アメリカに住んでいると、日本とは少し違うガーデニング文化に気づくことがあります。特にカリフォルニアでは、乾燥した気候や水不足の影響で、庭づくりのスタイルが日本とは大きく異なります。日本では芝生の庭が人気ですが、カリフォルニアでは多肉植物(succulents)やネイティブプラント(native plants)を中心にした庭が増えています。
また、園芸用品を買うためにホームセンターへ行ったり、庭仕事をしていると近所の人とガーデニングの話になったりすることもよくあります。

この記事では、「カリフォルニアのガーデニング事情」「ホームセンターで使える英語」「ご近所トークで使える英会話」を、実際の会話例とともに紹介します。

カリフォルニアのガーデニング事情

まず、カリフォルニアのガーデニングの特徴を紹介します。実際に”horticulture”(園芸学)を専攻していた知人に筆者が教えてもらいました。

drought(干ばつ)と water restriction(水やり制限)

カリフォルニアのガーデニングを語るうえで欠かせないのが、水不足の問題です。この地域では定期的に”drought”(干ばつ)が発生します。そのため、多くの地域では”water restriction”(水やり制限)が設けられています。

例えば、芝生への水やりは週2回までや、昼間の水やりは禁止などのルールがある地域もあります。この影響で、カリフォルニアでは水をあまり使わない庭づくりが主流になっています。

人気なのは”succulents” と”native plants”

現在カリフォルニアで人気なのは”succulents”(多肉植物)や”native plants”(ネイティブプラント)です。”native plants”はもともとその地域に根付いていた植物の事を指します。

どちらも、“drought-tolerant plants”と呼ばれ、これは乾燥に強い植物を意味します。これらの植物は、水が少なくても育ち、手入れが簡単で、地元の環境に適している、という理由から人気があります。

覚えておきたいガーデニング英単語

カリフォルニアのガーデニング事情&ホームセンターや近所で園芸について話すための英会話集

ここでは、ガーデニングに必要な英単語を紹介します。普段使う日常会話のトピックと違うため、「どうやって言うんだろう」と思う単語が多いはずです。

drought
干ばつ

water restriction
水やり制限

native plants
ネイティブプラント

succulents
多肉植物

low-water plants
水をあまり必要としない植物

drought-tolerant plants
乾燥に強い植物

landscaping
庭づくり・造園

会話で使えるフレーズ

Aさん
Our area has strict water restrictions. So many people are switching to drought-tolerant plants.
訳)この地域は水やり制限が厳しいです。そのため、乾燥に強い植物に変える人が増えています。

Bさん
Succulents are very popular in California, right? I love those because native plants are easier to maintain.
訳)カリフォルニアでは多肉植物が人気だよね。ネイティブプラントは手入れが簡単だからそういうのが好きです。

ホームセンターで使える英語

アメリカでは、園芸用品を買う場所として大きなホームセンターがよく利用されます。代表的なのが“The Home Depot” “Lowe’s”です。これらのお店には“Garden Center”(園芸コーナー)があり、植物・土・肥料・鉢などが揃っています。しかし,

店内はとても広いため、店員さんに場所を聞く英語を知っておくと便利です。

場所を聞くフレーズ

Aさん
Excuse me, where can I find potting soil?
訳)すみません、培養土はどこにありますか?

Bさん
Right over there.
訳)あそこです。

Aさん
Do you sell vegetable plants?
訳)野菜の苗は売っていますか?

植物について質問する

Aさん
Excuse me, how often should I water this plant?
訳)この植物はどのくらい水をあげればいいですか?
Bさん
You don’t have to water it every day. Maybe once a week or so.
訳)毎日しなくていいよ。週に1回とかでいいかな。
Aさん
Does this plant need full sun?
訳)この植物は日当たりが必要ですか?

Bさん
Yes. This plant prefers full sun. So it’s pretty easy to grow.
訳)はい。この植物は日当たりが大好きですね。だからこれはとっても育てやすいよ。

園芸用品について聞く

Aさん
Which soil is good for succulents?
訳)多肉植物にはどの土がいいですか?

Bさん
I recommend this one. And you will need a large pot for that.
訳)これがおすすめだよ。そして、その植物に大きい鉢が必要だよ。

ご近所トークで使えるガーデニング英会話

アメリカでは庭仕事をしていると、近所の人に話しかけられることがあります。ガーデニングはスモールトーク(ちょっとした会話)の定番テーマでもあります。

庭をほめる

Aさん
Your garden looks great. What kind of plants are those? Your flowers are beautiful.
訳)お庭すてきですね。それは何の植物ですか?お花きれいですね。

Bさん
Thank you. I bought those at Home Depot.
訳)ありがとう。ホームデポで買ったわ。

会話例

Aさん
Your garden looks great.
訳)お庭すてきですね。
Bさん
Thank you! I’m still working on it.
訳)ありがとうございます。まだ作っている途中なんです。
Aさん
What kind of plants are those?
訳)それは何の植物ですか?
Bさん
They’re succulents. They’re very easy to grow.
訳)多肉植物です。とても育てやすいですよ。

実際に言えなくて困った英語

筆者自身、実はホームセンターで困ったことがありました。「植え替え用の土」を探していたとき、”Soil… plant… change…”と単語だけになってしまい、うまく伝えられませんでした。後で調べると、

“I’m looking for potting soil.”
培養土を探しています。と言えばよかったと分かりました。海外ではこのように、「単語は知っているけど、とっさに言えない」という場面がよくあります。

ガーデニングは英会話のチャンス

ガーデニングは、海外生活の中でも英会話のきっかけになりやすい趣味です。ホームセンターで店員さんに質問したり、近所の人と庭の話をして植物について情報交換する場面は、自然な英会話の練習になります。

最初は簡単なフレーズでも大丈夫です。”Your garden looks nice.” “Where did you buy this plant?”など、こうした一言から、思わぬ会話が広がることもあります。ぜひ今回紹介したフレーズを覚えて、海外生活や英会話を楽しんでみてください。

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Ayana1225 英語翻訳者・コンテンツライター / Translator & Content Writer
翻訳とライティングを専門とするフリーランス。早稲田大学院修了後、百貨店での実務経験や海外生活を通じて英語力を磨き、企業向け翻訳やPRコンテンツ制作を多数手がけている。TOEIC915点、英検準1級を保持。