撮影とは、写真、映画、ビデオなどを撮ることをいいます。
一番イメージしやすいのは、写真を撮ることではないでしょうか。
写真を撮るはtake a photographで伝えることができます。
さらに映画を撮るはmake a film、shoot a filmとなります。
日本語ではどちらも写真も映画も撮影するの言葉で通じます。英語ではそれぞれ何を撮影するかによって、動詞を使い分ける必要があります。
今回は、写真と映画を撮る時の表現の仕方について解説します。
さらに、海外旅行をした時などに写真撮影を依頼したい時に使われやすい英語のフレーズについてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
「撮影」って英語でなんて言うの?
写真を撮影する、映画を撮影する、動画を撮影する、では英語の表現方法の違いがあります。
どのような英語表現があるのか例文も含めて詳しく解説します。
take a photograph
写真を撮影することは一般的にtake a photographと表現します。
take は受け取ったり、買うなどたくさんの意味を持つ単語です。
photographは、名詞で写真を意味し、動詞では〜を撮影する、写真に撮る、と訳すことができます。
pictureでも写真という意味があるかと思いますが、photographはよりフォーマルな表現です。
pictureは名詞で写真、映画、絵画、絵、という意味があり、take a pictureでも写真を撮影することを表現できます。
しかしpictureは意味の範囲が広いため、写真なのか絵なのか相手へ伝わりにくい部分があります。
そのため、写真を撮影することを説明したい時には、take a photographを使うことをおすすめします。
Trainers are not allowed to take photographs inside the laboratory.
研修生は実験室内での写真撮影は禁止されています。
I asked a YouTuber if he’d mind taking a picture with him.
私はユーチューバーに一緒に写真を撮っていいかと尋ねました。
make a film、 shoot a film
映画を撮影することは一般的にmake a film、 shoot a filmと表現します。
makeは動詞で、〜を作る、構成するです。
shootは、動詞で(写真や映画を)撮影する、を意味します。
映画について、 film以外にも、アメリカ英語ではmovieが使われやすいですが、どちらも意味は同じです。
This place is the reason why we began making this film.
この場所の存在が、この映画をつくりはじめたきっかけです。
take a video、shoot a video
動画を撮影することは一般的にtake a video、shoot a videoと表現します。
videoは名詞でビデオテープで録画された映像や、動画のことを意味します。
record a videoも動画を撮る、ことを意味します。
recordは一般的に、短く私的な動画を撮影する時に使われるもので、動詞でビデオカメラで録画、録音することをいいます。
観客も見るような映画を撮影する時にはmake a film、 shoot a filmを使います。
Our stuffs were shooting a video for her new song.
スタッフたちは彼女の新曲のミュージックビデオを撮影していました。
Would you record a video of me performing my speech?
スピーチの発表のビデオを撮っていただけますか?
写真を撮影時に使える様々な英語表現
旅行先では写真撮影はつきものです。海外旅行先でも思い出の写真を残したい時に、撮影を依頼したいですよね。
そんな時にどのような依頼方法をしたらスムーズに撮影してもらえるのか、定番のフレーズを見ていきましょう。
写真撮影を依頼する時のフレーズ
相手に撮影をしてほしい依頼をするので、丁寧な言い回しを使います。
ここでは写真撮影を依頼するときの2つのフレーズを見ていきましょう。
Could you please〜で表現することで丁寧にお願いします、という気持ちを表すことができます。
Could you please take a photograph for us?
私たちの写真を撮ってくれませんか?
Would you mind〜を使うことでも丁寧に依頼することができます。
Would you mind taking a picture of us?
私たちの写真を撮っていただけませんか?
次はカメラのシャッターを押してもらう時に使うフレーズです。
撮影者が撮影する時に押すボタンがわからなかったり、このタイミングでボタンを押してほしいことを伝えたい時に使えます。
Would you please press the button for us?
このボタンを押していただけませんか?
さらに建物や景色などをバックに写真を撮りたい場合の伝え方があります。
特に海外旅行では世界遺産の建造物や自然と一緒に撮影することも多いと思います。
そんな時に使える2つの英語の言い回しをご紹介します。
このフレーズを知っておくと、より撮りたい写真を撮ってもらいやすくなります。
Would/Could you take my picture with the church in the background?
Could you get the church in the background?
あの教会を背景に入れて撮ってもらえますか?
はい チーズのフレーズ
日本では写真撮影をする時に決まったセリフとして、はい、チーズと言ってボタンを押すことがよくあります。
声かけを行うことで写真を撮るタイミングがわかりやすく、被写体の相手も笑顔を作りやすかったりします。
このはい、チーズのような写真撮影のための声かけは英語にも存在しています。
Are you ready? Say cheese!
準備はいい?はい、チーズ!
Are you ready? Smile!
準備はいい? 笑って!
まとめ
写真、映画、動画を撮影するを伝えたい時、それぞれ英語の表現方法の違いについて解説しました。
写真を撮影するなら一般的に、take a photograph、映画を撮影するはmake a film、shoot a film、動画を撮影するは、take a video、shoot a videoを使って伝えることができます。
撮影することを依頼する時には、Could you please〜?を付け加えてみましょう。
Could you please take a photograph for us?で写真撮影の依頼を表すのに使いやすため覚えておきたいフレーズの1つです。
このように依頼する時には、相手へ丁寧な英語表現を使ったり、必ず感謝の気持ちを伝えるようにするといいですね。
他にも写真を撮る時に使える便利なフレーズもまとめたので、ぜひ参考にしていただいて楽しい思い出の写真を残してください。