皆さんは英語で「抽出」を表現できますか?

「抽出」という言葉は、使うシーンが限定されている言葉ですが、応用次第ではいろいろな使い方が可能です。

こちらの記事では、「抽出」の英語に関してはもちろん、「抽出条件」や「データ抽出」に関しても紹介していきましょう。

「抽出」を英語で何という?

「抽出」を英語で何という?

皆さんは、「抽出」を英語にできますか?

抽出するという言葉を普段あんまり使わない方でも、こちらで学んでおくと便利です。

ここでは「抽出」に関してはもちろん、「データ抽出」や「抽出条件」の言い方も一緒に紹介していきます。

一緒に勉強していきましょう。

「抽出」は英語で”extraction”という

「抽出」という日本語を英語に変換する場合、”extraction”という単語が適切です。

“extraction”は、名詞の英単語となり、動詞では”extract(抽出する)”が存在します。

どちらも非常に役立つ英語表現なので、一緒に覚えておきましょう。

Aさん
“extract”や”extraction”は、どちらもビジネスシーンや、どちらかというとフォーマルなシーンで使われる単語のイメージです。

「データ抽出」は英語で?

「抽出」=”extraction”ということが判明しましたが、「データ抽出」はどうなるでしょうか?

実はすごく簡単であり、「データ」=”data”と英語変換できるため、答えは”Data extraction”となります。

もちろん、複合表現としてでなく「データを抽出する」と崩してから”extracting data”のように訳しても問題ありません。

先に紹介した”extraction(名詞)”と”extract(動詞)”を使えば、簡単に訳すことができるのです。

「抽出条件」は英語で?

「データ抽出」では、日本語をそのまま英語に変換することで、”Data extraction”という単語が英訳となっていました。

では、「抽出条件」はどうなのでしょう?

実はこちらも単純に複合表現として、英語変換することができます。

「抽出」=”extraction”、「条件」=”condition”となるので、組み合わせることで”extraction condition”が答えとなります。

こちらも「抽出する条件」と崩してから、”Conditions for extracting”と訳すのもありです。

Bさん
英検の英作文や受験などでも役立つテクニックとなりますが、わからない単語を頑張って思い出せない時は、一旦日本語を崩しましょう。日本語を崩すと知っている単語にたどり着ける可能性が上がるので、必ずしも直訳を無理して出そうとする必要がなくなります。

そもそも「抽出」ってどういう意味?

ここまでは「抽出」を英語にすることばかりを考えていましたが、実際そもそも日本語の意味は正しく理解できているでしょうか?

「抽出」の意味を詳しく調べたところ、下記のような答えが出てきました。

1 多くの中からある特定のものを抜き出すこと。「名簿から該当者を無作為に―する」
2 液体または固体の中から特定の物質を溶媒に溶かして取り出すこと。「花から精油を―する」

参考:goo辞書

1番に関しては、ごちゃごちゃした紙の束から、メモの描いてある紙を抜き出すイメージですよね。

2番に関しては特にサイエンスのシーンで使われるイメージが近いと思うので、使用用途によってしっかりと脳みそに意味を定着させておきましょう。

「抽出」を使った例文紹介

EXCEL

ここまでは「抽出」=”extraction”・”extract”に関して詳しく勉強してきました。

実際に「抽出条件」や「データ抽出」のような複合表現も、学んできましたよね。

ここからはより実践的に、これらを使った例文を紹介していきます。

この項目を読めばすぐに実践で使えるので、一緒に頑張っていきましょう。

昨日買ったコーヒーを抽出する。

  • I’m extracting the coffee I purchased last night.
    訳)昨日買ったコーヒーを抽出する。

まずは”extraction(抽出)”を、動詞形の”extract(抽出する)”として例文を作ってみました。

“extract”は、現在進行形にすると”extracting”となり、”extracting the coffee”で「コーヒーを抽出する」という表現を作ることができます。

“purchased”は、”purchase(購入する)”の過去形であり、近しい表現としては”buy(買う)”があるので覚えておきましょう。

Aさん
“buy”と”purchase”の違いは、日本語でも差があるように「買う」と「購入する」の違いと同様です。「買う」は話し言葉で使われやすい表現であり、「購入する」は書き言葉で使われやすい表現という違いがあります。

抽出条件を設定する方法を調べたい。

  • I would like to find out how to set up extraction conditions.
    訳)抽出条件を設定する方法を調べたい。

「抽出条件」とGoogleで検索を掛けたときに、調べられている疑問を英文にしてみました。

“extraction conditions(抽出条件)”を使って、”I would like to ~(~したい)”から文章を構築しています。

“find out”は、「分からないことを分かるようにしたい」>「調べたい」となり、”how to set up”で「設定方法」という意味を持つのです。

一見難しそうな文章となりますが、”extraction conditions”という英単語のレベルに合わせて文章を考えるとなると、必然的に難しくなってしまうのも仕方ないポイントといえます。

EXCELでデータを抽出する方法を知りたい。

  • I would like to find out how to extract data from EXCEL.
    訳)EXCELでデータを抽出する方法を知りたい。

「抽出条件」の例文を運用することで、EXCELのデータ抽出に関する文章を考えてみました。

こちらは、”extract A from B”の「BからAを抽出する」という便利な表現を使って構築しています。

「データ」を「EXCEL」から抽出したいので、”extract data from EXCEL”となるのです。

EXCELってなに?

そもそもPCにあまり触れない人からすると、「EXCELってなんやねん」となるかもしれません。

Microsoft Excelは、マイクロソフトがWindows、macOS、iOSおよびAndroid向けに開発・販売している表計算ソフト。

参考:Wikipedia

EXCELは、正式名称が”Microsoft Excel”となり、最近では”Google Spreadsheet”なんかも同じような役割をすることから、触れている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

表計算ソフトの代表例となるのがこのEXCELなので、知らなかった方はここで覚えておくと便利です。

まとめ

こちらの記事では、「抽出」に関して詳しく紹介してきました。

「データ抽出」や「抽出条件」のような、複合表現は覚えておくと非常に便利なのでインプットしておきましょう。

また、本記事で紹介した例文に関しても、自分なりに色々使って工夫してみてください。

ここまで読んでいただきありがとうございました。