海外を英語で表現する場合はabroadoverseasforeignの英単語を使います。

同じ海外の意味を持つ英単語ですが、実際はそれぞれにニュアンスの違いがあり、伝えたい内容によって使い分けをした方がいいこともあります。

本記事では、海外を意味する英語のニュアンスの違いと注意点、その他海外に関連して外国人についての表現方法についてご紹介します。

「海外」って英語でなんて言うの?

「海外」って英語でなんて言うの?

abroadoverseasforeignは副詞、名詞、形容詞でそれぞれ海外を意味する英単語です。

abroadoverseas、については海外という国や地域を意味します。

foreignでは、海外の物や性質を踏まえて伝えるときに使用します。

foreignを使うときに注意すべき点についても解説します。

abroad

abroadは、副詞で外国へ(で)、海外に(で)を、名詞で海外の国々、形容詞で海外の、として使われます。

Aさん
John told me this service is the cheapest to send a package abroad.

ジョンはこのサービスが荷物を海外に送る費用が最安値だと教えてくれた。

Aさん
We accept orders from abroad.

 弊社では海外の国々からの注文を受け付けています。

overseas

overseasは副詞で、海外に、外国に、として使います。

形容詞では、海外の、外国の、海外行きの、として使われます。名詞は海外諸地域を意味します。

Aさん
This product is going to be released overseas.

この製品は海外でも発売される予定です。

Aさん
Overseas shops are not open 24 hours a day.

海外の店舗は24時間営業ではありません。

Aさん
This Japanese restaurant is operated overseas.

この日本食レストランは海外でも事業展開しています。

ここで注意すべきは、一般に、陸続きの国(特に隣国など)ではoverseasの英単語は使いません。

例えば、アメリカからみてカナダは陸続きの国であるため、overseasと言いません。この場合は、abroad(外国で)を使います。

overseasは海を超えた国を表すので、アメリカからみて日本はoverseasと言えます。

ただし、アメリカ英語では、カナダとメキシコ以外の外国は全て(陸続きでも)overseasと呼ぶこともあるようです。

foreign

foreignは、形容詞で、(場所が)外国にある、外国の(ものや性質などが)海外生まれの、外国風の、外交の、外国との、を意味します。

意味合い的に「この国以外出身の人」、「よそ者」と言うようなニュアンスもあります。

そのため、話し相手が失礼な表現として受け取る可能性もあるのです。

Aさん
Robert, who is my father, is a foreign diplomat.

僕のお父さんロバートは外交官です。

Aさん
Learning a foreign language can expand the business network.

外国語を習得することは企業のネットワークを拡大させます。

foreignに近い意味の英単語でinternationalがあります。internationalは形容詞で、国際的な、国家間の、海外の、を意味します。

internationalも海外についてのニュアンスがありますが、細かく分けるとinternationalが2つの国の間や多くの国々を意味するときに使われます。

それに対してforeignは特定の外国1カ国を指して意味することができます。

Aさん
We took part in an international golf competition between the UK and Spain.

私たちはイギリスとスペインの国際的なゴルフ大会に参加しました。

Aさん
There were many foreign golf competitions.

たくさんの海外諸国を集めたゴルフ大会がありました。

foreignはその国に所属していないことを意味するため、少し排他的に相手に受け止められる場合があるかもしれません。その時は、internationalを使用しましょう。

Ann ate various foods at a foreign food festival.

=Ann ate various foods at an international festival.

アンは様々な食事を外国のフードフェスで食べました。

 

その他「外国人」にまつわる表現方法 

その他「外国人」にまつわる表現方法 

私たちは日本へ来日した他の国の出身者である人々を「外国人」と表現することがあります。

外国人は英語で、foreignerと言うことができます。しかし、この表現を使用することで、会話の相手を不快にさせてしまうこともあるため注意が必要です。

ここでは外国人に関する適切な英語表現について解説します。

foreigner、gaijin

foreignerは、名詞で外国人を意味します。

この表現の意味として、よそ者というニュアンスもあり、人によっては差別的な印象を感じている人もいる可能性があるため避けておくことも無難と言えます。

さらに、gaijinと言う英単語はありません。日本人も使うことのある外人という言葉ですが、こちらも適切な表現ではないですね。

適切な外国人の表現方法

外国人を意味する英単語は避けるべきとお話ししましたが、ではどのような表現をすべきなのか解説します。

まずは、どこの国籍であるのかを表現しましょう。

Aさん
He/she is American.

彼/彼女はアメリカ人です。

どこの国の出身であるかを表現しましょう。

Aさん
He/she is from UK.

彼/彼女はイギリス人です。

people from different countriesを用いて、日本以外の国の人であると言う表現をしましょう。

Aさん
I love talking to people from different countries.

色んな国の人たちと話すのが大好きです。

他にも、international studentで在日の留学生の表現です。

visitorまたはvisitors from other countriesは、日本に来る観光客について表現をします。

foreign residents of Japanは、日本に住んでいる外国人であることを表現します。

まとめ

海外を意味する英語のabroadoverseasforeignそれぞれの意味を理解して、海外を表すシーンごとに使い分けるようにしましょう。

abroadoverseasは海外の地域や国を指しますが、foreignは海外のものや性質を持ったものを表す時に使われます。

また、外国人について英語で表現する時には、表現としてあまり好まれない場合のあるforeignerを使うのではなく、国籍や出身地で表現する方が、お互いをより分かり合えたり、気持ち良い会話をすることができます。

海外にまつわる表現方法をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。