンダー平等を実現しよう」です。”Achieve gender equality and empower all women and girls”「ジェンダー平等を達成し全ての女性と少女たちに権利を」という言葉もついています。

これは日本こそ達成しないといけない目標ですね。先進国にもかかわらず、その中で男女差別をする国No.1という不名誉は称号をもらい続けています。

CLEAN WATER AND SANITATION

CLEAN WATER AND SANITATION

“CLEAN WATER AND SANITATION”「安全な水とトイレを世界中に」です。

「sanitation」はぜひ覚えておいて欲しい言葉で、「(公衆)衛生、衛生設備」という意味です。個人レベルの衛生については「hygine」を使うので使い分けに注意しましょう。

AFFORDABLE AND CLEAN ENERGY

”AFFORDABLE AND CLEAN ENERGY” 「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」です。サブタイトルは”Ensure healthy lives and promote well-being for all at all ages”「健康的な生活の確保と、全世代すべての人の幸福を促進する」です。

エネルギー問題は常に問題ですね。地球を汚す人間の行いは人間自身で止められるのでしょうか。

DECENT WORK AND ECONOMIC GROWTH

”DECENT WORK AND ECONOMIC GROWTH” 「働きがいも経済成長も」です。

”Promote inclusive and sustainable economic growth, employment and decent work for all”「包括的で持続可能な経済成長を促進し、雇用と定職・正業をすべての人々に」という少々長いサブタイトルもあります。

INDUSTRY, INNOVATION AND INFRASTRUCTURE

”INDUSTRY, INNOVATION AND INFRASTRUCTURE” 「産業と技術革新の基盤をつくろう」です。

サブタイトルは”Build resilient infrastructure, promote sustainable industrialization and foster innovation”「強靭性のあるインフラを構築し、持続可能な工業化を促進しイノベーションを発展させる」で、より詳しいゴール設定があります。

REDUCED INEQUALITIES

”REDUCED INEQUALITIES” 「人や国の不平等をなくそう」です。サブタイトルは”Reduce inequality within and among countries”「国内および国の間の不平等を削減する」となっています。

平等という言葉はSDGsによく出てきますが、その反対が「inequalities」「 不平等、不公平」です。

Sustainable Cities and Communities

Sustainable Cities and Communities

”Sustainable Cities and Communities” 「住み続けられるまちづくりを」です。

”Make cities inclusive, safe, resilient and sustainable”「都市を包括的、安全、強靭そして持続可能に」がサブタイトルですね。

Responsible Production and Consumption

”Responsible Production and Consumption” 「つくる責任 つかう責任」です。

「consumption」の「消費」、productionの「生産」という英単語は覚えておきましょう。

CLIMATE ACTION

”CLIMATE ACTION” 「気候変動に具体的な対策を」です。

サブタイトルは“Take urgent action to combat climate change and its impacts.”「気候変動とその影響に立ち向かうため,緊急の行動をとろう。」です

LIFE BELOW WATER

”LIFE BELOW WATER” 「海の豊かさを守ろう」です。サブタイトルは”Conserve and sustainably use the oceans, seas and marine resources”「海・海洋・海洋資源の保全と持続的利用」で、海に生きる生き物やその資源を守るためのゴールが掲げられています。

LIFE ON LAND

”LIFE ON LAND” 「陸の豊かさも守ろう」です。

先ほど海が出たので、今度は陸もということですね。いうなれば地球すべてを守りたいのです。

PEACE, JUSTICE AND STRONG INSTITUTIONS

PEACE, JUSTICE AND STRONG INSTITUTIONS

”PEACE, JUSTICE AND STRONG INSTITUTIONS” 「平和と公正をすべての人に」です。サブタイトルは”Promote just, peaceful and inclusive societies.”「公正で平和で包括的な社会を推進する。」です。

「justice」は「公正、正義、司法」という意味で、平等と似ていますね。

PARTNERSHIPS

最後は”PARTNERSHIPS” 「パートナーシップで目標を達成しよう」です。皆で協力し合って困難や問題に立ち向かおうというのは最後のゴールとしては素敵な締めですね。

まとめ

さてこれでようやく17のゴールを英語で表現できました!これをすべて言えたらちょっと自慢できるのではないでしょうか。日本語でも知らない人が多いのに、英語で覚えたら達成感もありますし、地球環境を考える上で役に立ちそうです。