夏になるとプールに行くのが楽しみだという方も多いのではないでしょうか。
日本語で「プール」といえば水泳や水遊びができる施設を想像するでしょう。
しかし、「プール」は英語で「pool」とも表現されますが、複数の意味があります。
そこで今回は、「プール」の英語表現について解説していきます。
会話で使える表現も紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
「プール」は主に2つの意味に分けられる
日本語で「プール」という言葉を使うと、真っ先に水泳や水遊びのできる施設を想像するでしょう。
しかし、英語で「pool」という単語を使う場合、主に2つの意味合いがあります。
ここでは、「pool」がどのような意味で使われるのか、シーン別に解説していきます。
ビジネスで使う「pool」
「お金をプールする」という言葉を聞いたことがある方もいるでしょう。
poolという単語の意味には「お金を貯めておく」という意味があります。
poolには「水たまり」「小さな池」「たまり」「共同出資」などの意味があります。
そのため、水泳施設のほか、「お金を貯めておく」というのをpoolと言うのです。
また、「お金を貯める」という意味合い以外に「人員・情報を蓄えておく」という意味でも使えますよ。
私たち貯めていたお金からデスクを購入しました。
彼らはパソコンを買いたかったので、お金を貯めていた。
遊び場を表現する際に使う「pool」
poolは「お金をプールする(貯めておく)」という意味以外にも使われる表現です。
2種類の遊び場を表現するのに使われるので、解説していきます。
ビリヤード場
意外かもしれませんが、poolは「ビリヤード場」という意味でよく使われますよ。
「shoot some pool」または「play pool」と言われたら、「ビリヤード場」を指して使われています。
「ビリヤード」は英語でもそのままbilliardsと表現されることもありますが、poolのほうが一般的な表現なのです。
poolに「打つ」という意味のshootや「遊び」という意味のplayが使われていたら、「ビリヤード場」を意味して使っているケースが大半です。
私たちはときどきビリヤードに行く。
今日ビリヤードしたいですか?
はい、したいです!
それはいいね!ビリヤードにいきましょう。
スイミングプール
ビリヤードにpoolという表現が使われるなら、水泳施設の「プール」はどのように表現するのか疑問に感じる方も多いでしょう。
水泳施設の「プール」と表現する場合は、「swimming pool」と表現するのが一般的。
または動詞のgoやswimを組み合わせれば、「水泳のプール」を表せますよ。
週末にプールに行きましょう。
私は友達とプールに行く。
私はプールで泳ぐのが苦手です。
「pool」と「stock」の違い
poolには、泳ぐ場所の「プール」のほか、「(お金などを)貯めておく」という意味でも使えることを解説しました。
しかし、「貯める」と言えば「ストック(stock)」を使うこともありますよね。
ただ、poolとstockはニュアンスの異なる表現のため、シーンに応じて単語を使い分けましょう。
poolは短期的な目的のために貯めるお金を指します。
たとえば、旅行代や保険金、家具・家電の購入費、会社の設備投資、ゲームの購入資金などにはpoolを使います。
stockは長期的な目的のために貯めるお金を指します。
子どもの大学進学のためのお金、老後資金、留学のためのお金などが当てはまります。
単に「貯める」と訳されるpoolとstockですが、短期的か長期的かによって使うべき表現が変わるので注意しましょう。
「swimming pool」で使える英語をチェック
夏になると「swimming pool」に行く機会が増えますよね。
ここでは、「swimming pool」で使える英語表現を紹介していきます。
プールに入る前
何時に待ち合わせする?
どこで会いましょうか?
水着に着替えましょう。
プールの入り口はどこですか?
水に入る前に、私たちは準備運動をしなければならない。
プールに入っているとき
何メートル泳げる?
たぶん25m泳げます。
あなたは何泳ぎが好きですか?
swimming strokeは泳法という意味になります。
私は平泳ぎには自信があります。私は50m平泳ぎで地元の大会に出場予定です。
・crawl:クロール
・breaststroke:平泳ぎ
・backstroke:背泳ぎ
・butterfly:バタフライ
・doggy paddle:犬かき
ビーチボールしましょう!
休憩しましょう。
泳ぎすぎて疲れました。
私は溺れそうになった。
drownという動詞は、「溺れ死ぬ」という意味があります。そのため、「I drowned.」と言うと、「私は溺れ死んだ」という意味になってしまいます。
そこで、「もう少しで」という意味のalmostを付け加えると、「もう少しで溺れ死にそうだった」=「溺れそうになった」というニュアンスを伝えられます。
溺れて助けてほしいときのフレーズも確認しておきましょう。
助けて!溺れてます!
動詞のdrownを現在進行形にすることで、今まさに溺れ死にそうになっているのを表現できます。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は、「プール」に関する英語を紹介しました。
英語のpoolは、水泳施設の「プール」のほか、「(お金・情報・人材などを)貯めておく」という意味でも使われます。
また、意外だったかもしれませんが、「ビリヤード場」を表現する際にも使われるので、動詞は文脈で正しい意味を判断しましょう。
ぜひ今回の記事を参考に、「プール」に関する英語表現を覚えてみてくださいね。