「雑貨」と聞いて何をイメージしますか? お部屋を彩るデコレーションアイテムから100円ショップで売っているような日用品、帽子やマフラーなどのファッション小物……。

雑貨にはいろいろなカテゴリーがあり、対応する英単語もそれぞれ違います。そのため雑貨にまつわる英語は少し複雑でわかりにくく、伝えたい言葉がパッと出てこないかもしれません。

そこで今回は、雑貨に関連する英語表現をまとめてご紹介します。種類別に解説しますので、一読すれば曖昧なイメージが整理されるはず。この機会に「雑貨」の的確な英語表現をおさえましょう。

「雑貨」って英語で何て言う?

「雑貨」って英語で何て言う?

「雑貨」という言葉がカバーするカテゴリーは広く、さまざまな種類に分かれます。まずは「雑貨」と聞いて頭に思い浮かぶ、装飾的なアイテムを表す英単語から見てみましょう。

日本語の「雑貨」に近い英単語

日本語でイメージする「雑貨」に一番近い英単語は”knick-knacks”でしょう。kの部分は発音せずに「ニックナックス」と読みます。

ケンブリッジ英語辞典によると、knick-knacksとは”a small, decorative object, especially in a house”です。日本語に訳すと「家の中でよく使われる、小さい装飾品」といった意味。

「雑貨」と聞いてイメージする、置物やオーナメントなどが当てはまりますね。生活に彩りをプラスしてくれる、比較的リーズナブルなアイテムというイメージです。

ただ「雑貨」という言葉は幅広いグッズに使われます。室内を装飾するインテリア雑貨だけでなく、洗剤などの日用品を雑貨と捉えたり、帽子やマフラーなどをファッション雑貨と呼んだりしますよね。こういった雑貨の種類と対応する英単語は、後ほどご紹介します。

「雑貨屋」って英語で何て言う?

先ほどご説明したような、室内用の装飾品が売られている「雑貨屋」は”knick-knack shop(store)”がもっともしっくりきます。

「雑貨屋」を表す他の英単語は次の通り。

■variety shop(store)

■general shop(store)

”variety shop(ヴァラィエティ・ショップ)”も”general shop(ジェネラル・ショップ)”も、「いろいろなものを揃えるお店」といった意味です。ただお菓子や生活必需品を扱う店が多く、どちらかというと日用品店のイメージに近いようです。

「100円ショップ」って英語で何て言う?

では、多くの雑貨を取り扱う100円ショップは英語で何と言うかご存知ですか? アメリカとイギリスで、次のように呼び方が分かれています。

■アメリカ:dollar store

■イギリス:pound shop

その国で使われている通貨で呼び方が変わります。ドルが使われているアメリカでは”dollar store(ダラー・ストア)”、ポンドが流通するイギリスでは”pound shop(パウンド・ショップ)” です。

日本語に訳すとそれぞれ「1ドルショップ」「1ポンドショップ」という名前。海外の100円ショップも日本と同じように豊富なアイテムを取り揃えており、人気を集めています。

いろいろな「雑貨」の英語表現

いろいろな「雑貨」の英語表現

ここからは、いろいろな種類の雑貨に対応する英語を見ていきます。言いたいことがピンポイントで伝わる英単語をおさえましょう。

たくさんある雑貨の種類

ひとくちで「雑貨」といっても本当にバラエティ豊富。ここでは、雑貨のこんなカテゴリーの英単語をご紹介します。

■日用品、生活用品

■インテリア雑貨

■ファッション雑貨

■手作り雑貨

日用品、生活用品

雑貨と似たカテゴリーに入る日用品や生活用品。ティッシュペーパーや洗剤、掃除用品など生活するのに必要な品々です。英語ではこんな風に表します。

■general goods

■household goods

■daily necessities

■miscellaneous goods

”household goods(ハウスホールド・グッズ)”は、家庭(household)で使うアイテム。”daily necessities(デイリー・ネセシティーズ)”は、日々の生活で使う必需品(necessities)ですね。“miscellaneous goods(ミスレイニアス・グッズ)”は種々雑多な(miscellaneous)品物という意味です。

こういった言葉は、装飾品というよりドラッグストアで買うような生活必需品を指します。

インテリア雑貨

お部屋で使う「インテリア雑貨」は”home goods”です。interior goodsでも通じますが、home goodsの方が主流のよう。

インテリア装飾のことは”home decor(ホーム・デイコー)” と呼びます。”decor”とは”decoration”と同じ意味ですが、この場合はdecorの方を使います。

インテリア雑貨の中でも、飾って楽しむ置物やオーナメントのようなアイテムは”home accents”や”decorative accents”と呼ぶことも。

ファッション雑貨

「ファッション雑貨」は英語で”fashion accessories”や”fashion goods”です。”accessories”は日本語で「アクセサリー」で、指輪やネックレスをイメージしますよね。英語の”fashion accessories”は帽子やマフラー、手袋やベルトなどの装飾品も含みます。そのため日本語の「ファッション雑貨」と同じ意味になります。

また “accessories”は単体だと「付属品」や「関連商品」という意味。そのため、前にカテゴリーやジャンルをつけるとわかりやすくなります。「車の付属品」なら”car accessories”、「パソコンの関連商品」なら”computer accessories”といった具合ですね。

手作り雑貨

「手作り雑貨」を表す英単語には、大きく分けて2つあります。

■handcrafted goods

■handmade goods

”handcrafted goods(ハンドクラフテッド・グッズ)”も”handmade goods(ハンドメイド・グッズ)”も、英訳すると両方「手作り雑貨」や「手作り品」という意味です。よく似た言葉ですが、違いは作り方にあります。

■handcrafted goods:全ての工程を手で行う

■handmade goods:手で作るが、機械も併用する

handcrafted goodsは、基本的に全ての工程を手で行います。道具を使うこともありますが、機械には頼りません。彫刻や陶芸の作品がいい例ですね。

一方handmade goodsは、手作りですが機械も使います。ミシンを作って作られた小物などが当てはまります。この2つの言葉をぜひ使い分けてください。

【番外編】EMSで「雑貨」と表記する場合は?

【番外編】EMSで「雑貨」と表記する場合は?

国際スピード郵便(EMS)で品物を送る場合、ラベルに内容品を書く必要があります。EMSで雑貨を送りたい場合はどうすればいいでしょうか?

ラベルには、品物の名前を「雑貨」よりも詳しく書く必要があります。石けんや洗剤、カレンダーや置物など、アイテムそのものの名前を記入しましょう。

EMSのサイトでは記載方法として「内容品の品名、個数、重量、価格を、英語・フランス語または名あて国で通用する言語で記載すること」としています。こちらのページで日英対訳を確認してください。

国際郵便 ご利用方法 内容品の日英・中英訳

まとめ

「雑貨」という言葉を掘り下げて見てみると、たくさんのカテゴリーが存在します。日本語でイメージする楽しい雑貨にはknick-knacksがぴったりですが、日用品にはdaily necessities、ファッション雑貨にはfashion accessoriesを使うとベター。手作り雑貨も、作り方によってhandcrafted goodsとhandmade goodsの2種類を使い分けます。

海外の友達と会話するときなどに、一番しっくりくる「雑貨」の英単語を使えるといいですね。あなたがよく使う英単語だけでも覚えて、英語でのコミュニケーションに役立ててください!

【参考サイト】
ケンブリッジ英語辞典 Essential アメリカ英語辞典
https://dictionary.cambridge.org/ja/dictionary/essential-american-english/