「ネズミ」を英語で表現する場合、どのように表現するか分かりますか?
日本では特に身近な動物の一種類といっても過言ではないネズミですが、英語にすると少し難しく感じてしまうかもしれません。
こちらの記事では、ネズミの英語表現はもちろん、応用として例文をいくつか紹介していきます。
ぜひ参考にしてください。
「ネズミ」は英語で何という?
皆さんは「ネズミ」を英語で表現できますか?
ネズミといえば、日本でも多くの人に親しみのある動物ですが、それは海外でも同様です。
「ネズミ」の英語はもちろん、ネズミに関する様々な疑問に答えていきます。
一緒に勉強していきましょう。
「ネズミ」は英語で”mouse”と表現する
「ネズミ」を英語で表現する場合、”mouse”とするのが一番一般的です。
日本語で言うところの「マウス」に当たる発音となりますが、パソコンの周辺機器である「マウス」も同様のスペルを書きます。
“mouse”の変形(名詞)
“mouse”を名詞で使う場合は、下記のような変形をしていきます。
三人称単数現在に関しては、”S”を付けるだけで問題ありません。
正し、複数形に関しては形がガラッと変わり、”mice”となるので覚えておきましょう。
- mouses(三人称単数現在)
- mice(複数形)
動詞: mousing(現在分詞) moused(過去形) moused(過去分詞) mouses(三人称単数現在)
名詞: mice(複数形)
“mouse”の変形(動詞)
“mouse”という単語は、動詞で「うろつく」という意味を持ちます。
名詞のイメージが動物の影響で非常に強いですが、試験などでは時々出題されるひっかけ問題なので、ここで変形を覚えておきましょう。
- mouse(現在形) – moused(過去形) – moused(過去分詞形)
- mousing(現在分詞)
過去形・過去分詞形に関しては、”mouse”の最後が”E”で終わるので、”d”を付けるのみで成り立ちます。
またing形に関しては、最後の”E”→”i”に置き換わるので注意しましょう。
“mice”と”mouse”の違い
“mice”と”mouse”の違いは、”mouse”の変形でも学んだように、「単数形」か「複数形」かの違いにすぎません。
“mice”の場合は、「マウス」ではなく「マイス」という発音になり、スペルが全く異なるので注意が必要です。
特に”mouse”としての先入観がある、このような単語に関しては試験などのひっかけ問題としてよく出現するので、変形もしっかりと一緒に覚えることが重要です。
「ドブネズミ」は英語で何?
「ネズミ」は英語で、”mouse”と表現することが分かりましたが、「ドブネズミ」になるとどうなるのでしょうか?
実は、ドブネズミとなると英語に変換する際、色々な表現が存在するので、下記まとめをご覧ください。
brown rat《動物》 Norway rat《動物》 norway rat《動物》〔【学名】Rattus norvegicus〕 Rattus norvegicus《動物》〔学名◆【同】norway rat〕 sewer rat《動物》 wharf rat《動物》 引用:英辞郎 on the WEBより
一番主流なのが”brown rat”という表現です。
“brown”は、色の「ブラウン(茶色)」の意味を持ち、”rat”には”mouse”と同様に「ネズミ」という意味があります。
ドブネズミの場合は、”brown mouse”とは言わないので注意が必要です。
※”mouse”と”rat”の違いは下で紹介しています。
「マウス」と「ラット」の違いは?
ここまでは”mouse”=「ネズミ」という説明を中心に紹介してきましたが、実は”rat”も同様に「ネズミ」という意味を持つ英単語として登場してきましたよね。
「マウス」と「ラット」は、どちらも「ネズミ」となりますが、違いは下記の通りの様です。
大きなネズミを「ラット」、小さなネズミを「マウス」と呼び分けることが多いようです。一般的にラットは食べ物を食い荒らす野生の害獣としてのネズミ、マウスは小型で可愛らしい、ペットとして扱われるネズミという認識です。 引用:生活110番より
上記説明は、英語圏におけるイメージの説明となるので、海外でネズミを見かけた際は、言い換えが出来るようにしておくと便利です。
“ratting” = “コソコソ隠れる”
最近流行りのFPSゲームなどでは、若者言葉でいうところの「イモる」を英語で”ratting”と表現するようです。
“Someone is ratting on the corner(誰かが角待ちしてる)”なんて言い方もできるので、”rat”を動詞として使えるようにしておくともっと便利となります。
「ネズミ」を使った例文
「ネズミ」の英語表現に関しては、”mouse”や”rat”ということで理解できたかと思われます。
実際に、「マウス」や「ラット」の違いも分かったと思うので、ここからは応用編です。
「ネズミ」に関して詳しく学んだので、一緒に例文を読みながらインプットしていきましょう。
ネズミは昼間何してるの?
- what do rats do during the day?
訳)ネズミは昼間何してるの?
夜に出現するイメージのあるネズミですが、昼間は何をやっているのかという疑問を例文にしてみました。
“What do A do?(Aは何をしている?)”という、よく使われる便利表現を土台に文章を構築しています。
“during the day”に関しては、「昼間」という便利な使い方ができるので覚えておきましょう。
ミッキーマウスのモデルは、ハツカネズミだ。
- Mickey Mouse is modeled after a house mouse.
訳)ミッキーマウスのモデルは、ハツカネズミだ。
「ネズミ」といえば、日本人なら「ミッキーマウス」をイメージする人も多いはずです。
そんな、ミッキーマウスは「ハツカネズミ」が由来となっているとのこと。
“A is modeled after B”で、「AはBがモデルだ」という表現ができるのでぜひ使ってみてください。
ちなみに”house mouse”は「ハツカネズミ」という英語表現となります。
ドブネズミみたいに美しくなりたい。
- I want to be beautiful like a brown rat.
訳)ドブネズミみたいに美しくなりたい。
「ネズミ」の説明の中で、「ドブネズミ」を一緒に英語で勉強してきましたよね。
そんな「ドブネズミ」が印象強い歌詞が、あったので英訳してみました。
“I want to be like A”「Aのようになりたい」という、よく使われる英語表現を土台に「美しくなりたい」を”beautiful”として表現できます。
まとめ
こちらの記事では、「ネズミ」に関して色々な角度から紹介してきました。
ネズミの代表的な英語の例は、”mouse”や”rat”となりますが、どちらもサイズによって言い方が異なる違いがありましたよね。
他にも「ドブネズミ」を英訳したり、例文をいくつか紹介してきました。
どれも非常に役立つ表現ばかりなので、ぜひ自分なりに落とし込んで使ってみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。