冬が近づいてくると、「今年はどのくらい雪が積もるのかな」「寒さは例年通りかな」などさまざまなことを考えますよね。

そんな「冬」になると、「寒い」「雪」といった言葉が会話の中で頻繁に出てきますが、それは英会話でも同じです。季節に関する話題は世界共通と言えるでしょう。

そこで今回は「冬」の英語表現について解説したうえで、冬に使える英語フレーズを解説していきます。いつでも使えて便利な表現をたくさん紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

英語で「冬」は?発音も解説

基本中の基本になりますが、「冬」は英語で「winter」と言います。

winterの発音記号は「wínṭɚ」であり、発音をカタカナで表現するなら「ウィンター」となります。

寒さを英語で伝えよう

寒さを英語で伝えよう

冬は会話の始まりに「寒さについて」話すシチュエーションが増えますよね。

「今日はすごく寒い」「つま先の感覚がないくらい寒い」などをパッと言えたら、スムーズに会話を始められるでしょう。

ここでは、寒さを英語で伝えるときに使えるフレーズをいくつか紹介します。

今日はすごく寒い

便利な表現が「It’s freezing today!」です。

Aさん
It’s freezing today!
今日はすごく寒い!

freezeは「氷が張る」「凍る」「氷結する」などの意味があります。日本語でも「フローズンアイス」などの表現があるので、氷のように冷たい様子をイメージできるでしょう。

さらに寒さを強調したい場合は「猛烈に」という意味の「one’s but off」を使う表現もあります。「めちゃくちゃ寒い」のようなニュアンスになります。

Aさん
I’m freezing my butt off today!
今日はめちゃくちゃ寒い!(猛烈に寒い!)

つま先(手足)の感覚がない

氷点下の中で長時間過ごしたり、薄着で屋外に出たりして、寒さでつま先や手指の感覚がなくなってしまう経験をしたことはありませんか?

このような状況は「I can’t feel my 部位」で表現できます。

Aさん
I can’t feel my toes.
つま先の感覚がないです。
Aさん
I was on my bicycle in the cold, so I can’t feel my hands.
わたしは寒い中自転車で移動したので、手の感覚がないです。

また、「無感覚な」「かじかんだ」「凍えた」などの意味があるnumbを使っても同様の意味を表現できます。

Aさん
My fingers are numb from the cold.
寒さで指の感覚がないです。

~になるくらい寒い

寒さをわかりやすく表現するときに、“自分が”「つららになるくらい寒い」「凍りそうなほど寒い」など「~になるくらい」とユーモアを交えて表現することがあります。

その場合、「I’m turning into~」=「自分が~になってきた」というフレーズが使われます。

Aさん
I’m turning into an icicle.
わたしはつららになりそうです。

寒さ対策をしてね(厚着してね)

寒い日に「暖かい格好をしてね」「厚着をしてね」などを相手に声をかけることがあるでしょう。夏場でいう「熱中症対策をしてね」というニュアンスですね。

その場合、以下のフレーズを覚えておくと便利です。

Aさん
Make sure you bundle up.
厚着するようにね。
Aさん
You should keep yourself warm.
暖かくしてください。
Aさん
Please rest and keep warm.
暖かくして休んでください。

「冬」に関連する英単語・フレーズ

「冬」の英語表現や、寒いときに使えるフレーズについて解説しました。

ここで「冬本番」「冬休み」など“冬”という言葉の入った言葉の英語表現を紹介します。

冬が近づいています

だんだん外気温が下がってきたり、街中がクリスマスっぽくなってきたりすると「冬が近づいている」「もうすぐ冬だ」と会話になりますよね。

同様の意味合いを英語で表現する場合、以下のようなフレーズを使います。

Aさん
Winter is just around the corner.
冬はもうすぐだ。

「just around the corner」は直訳すると「角を曲がってすぐのところに」となりますよね。日本語でも「お肌の曲がり角」という表現を使うように、時間の経過を表現するときに“角”を使います。そのため、「just around the corner」で「角を曲がってすぐのところ」→「とある地点がすぐそこ」という意味合いになるのです。

ちなみに、「just around the corner」はほかにもさまざまな表現で使われます。

Aさん
Christmas is just around the corner.
クリスマスはもうすぐだ。
Aさん
Summer is just around the corner.
夏はもうすぐだ。
Aさん
Vacation is just around the corner.
休みはもうすぐだ。

冬本番です

冬の中でもとくに寒い時期が近づいてくると「冬本番」という言葉を使うでしょう。

その場合、「Winter has already come.」で同じようなニュアンスを表現できます。

Aさん
Winter has already come.
冬本番です。

「have already come」で「すでに来ている」という意味なので、「冬がすでに来ている」→「もう冬だ」→「冬本番」と解釈できるでしょう。

真冬

冬の中でも最も寒い時期、冬の真っ最中というのを表現する際、「真冬」という言葉が使われますよね。

「真冬」は英語で「mid-winter」または「deep winter」と言います。

Aさん
If you sleep in the bath in the mid-winter, you’ll catch a cold.
真冬にお風呂で寝たら風邪を引きますよ。

冬休み

クリスマスやお正月などイベントの多い「冬休み」は子どもたちも楽しみにしていることでしょう。
そんな「冬休み」は英語で「winter vacation」と言います。

Aさん
How do you plan on spending the winter vacation?
あなたは冬休みをどのように過ごしますか?
Bさん
I want to relax at home with my family this winter vacation.
わたしは今年の冬休みは家族とゆっくり過ごしたいです。
Aさん
Did you enjoy your winter vacation?
冬休みは楽しかった?
Aさん
Have a good winter vacation!
よい冬休みをお過ごしください!

まとめ

いかがでしょうか。

今回は「冬」の英語表現を解説しました。

季節に関する会話は世界共通の話題と言えますよね。ネイティブ間でも「今日は寒いね」というのをきっかけに会話が始まるケースが多いです。

そのため、「冬=winter」と覚えておくのはもちろん、寒さや冬に関して会話で表現できるようにしておくことが大切です。

まずは「It’s freezing today!=今日はすごく寒い!」「Winter is just around the corner.=冬はもうすぐだ。」などを基本のフレーズとして覚えておきましょう。

ぜひ今回の記事を参考に英会話で季節に関する会話を楽しんでくださいね。